外部コラボレーターを管理する

本機能の利用にはSAML認証を含むMackerel上位プランのご契約が必要です。

SAML認証の基本的な設定については、SAMLを設定するをご覧ください。

外部コラボレーターは、「SAML認証を強制」を有効にしたオーガニゼーショングループにおいて、例外的にSAML認証を行わずにいくつかのオーガニゼーションに所属可能なユーザーのことです。 IDプロバイダーの管理外であるものの業務の都合上オーガニゼーションへアクセスさせたいユーザーがいる場合などにお使いいただけます。

オーガニゼーショングループの管理者は、サイドバーの「外部コラボレーター」から、外部コラボレーターの管理画面にアクセスできます。

外部コラボレーターの一覧画面。外部コラボレーターの一覧が表形式で表示されている。画面右上には「招待する」ボタンがある。有効な外部コラボレーターの行の右には「権限変更」ボタンと「削除」ボタンがある。無効な外部コラボレーターはグレーアウトされ、右には「このユーザーはSAML認証を使ってサインインしているため無効になりました」の表示と「削除」ボタンがある

外部コラボレーターの招待

外部コラボレーターを招待するには、まず外部コラボレーターの管理画面で「招待する」ボタンをクリックします。

外部コラボレーターの追加画面。画面上部には、メールアドレスの入力ボックスがある。画面下部には、所属させるオーガニゼーションと権限のリスト、「追加」ボタンと「キャンセル」ボタンがある。

招待したいユーザーのメールアドレスを入力し、オーガニゼーショングループの各所属オーガニゼーションでの ユーザー権限 を選択して、「追加」ボタンをクリックします。

メールアドレスが以下のいずれかに相当する場合、外部コラボレーターとして招待できません。

  • Mackerelにユーザー登録していないメールアドレスである。
  • 既に外部コラボレーターとして追加されているメールアドレスである。
  • 対象のオーガニゼーショングループで既にSAML認証しているユーザーのメールアドレスである。
  • 対象のオーガニゼーショングループの所属オーガニゼーションのオーナーのメールアドレスである。

外部コラボレーターがまだMackerelにユーザー登録されていない場合は、まずMackerelへのユーザー登録(Mackerelサインアップ)をしてもらうよう依頼してください(オーガニゼーションの作成までは不要です)。 オーガニゼーションのオーナーのメールアドレスを指定したい場合は、そのオーガニゼーションのオーナー権限を他のユーザーに移譲してください(オーガニゼーションのオーナー権限について)。

また、あるオーガニゼーションのユーザー権限として「割当なし」を選択した場合、外部コラボレーターはそのオーガニゼーションには所属しません。

外部コラボレーターの権限変更・削除

外部コラボレーターのオーガニゼーションごとのユーザー権限の変更は、外部コラボーレーターの管理画面で、対象の外部コラボレーターの右側にある「権限変更」ボタンから行えます。 外部コラボレーターのオーガニゼーションでのユーザー権限は、対象のオーガニゼーションのメンバー管理画面からも変更可能です。

外部コラボレーターを削除するには、対象の外部コラボレーターの右側にある「削除」ボタンをクリックします。 外部コラボレーターから削除されたユーザーは、オーガニゼーショングループのすべての所属オーガニゼーションから退出します。 なお、外部コラボレーターから削除されても、Mackerelユーザーとしては削除されません。

外部コラボレーターのSAML認証

外部コラボレーターがSAML認証を行った場合、その時点で外部コラボレーターではなくなり、SAML認証したユーザーと同じ扱いになります。 外部コラボレーターの管理画面では「このユーザーはSAML認証を使ってサインインしているため無効になりました」と表示され、削除だけが行える状態になります。