mackerel-agent が Amazon Linux 2023 に対応しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の戸谷( id:KGA )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

mackerel-agent が Amazon Linux 2023 に対応しました

mackerel-agent が、先日GAとなりました Amazon Linux 2023 に対応しました。

こちらのヘルプページに記載のワンライナーやrpmコマンドにてインストールいただくことができます。

mackerel.io

また、新規ホスト登録画面にもコマンドの記載がございますのでご利用ください。

Amazon Linux のインストールコマンド

AWS インテグレーションにより Aurora Serverless v2 インスタンスから取得できるメトリックを追加しました

事前にお知らせしていましたとおり、AWS インテグレーションの RDS 連携により Amazon Aurora Serverless v2 インスタンスから取得できるメトリックを追加しました。

仕様の変更内容や変更による影響など詳しくはこちらのエントリをご覧ください。

mackerel.io

Azure インテグレーションにより Azure SQL Database から取得できるメトリックを一部変更しました

Azure SQL Databse の Premium レベルと Business Critical レベルの SKU でのみ利用できるインメモリ OLTP ストレージのメトリックに関して、これまではメトリックが利用できない SKU の場合にも値を0として投稿していましたが、投稿されないように変更しました。

対象のメトリック Mackerel 上のメトリック名
In-Memory OLTP Storage percentage(xtp_storage_percent) azure.sql_database.xtp_storage.percent

mackerel-plugin-php-apc において PHP 7 以降で APCu からのメトリック取得が失敗する問題を修正しました

こちらの修正は以下のバージョン以降に含まれます。

  • mackerel-agent-plugins v0.78.0

こちらは id:uzulla さんにコントリビュートいただきました。ありがとうございました!

ゴールデンウィーク期間中におけるサポート窓口対応の休業のお知らせ

Mackerel サポートにお問い合わせいただいた対応につきまして、以下の期間中はお休みをさせていただきます。

ゴールデンウィーク休業期間:2023年4月29日(土)〜2023年5月8日(月)

この期間中にいただいたお問い合わせについては、2023年5月9日(火)以降に順次対応させていただきます。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

Webコンソールのデザインをリニューアルしています ほか

こんにちは。Mackerel チーム CRE の五十嵐( id:masarasi )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

Webコンソールのデザインをリニューアルしています

Mackerel のデザインチームでは現在、Web コンソールのデザインリニューアルプロジェクトを進めています。本プロジェクトは、重要な情報を視覚的に把握しやすくし、ユーザーのみなさまによりわかりやすく使っていただくことを目的としています。

既にお気づきのユーザーの方もいらっしゃると思いますが、デザインの変更点についていくつかピックアップしてご紹介します。

ダッシュボードのOverview

Overview などに表示されるアラート一覧では、すべてのアラートに in Progress という赤いラベルが付き、ステータスが Critical か Warning か一目で判別しづらかったのですが、新しいデザインではわかりやすくなっています。

また、アラートの件数やホスト台数の数字は関連する画面へのリンクになっているのですが、それがわかりづらかったため、▶ を付けてただの表示ではなくリンクがそこに存在することを示すデザインにしています。

Before
After

ホスト情報やアラートなどの検索

ホスト詳細画面の上部にあるホスト情報やアラート一覧の検索部分の、背景色や枠などのデザインを統一しました。従来より各項目の境界がわかりやすくなっています。

アラート検索

入力フォーム

設定画面などでフォーカスしている項目がわかりやすくなりました。

監視ルールの入力フォーム

今後もユーザーのみなさまが使いやすいようなデザインにアップデートしていく予定です。これからもどんどん進化していく Mackerel をよろしくお願いします!

数値ウィジェットの値を基準値に応じて強調できるようになりました

カスタムダッシュボードの数値ウィジェットに、新たにフォーマットルールという設定項目が追加されました。ここに設定した基準値に応じて数値ウィジェットの値が強調して表示されます。

一目で変化に気づきやすくなると思いますので、ぜひご活用ください!また、フォーマットルールは API による設定にも対応しています。

ウィジェットの設定画面

強調して表示された例

DNSの応答を監視するcheck-dnsプラグインをリリースしました

ご要望の多かった DNS の応答を監視するためのチェックプラグイン、check-dns をリリースしました!

下記のように名前解決を行いたい FQDN や問い合わせ先の DNS サーバを指定して、名前解決ができるかどうかをチェックできます。

check-dns -H a.root-servers.net -s 8.8.8.8

チェック監視を行う場合は mackerel-agent.conf に下記のように記述します。

[plugin.checks.dns-sample]
command = ["check-dns", "-H", "a.root-servers.net", "-s", "8.8.8.8"]

check-dns プラグインは mackerel-check-plugins v0.44.0 以降に同梱されます。チェックプラグインの パッケージ をアップデートしてご利用ください。

また、check-dns で使用可能なオプションなどについては下記の README をご確認ください。

github.com

mackerel-plugin-mongodbでサポートするMongoDBのバージョンを変更しました

mackerel-plugin-mongodb プラグインがサポートする MongoDB について、先日のアナウンス の通り mackerel-agent-plugins v0.78.0 以降、対象バージョンを以下に変更しました。

  • MongoDB 3.6 以降(4.0、4.2、4.4、5.0、6.0)

サポートバージョンより前のバージョンの MongoDB を監視する場合は、mkr plugin install にて mackerel-plugin-mongodb v1.0.0 をインストールしてご利用ください。 以前のアナウンスの中でも詳しい導入手順を紹介しています。こちらの記事をあわせてご確認ください。

なお、上記の方法でご利用いただく場合のトラブルシューティングなどについては、サポート窓口では対応いたしかねます。

アクセシビリティの改善を行いました

  • モーダルのボタンがフォーカスされる順番が右から左になっていたのを、左からフォーカスされるように改善しました

不具合を修正しました

  • mackerel-plugin-mysql でレプリケーションの情報が取得できない不具合を修正しました。修正版は mackerel-agent-plugins v0.77.0 以降に同梱されます。

監視ルールのメモの文字数上限を拡大しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の武藤( id:kmuto )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

監視ルールのメモの文字数上限を拡大しました

従来は250文字だった監視ルールのメモの文字数上限を、2,048文字に拡大しました。通知の際の情報を、より詳細に記載いただけます。「長いURLを掲載しようとして入れられなかった」などこれまでご不便を感じていた方も、ぜひこの機会にご利用ください。

mackerel-statsdをmackerelio-labsで公開しました

Mackerelは1分単位でメトリックを格納しますが、アプリケーションやサービスによっては1分の中で監視対象の値に大きな変動があることがあります。

この対策の一例として、軽量なStatsDプロトコルでメトリック値を受け取って蓄積し、1分間での値の合計、あるいは1分間での平均値・最小値・最大値をMackerelにメトリックとして投稿する、「mackerel-statsd」というアプリケーションをこのたび公開しました。

github.com

サンプルアプリケーションも収録しています。

StatsDプロトコルはシンプルなプロトコルなので、アプリケーションへの実装も簡単です。ぜひご活用ください。

前回もmackerel-sql-metric-collectorをご紹介いたしましたが、mackerelio-labsのGitHub Organizationでは、Mackerelチームの新しい取り組みから生まれたソフトウェアを公開しています。

github.com

アクセシビリティの改善を行いました

以下の操作について、キーボードでフォーカスできるようになりました。

  • 「外形監視」内:HTTPリクエストヘッダの追加・削除ボタン
  • 「サービス」内:ダウンタイムのポップアップウィンドウ内にある、メニューやボタン

【予告】mackerel-plugin-mongodbでサポートするMongoDBのバージョンを変更します

これまでmackerel-plugin-mongodbは、MongoDB 2.2 〜 4.2のバージョンを動作対象としていました。このたびサポートバージョンの見直しを行い、以下をサポートするように変更いたします。

  • MongoDB 3.6 以降(4.0、4.2、4.4、5.0、6.0)

本変更は、近年リリースされていたMongoDBでプラグインの動作が行えていなかった不具合を修正しました。これにあわせて、下位バージョンのサポートを終了させていただきます。

変更が適用されるバージョン

mackerel-agent-plugins v0.78.0

サポートバージョンより前のバージョンのMongoDBをご利用の方へ

このプラグインはmackerel-agent-pluginsパッケージに含まれていますが、サポートバージョンより前のバージョンのMongoDBを維持するためにパッケージを更新することをためらわれてしまうなど、支障が出ることが想定されます。この対応として、従来のmackerel-plugin-mongodb v1.0.0を mkr plugin install にてインストールできるよう準備しています。サポートバージョンより前のバージョンのMongoDBを利用されている方は、こちらをご利用ください。

mkr plugin install mackerelio/mackerel-plugin-mongodb@v1.0.0

GitHub より個別バイナリをダウンロードできます。

本方法でダウンロードできるプラグインの利用方法やトラブルシューティングについては、サポートの対象外とさせていただきます。

Terraform Provider Mackerelのいくつかの不具合を改善しました

  • ダッシュボードのグラフウィジェットのrangeが未指定の場合、適用時にクラッシュするのを修正しました。
  • ダッシュボードのウィジェットにおいて、1つのみ指定されることを想定しているブロック(rolelayoutなど)を構文上で複数個受け入れてしまっていた問題を修正しました。

Terraform Provider Mackerelについては以下を参照してください。

registry.terraform.io

OSSパッケージのいくつかの不具合を改善しました

  • JSONをメトリック化するプラグイン「mackerel-plugin-json」のLinux版において、新しいglibcに依存していたのを修正し、古いglibcの利用環境でも動作するようにしました。
  • Windowsへのmackerel-agentのインストールが特定の条件下において失敗する問題を修正しました。

【再案内】2023年3月8日(水)にメンテナンスのためシステムを一時停止します

先般お伝えしたとおり、計画的なメンテナンスのため、以下の日程にてMackerelのシステムを一時停止いたします。ご利用の皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

  • 2023年3月8日(水) 14:00〜16:00(JST)
    • 上記作業時間の範囲内で一時的にシステムが停止します。
    • 上記は最長の場合です。メンテナンス終了次第システムは再開します。
    • データベースメンテナンスのため、問題が発生した場合の切り戻しも含めたメンテナンスウィンドウとなります。正常に進行すれば終了予定時間よりも前倒しで終了する見込みです。

詳細については下記の告知をご参照ください。

mackerel.io

カスタムダッシュボードのグラフウィジェットに補助線が引けるようになりました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の西山( id:tukaelu )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

カスタムダッシュボードのグラフウィジェットに補助線が引けるようになりました

カスタムダッシュボードのグラフウィジェットに、任意の固定値で補助線が引けるように対応しました。

過去の実績や予想値など、グラフ上で目安となる値を設定して日々の監視にお役立てください。

なお補助線を設定する際にラベルに入力した内容は、補助線の右側にあるフラッグアイコンにマウスをホバーさせるとポップアップ表示されるので、注釈などを入力しておくと便利です!

mackerel-sql-metric-collectorをmackerelio-labsで公開しました

先日公開した「Mackerelを使ったSLI/SLOによるサービス運用の紹介」の記事の中でも紹介していますが、Amazon Athenaや対応するRDBMSなどで実行したクエリの結果をメトリックとして投稿する mackerel-sql-metric-collector を公開しました!

紹介記事にあるように、AthenaでALBのログからレイテンシを集計してSLI/SLOの監視に役立てるなど、Mackerelでの監視をより強力にしてくれるツールになるかと思いますので、ぜひご活用ください!

またmackerelio-labsのGitHub Organizationでは、Mackerelチームの新しい取り組みから生まれたソフトウェアを公開しています。

github.com

今後も新しいソフトウェアを公開予定ですので、ぜひチェックしていただければと思います!

mackerel-plugin-mysqlが対応するMySQLのバージョンが変更になりました

mackerel-plugin-mysqlプラグインが対応するMySQLについて、先日のアナウンスの通り、対象バージョンが以下に変更となりました。

  • MySQL 5.7以降
  • MySQL 8.0以降

サポートバージョンより前のバージョンのMySQLを監視する場合は、mkr plugin installにてmackerel-plugin-mysql v1.0.0をインストールしてご利用ください。 以前のアナウンスの中でも詳しい導入手順を紹介しています。こちらの記事をあわせてご確認ください。

また上記の方法でご利用いただく場合のトラブルシューティングなどについては、サポート窓口では対応いたしかねます。

check-ssl-certに証明書検証に関するオプションを追加しました

check-ssl-certプラグインで、証明書検証をより柔軟に行うためのオプションを追加しました。

オプション 説明
--ca-file クライアント認証に使用するCA証明書を指定
--cert-file クライアント認証に使用する証明書を指定
--key-file クライアント認証に使用する鍵ファイルを指定
--no-check-certificate 証明書の検証を行わない

apt v1向けのリリースを停止しました

Ubuntu/Debian向けに提供していたapt v1リポジトリ向けのリリースを停止しました。 今後はv1向けにはアップデートを提供しないため、v2リポジトリへの移行をご検討ください。

mackerel-agentでWindowsのOS名が正しく取得できない場合がある問題を修正しました

デスクトップ向けなど一部のWindows OS環境で、OS名が正しく取得できない問題を修正しました。

この修正に伴い、mackerel-agent v0.75.0以降にアップデートするとホスト詳細画面の上部に表示されるOS名が以下のように若干変更となる場合がございます。

修正前 修正後
Windows Server 2022 Datacenter Microsoft Windows Server 2022 Datacenter

アクセシビリティを改善しました

  • 以下の画面のタブをカーソルキーで移動できるように改善しました。
    • サービス設定画面
    • カスタムダッシュボードのMarkdownウィジェット
  • オーガニゼーション一覧で、アラート件数によるソートにフォーカスを当てることで、キーボードから操作可能になりました。

Red Hat Enterprise Linuxおよびその派生の多くのLinuxディストリビューションにエージェントが正式対応しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の武藤( id:kmuto )です。2023年最初となる、今回のアップデート内容をお知らせします。

Red Hat Enterprise Linuxおよびその派生の多くのLinuxディストリビューションにエージェントが正式対応しました

多くのご要望をいただいておりました、Red Hat Enterprise Linuxおよびその派生のLinuxディストリビューションへのMackerelエージェントの対応強化をこのたび行いました。

Red Hat Enterprise Linux 8、9および、以下のRed Hat Enterprise Linux派生ディストリビューションで、Mackerelエージェントのインストール・動作が正式にサポート対象となります。

  • CentOS 7
  • CentOS Stream 8、9
  • MIRACLE LINUX 8、9
  • AlmaLinux 8、9
  • Rocky Linux 8、9

詳細については以下をご覧ください。

mackerel.io

CentOS 8のサポートを終了しました

上記に伴い、CentOS 8のサポートを終了しました。インストール済みのMackerelエージェントは引き続きご利用いただけますが、不具合などが発生してお問い合わせをいただいても、サポートしかねる場合があることをご了承ください。

アクセシビリティの改善を行いました

昨年はMackerelのWebコンソールについてアクセシビリティの改善を多く行ってきましたが、本年もより多くの方々に使いやすくなるよう、改善を進めています。

スクリーンリーダーおよびVoice Overで主画面に簡単にジャンプできるようになりました。また、サイドバーのリンクが現在のページと一致するときには「現在のページ」と読み上げられるようになりました。

各画面において、以下の要素にキーボードでフォーカスできるようになりました。

  • ミュートボタン
  • 所属オーガニゼーション名および切り替えボタン
  • ホストグラフの全画面モニターの表示切り替えボタン
  • 歯車メニュー
  • 各設定開閉ボタン
  • 検索結果の件数表示(「○○ Results」)

このほかにも、いろいろな画面の多数の要素がキーボードでフォーカスできるようになっています。ぜひお試しください。

複数のホストのステータスを一括で更新するAPIが加わりました

新たなAPIの/api/v0/hosts/bulk-update-statusesを使うと、複数のホストのステータスを一括で standbyworkingmaintenancepoweroff のいずれかに設定できます。

詳細は以下をご参照ください。

mackerel.io

MackerelのWebコンソールでの対応については、今しばらくお待ちください。

なお、複数のホストを一括退役するAPIとしては、 /api/v0/hosts/bulk-retire をご利用いただけます。

Terraform Provider Mackerelを利用して、カスタムダッシュボードをIaCで管理できるようになりました

IaCツールのTerraform向けにTerraform Provider Mackerelを以前より提供しておりますが、カスタムダッシュボードもIaCで管理できるようになりました。類似のダッシュボードを複数作る必要があるときも、Terraform経由で管理することで容易に実現できます。

詳細については以下をご覧ください。

registry.terraform.io

mackerel-plugin-accesslogプラグインのレイテンシーメトリックがマイクロ秒時間に対応しました

Webサーバーのアクセスログからメトリックを収集するmackerel-plugin-accesslogにおいて、レイテンシーの出力値を秒単位でなくマイクロ秒単位の精度まで保持してMackerelに送るようになりました(LTSVフォーマット時)。

mackerel-plugin-accesslogの詳細については以下をご覧ください。

mackerel.io

mkrコマンドでホストメトリック一覧を取得できるようになりました

これまでMackerelのあるホストが持つホストメトリック一覧を取得するにはAPIを直接利用する必要がありましたが、mkr v0.48.0にて、-v冗長オプションでこの取得ができるようになりました。

mkr status -v ホストID

例:

 {
    "id": "xxxxxxxx",
 ...
     ],
    "metrics": [
        "cpu.guest.percentage",
        "cpu.idle.percentage",
   ...

APIとしては以下の/api/v0/hosts/<hostId>/metric-namesを利用しています。

mackerel.io

mkrについて詳しくは CLIツール mkr を使う - Mackerel ヘルプ をご覧ください。

【予告】mackerel-plugin-mysqlでサポートするMySQLのバージョンを変更します

これまでmackerel-plugin-mysqlは、MySQL 5.0以降のバージョンを動作対象としていました。このたびサポートバージョンの見直しを行い、以下をサポートするように変更いたします。

  • MySQL 5.7以降
  • MySQL 8.0以降

本変更は、機能開発に注力するための施策です。今後もさらにユーザーの皆さまに新しい価値を届けられるよう努めて参りますので、本変更への対応にご協力をいただけますと幸いです。

変更が適用されるバージョン

mackerel-agent-plugins v0.76.0

サポートバージョンより前のバージョンのMySQLをご利用の方へ

このプラグインはmackerel-agent-pluginsパッケージに含まれていますが、サポートバージョンより前のバージョンのMySQLを維持するためにパッケージを更新することをためらわれてしまうなど、支障が出ることが想定されます。この対応として、従来のmackerel-plugin-mysql v1.0.0を mkr plugin install にてインストールできるよう準備しています。サポートバージョンより前のバージョンのMySQLを利用されている方は、こちらをご利用ください。

mkr plugin install mackerelio/mackerel-plugin-mysql@v1.0.0
  • GitHub より個別バイナリをダウンロードできます。
  • 本方法でダウンロードできるプラグインの利用方法やトラブルシューティングについては、サポートの対象外とさせていただきます。

CircleCIのセキュリティインシデントへの対応について

2023年1月5日、CI/CDサービスの「CircleCI」でセキュリティインシデントが発生し、CircleCIの顧客データの一部が流出しました。セキュリティインシデントの詳細につきましては、CircleCIの公式ニュース記事 (CircleCI セキュリティアラート: CircleCI 内に保存されているシークレットのローテーションをお願いいたします[1月13日更新]) をご参照ください。

弊社では、本インシデントの発生後ただちに調査および認証情報のローテーションを行い、Mackerelを含め弊社のサービスに本インシデント由来の不正なアクセス等は行われておらず安全なことを確認しております。

ただし、MackerelとCircleCIを結び付けてご利用されているお客さまで、MackerelのAPIキーをCircleCIのシークレット情報として格納されている場合は、念のためローテーションいただくことを強くお勧めいたします。

カスタムダッシュボードが使いやすくなりました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の五十嵐( id:masarasi )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

カスタムダッシュボードが使いやすくなりました

開発チームでは以前より Web コンソール画面の React 化プロジェクトに取り組んできましたが、その一環でカスタムダッシュボードのグラフコンポーネントが React 版になりました。これによりグラフ表示のパフォーマンスが向上しています。

mackerel.io

また、式グラフ編集時の補完やハイライトなどの機能がグラフウィジェットにも対応しました。

式グラフの右上にある 全画面表示 をクリックして表示される画面から 式を編集 をクリックすると、式の編集画面が表示されます。 この編集画面では、補完やハイライトなどが利用できます。

右上の「式の編集」をクリックすると補完機能が利用できる編集画面が開きます

その他にも以下のような操作性の改善や不具合修正などを行っております。これまでよりも使いやすくなったカスタムダッシュボードをぜひご利用ください。

  • 各ウィジェットダイアログが Enter でサブミットできるようになりました
  • エラー内容が表示されるようになりました
  • 一部スタイルが崩れる場合があったのを解消しました

アクセシビリティの改善を行いました

グラフの全画面表示などの画面において、以下の要素にキーボードでフォーカスできるようになりました。

  • グラフの凡例
  • グラフ定義編集ボタン
  • グラフの時間コントロールボタン
  • グラフ定義編集モーダルの順序・削除
  • アノテーション
  • アノテーション追加モーダルの Service・Role 切り替えスイッチ
  • ズームイン・ズームアウトボタン

グラフのキーボード操作の様子

また、グラフ以外にも、ホスト、サービス、アラートなどいろいろな画面の多数の要素がキーボードでフォーカスできるようになっています。ぜひお試しください。

一部の公式プラグインがパッケージに同梱されなくなりました(Linux 向け)

先日以下の記事でお知らせした通り、mackerel-agent-plugins v0.74.0 以降、一部の公式プラグインがパッケージに同梱されなくなりました。

mackerel.io

ご利用の際は mkr plugin installでプラグインをインストールする に記載の方法でインストールを行うか、ソースコードをダウンロードしてご利用ください。

今回対象になったプラグインは以下の通りです。

【再案内】年末年始期間中におけるサポート窓口対応の休業のお知らせ

Mackerel にログインしている状態でヘッダー右上に表示されている「サポートチームへ連絡」からのお問い合わせへの対応について、以下の年末年始期間中はお休みいたします。

年末年始休業期間:2022年12月28日(水)〜2023年1月4日(水)

この期間中にいただいたお問い合わせについては、2023年1月5日(木)以降に順次対応いたします。

一部公式プラグインのサポートレベルの見直しを行います ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦( id:missasan )です。

いよいよ12月に入り今年もあと少しとなりました。Mackerelアドベントカレンダーにも続々と記事が集まっています。おもしろいユースケースや、チームで活用していくためのTips、はてな Mackerelチームの様子など多種多様な記事が投稿されていますので、ぜひご覧ください。

qiita.com

それでは、今回のアップデート内容をお知らせします。

【予告】一部公式プラグインのサポートレベルの見直しを行います

Mackerel では、動作を保証しているLinux用プラグインをdebおよびrpmパッケージとして提供してまいりました。今後、パッケージに同梱されるプラグインで、利用が少ないものやすでに他の機能で代替可能と思われるものについて、パッケージからの除外を進めていくこととなりました。(Windowsのインストーラーに同梱されているプラグインは対象外です。)

本変更は、機能開発に注力するための施策です。今後もさらにユーザーの皆様に新しい価値を届けられるよう努めて参りますので、本変更への対応にご協力をいただけますと幸いです。

パッケージへの同梱が行われなくなることによるサポートなどの変更点、および今回対象となるプラグインは以下の通りです。

変更点

  • パッケージへの同梱、および動作保証が行われなくなります。
  • 現行のバージョンは別リポジトリにて継続してご提供いたします。
    • ご利用の際は、mkr plugin install コマンドを用いたインストール、ソースコードをダウンロードしてご利用ください。
  • サポート窓口へのお問合せや、不具合などがあった際のコード修正につきましては継続を予定しておりますが、解決までに日数をいただくことがございます。ご承知おきください。
  • 新機能への対応は行わない可能性があります。

対象プラグイン

各プラグインのリンクは移転後のリポジトリです。現時点ですでにmkr plugin installの利用が可能となっております。

変更が適用されるバージョン

  • mackerel-agent-plugins v0.74.0

アラートのメモをAPIから更新できるようにしました

アラートの対応状況などをアラートのメモに残したい際に、コマンドラインやスクリプトなどからAPIを利用して更新いただけるようになりました。 これまで手動で変更していたという場合も、APIを使った更新をぜひお試しください。

詳細は、以下ヘルプをご覧ください。

mackerel.io

Kubernetes 環境でのメモリに関するメトリックの内容を変更しました

以前ブログで予告しておりましたとおり、mackerel-container-agent v0.8.0 より、コンテナのメモリ使用量として取得していた値の取得先を変更しました。詳しくは以下ブログ記事を参照ください。

mackerel.io

github.com

Mackerel API のエラーレスポンスの形式を変更しました

以前ブログで予告しておりましたとおり、Mackerel API のエラーレスポンスの形式を変更しました。変更内容の詳細は、以下ブログをご覧ください。

mackerel.io

アクセシビリティの改善を行いました

  • コンボボックスにフォーカスしたときにアウトラインが表示されるようにしました
  • カスタムダッシュボードにおいて、グラフ共有ボタン等をキーボードのTabキーで操作できるようにしました

「Mackerel」が日本企業で初めてAWS Graviton Ready の認定を取得しました

この度、Mackerel がアマゾン ウェブ サービス(AWS)のパートナー制度「AWS Graviton Ready」に認定されました。

詳しくは下記URLよりご覧ください。

hatena.co.jp

年末年始期間中におけるサポート窓口対応の休業のお知らせ

Mackerel にログインしている状態でヘッダー右上に表示されている「サポートチームへ連絡」からのお問い合わせへの対応について、以下の年末年始期間中はお休みさせていただきます。

年末年始休業期間:2022年12月28日(水)〜2023年1月4日(水)

この期間中にいただいたお問い合わせについては、2023年1月5日(木)以降に順次対応させていただきます。