エージェントをインストールする

Mackerelにユーザー登録し、オーガニゼーションを作成すると、エージェントをインストールしてホストを登録できるようになります。エージェントのインストール手順については、お使いの OS ごとのヘルプを参照してください。なお、動作をサポートする環境については 対応環境 を参照してください。

エージェントをインストールする際に発生する通信

セットアップスクリプトを使用したエージェントのインストール時は下記への通信が行われます。インターネットへの通信が制限されている環境においては、あらかじめ通信を許可してからエージェントのインストールを行ってください。

エージェントが動作する際に発生する通信

エージェントのインストール後は下記への通信が行われます。通信できない場合にはエージェントが起動せず、メトリックの投稿が行えません。

インターネットへ直接通信できないサーバー向けに、エージェントでは プロキシサーバー の利用が可能となっています。

エージェントの設定ファイル

エージェントの設定ファイルは下記の場所にあります。設定ファイルを利用して行えることは mackerel-agent仕様 をご覧ください。

  • Amazon Linux / CentOS / Red Hat Enterprise Linux 派生 OS / Ubuntu / Debian の場合
    • /etc/mackerel-agent/mackerel-agent.conf
    • KCPS版:/etc/mackerel-agent/mackerel-agent-kcps.conf
  • Windows Server の場合
    • 64bit版:C:\Program Files\Mackerel\mackerel-agent\mackerel-agent.conf
    • 32bit版:C:\Program Files (x86)\Mackerel\mackerel-agent\mackerel-agent.conf

エージェントのアンインストール

エージェントのアンインストールはお使いのパッケージングシステムにあわせて行ってください。

エージェントのアンインストール時に削除されないファイル

下記のディレクトリ配下にあるエージェントの設定ファイルや idファイルは、エージェントをアンインストールしても削除されません。これらのファイルが残った状態でエージェントを再インストールすると、ホストIDや設定を再利用できます。ただし、そのIDのホストが退役済みの場合はIDを再利用できず、また、エージェントの起動に失敗するため、idファイルを削除したうえでエージェントを起動してください。

  • Amazon Linux / CentOS / Red Hat Enterprise Linux 派生 OS / Ubuntu / Debian の場合
    • /var/lib/mackerel-agent
    • KCPS版:/var/lib/mackerel-agent-kcps
  • Windows Server の場合
    • 64bit版:C:\Program Files\Mackerel\mackerel-agent
    • 32bit版:C:\Program Files (x86)\Mackerel\mackerel-agent

KCPS外のホストをKCPS版Mackerelで監視する場合

設定ファイルの一番上の行に以下の設定を記述してください。

apibase = "https://kcps-mackerel.io/"