2段階認証の必須化とは
Mackerel のオーガニゼーションで2段階認証の強制を有効にすると、オーガニゼーションへのアクセス時にユーザーへ2段階認証の設定を必要とするようになります。オーガニゼーションのセキュリティを強化し、お客さまの各種リソースの保護に貢献します。
2段階認証の必須化を有効にする
- オーガニゼーションのオーナーが2段階認証を有効にしている必要があります。まだ有効になっていない場合は、2段階認証を利用するの手順に従って設定してください。
- オーガニゼーションの設定ページに移動して、強制2段階認証のスイッチをオンにしてください。この操作はオーガニゼーション管理者以上の権限を持っているユーザーが行えます。
設定が完了すると、2段階認証が有効になっていないユーザーは、有効にするまでオーガニゼーションにアクセスできなくなります。
2段階認証を必須化した場合にできなくなること
オーガニゼーションの管理が不能になることを防ぐため、2段階認証を必須化したオーガニゼーションはいくつかの制限が追加されます。
- 2段階認証を設定していないユーザーへ、2段階認証を必須化したオーガニゼーションのオーナー権限を移譲できなくなります
- 2段階認証を必須化したオーガニゼーションが1つ以上あれば、オーナーは自身の2段階認証を解除できなくなります
- オーナーは自身のログインパスワードを削除できなくなります
- 2段階認証を必須化したオーガニゼーションにアクセス可能な認証方式からパスワードを外せなくなります
この制限は、必須化をオフにすると制限のない状態に戻せます。また、複数のオーガニゼーションを保有している場合、2段階認証の必須化を行なっていないオーガニゼーションに対しては影響を与えません。