こんにちは。Mackerelチーム CREの須藤 ( id:do-su-0805 ) です。
掲題の通り、AWSインテグレーションのRDS連携によりAurora Serverless v2インスタンスから取得できるメトリックを追加します。
これにより、マイクロホスト換算という形でご利用料金に影響が発生する場合がございます。詳細については以下をご確認ください。
変更日時
- 2023年4月4日(火)を予定しております。
変更内容
Aurora Serverless v2インスタンスから以下のメトリックが追加で取得できるようになります。
メトリック | Mackerel上のメトリック名 |
---|---|
ServerlessDatabaseCapacity | rds.aurora.serverless_database_capacity.capacity |
ACUUtilization | rds.aurora.acu_utilization.utilization |
TempStorageIOPS | rds.aurora.temp_storage_iops.iops |
TempStorageThroughput | rds.aurora.temp_storage_throughput.throughput |
追加で取得できるようになるメトリックに関する詳細は、AWSのドキュメントを参照してください。
仕様変更による影響
今回の仕様変更により、取得されるメトリックの最大数が以下のように変更となります。
- Aurora MySQLの場合
- 現状は最大で43個から、変更後は最大で47個に変更となります。
- Aurora PostgreSQLの場合
- 現状は最大で39個から、変更後は最大で43個に変更となります。
これにより、取得されるメトリックが増加することで、1マイクロホストあたりのメトリック数上限の30メトリックを超過し、ご利用料金に影響する場合がございます。
AWSインテグレーションにより取得するメトリックは、設定により自由に選択することができます。新しく追加されるメトリックは、デフォルトでは取得するようになっていますので、必要に応じて適宜コントロールするようにしてください。