Mackerel では macOS 向けの mackerel-agent の Homebrew Tap を提供しています。以下の手順で macOS マシンの監視を行うことが可能です。
ただし、 macOS は mackerel-agent の公式サポート対象とはなっておりませんのでご了承ください。サポート対象OSについてはこちらをご確認ください。
また、本ページでは Homebrew を /usr/local
ディレクトリにインストールしていることを前提に説明しています。
例えば、 Apple シリコン搭載の Mac にネイティブ対応した Homebrew をご利用の方は、 /usr/local
を /opt/homebrew
に読み替えてください。
Homebrew のインストール先は brew --prefix
コマンドで確認できます。
mackerel-agent のインストール
Homebrew の予め導入された環境で、以下のコマンドを実行してエージェントをインストールできます。
brew install mackerelio/mackerel-agent/mackerel-agent
設定ファイルを編集
Homebrew でインストールしたエージェントの設定ファイルは /usr/local/etc/mackerel-agent.conf
に配置されます。
エージェントを起動する前に、設定ファイルにAPIキーを設定する必要があります。 APIキーの設定は以下のコマンドでおこなえます。
mackerel-agent init -apikey="<YOUR_API_KEY>" -conf /usr/local/etc/mackerel-agent.conf
APIキーはオーガニゼーションのページから確認できます。このAPIキーでオーガニゼーションを識別しますので、APIキーは外部に漏らさないようご注意ください。
詳細はmackerel-agent仕様をご覧ください。
設定ファイルを利用して、以下のことを実現できます:
エージェントを起動/停止する
エージェントの起動や終了を行うには、それぞれ以下のコマンドを実行します。
brew services start mackerel-agent
brew services stop mackerel-agent
エージェントのログは /usr/local/var/log/mackerel-agent.log
に出力されます。
エージェントが正しく動きはじめると、Mackerelにホストとして登録されます。ダッシュボードなどでご確認ください。