一部公式プラグインのサポートレベルの見直しを行います ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦( id:missasan )です。

いよいよ12月に入り今年もあと少しとなりました。Mackerelアドベントカレンダーにも続々と記事が集まっています。おもしろいユースケースや、チームで活用していくためのTips、はてな Mackerelチームの様子など多種多様な記事が投稿されていますので、ぜひご覧ください。

qiita.com

それでは、今回のアップデート内容をお知らせします。

【予告】一部公式プラグインのサポートレベルの見直しを行います

Mackerel では、動作を保証しているLinux用プラグインをdebおよびrpmパッケージとして提供してまいりました。今後、パッケージに同梱されるプラグインで、利用が少ないものやすでに他の機能で代替可能と思われるものについて、パッケージからの除外を進めていくこととなりました。(Windowsのインストーラーに同梱されているプラグインは対象外です。)

本変更は、機能開発に注力するための施策です。今後もさらにユーザーの皆様に新しい価値を届けられるよう努めて参りますので、本変更への対応にご協力をいただけますと幸いです。

パッケージへの同梱が行われなくなることによるサポートなどの変更点、および今回対象となるプラグインは以下の通りです。

変更点

  • パッケージへの同梱、および動作保証が行われなくなります。
  • 現行のバージョンは別リポジトリにて継続してご提供いたします。
    • ご利用の際は、mkr plugin install コマンドを用いたインストール、ソースコードをダウンロードしてご利用ください。
  • サポート窓口へのお問合せや、不具合などがあった際のコード修正につきましては継続を予定しておりますが、解決までに日数をいただくことがございます。ご承知おきください。
  • 新機能への対応は行わない可能性があります。

対象プラグイン

各プラグインのリンクは移転後のリポジトリです。現時点ですでにmkr plugin installの利用が可能となっております。

変更が適用されるバージョン

  • mackerel-agent-plugins v0.74.0

アラートのメモをAPIから更新できるようにしました

アラートの対応状況などをアラートのメモに残したい際に、コマンドラインやスクリプトなどからAPIを利用して更新いただけるようになりました。 これまで手動で変更していたという場合も、APIを使った更新をぜひお試しください。

詳細は、以下ヘルプをご覧ください。

mackerel.io

Kubernetes 環境でのメモリに関するメトリックの内容を変更しました

以前ブログで予告しておりましたとおり、mackerel-container-agent v0.8.0 より、コンテナのメモリ使用量として取得していた値の取得先を変更しました。詳しくは以下ブログ記事を参照ください。

mackerel.io

github.com

Mackerel API のエラーレスポンスの形式を変更しました

以前ブログで予告しておりましたとおり、Mackerel API のエラーレスポンスの形式を変更しました。変更内容の詳細は、以下ブログをご覧ください。

mackerel.io

アクセシビリティの改善を行いました

  • コンボボックスにフォーカスしたときにアウトラインが表示されるようにしました
  • カスタムダッシュボードにおいて、グラフ共有ボタン等をキーボードのTabキーで操作できるようにしました

「Mackerel」が日本企業で初めてAWS Graviton Ready の認定を取得しました

この度、Mackerel がアマゾン ウェブ サービス(AWS)のパートナー制度「AWS Graviton Ready」に認定されました。

詳しくは下記URLよりご覧ください。

hatena.co.jp

年末年始期間中におけるサポート窓口対応の休業のお知らせ

Mackerel にログインしている状態でヘッダー右上に表示されている「サポートチームへ連絡」からのお問い合わせへの対応について、以下の年末年始期間中はお休みさせていただきます。

年末年始休業期間:2022年12月28日(水)〜2023年1月4日(水)

この期間中にいただいたお問い合わせについては、2023年1月5日(木)以降に順次対応させていただきます。