MackerelのWebコンソールのサイドメニューが日本語化されました ほか

こんにちは。MackerelチームCREの武藤( id:kmuto )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

MackerelのWebコンソールのサイドメニューが日本語化されました

MackerelのWebコンソールを日本語でお使いの方は、サイドメニューが日本語になっていることに気づかれたでしょうか。「Dashboards」が「ダッシュボード」、「Monitors」が「監視ルール」のように変わっています。

Dashboards→ダッシュボードのようにメニューが日本語化されました
日本語化されたサイドメニュー

また、Webコンソール上でのアラート一覧の表示も「In Progress」を「発生中」、「Closed」を「解決済み」のように日本語に変更しました。

アラートの状態が発生中・解決済みと日本語化されました
アラート一覧の日本語表示

今回の日本語化は、「Mackerelは日本で作っているサービスなのに、なぜメニューなどが英語なんでしょう? 日本語のユーザーには日本語になっていたほうがよいのでは?」という、新規ジョインした社員の素朴な疑問がきっかけでしたが、いかがでしょうか。

今後も、英語表記の箇所について、違和感を覚えないようデザインとのバランスを鑑みながら日本語化を進めて参ります。

EFS、Step Functions、Kinesis Data Streams、Kinesis Data Firehose、Redshiftでタグによる自動ロール割り当てができるようになりました

前回の告知で、AWSインテグレーションにおいてAWSのタグに基づきMackerelのロールを自動設定できる対象サービスが拡充したことをお伝えしていました。

mackerel.io

このたび、EFS、Step Functions、Kinesis Data Streams、Kinesis Data Firehose、Redshiftのサービスに対しても、AWSのタグによるロールの自動設定ができるようになりました。

mackerel-integrationタグをAWS側リソースに付与することで、Mackerelにそのリソースが連携される際にタグの内容に従ってロールが自動で割り当てられます。

新たにKinesis Data Firehoseもタグによるロール自動設定対象として右上にタグマークが付きました
タグによるロール自動設定対象には右上にタグマークが付く

タグによるロールの自動設定が効果的なAWSサービスについて、これでひととおりの対応をご提供できました。ぜひご活用ください。

アクセシビリティの改善を行いました

こちらも前回の告知した内容からの進展となりますが、オーガニゼーション設定画面で「?」マークにマウスカーソルを当てたときの各ヒントポップアップが、キーボード操作でフォーカスした際にも表示されるようになりました。

?マークにキーボードでフォーカスするとヒントポップアップが表示されます
キーフォーカスによるヒントポップアップ表示

mackerel-agentでディスクのメトリックを無視するオプションを追加しました

mackerel-agentをインストールした環境では、デフォルトのホストメトリックとしてCPU、メモリ、ディスク、ネットワークインターフェイス、マウント済みファイルシステムの状態が投稿されます。

これは便利なのですが、環境によっては不要なメトリックが累積し、ホストメトリック数を圧迫するということにもなり得ます。ネットワークインターフェイス(interfaces)とマウント済みファイルシステム(filesystems)については以前から設定ファイルでignoreを使ってホストメトリック収集対象から除外できましたが、mackerel-agent v0.76.0においてディスク(disks)も同様にignoreを使って除外できるようになりました。

例として、loopおよびxvda14を含むディスクデバイスについてホストメトリック投稿を無視するmackerel-agent.confの設定を、以下に示します(ignoreの値はGo言語の正規表現記法で記述できます)。

[disks]
ignore = "loop|xvda14"

なお、本告知時点では、投稿済みのディスクメトリックに対して後からignoreを設定した場合、ホストメトリック数からは除外されるものの、グラフの過去のディスクメトリックや凡例からの削除は行われません。グラフや凡例からの削除については、今後対応予定です。

github.com

Windows版mackerel-agentにcheck-file-ageプラグインが同梱されるようになりました

ファイルの更新状況やサイズの変化をチェックするプラグインとしてcheck-file-ageプラグインがあります。Windows版のmackerel-agent v0.76.0でこのプラグインを同梱しました。

github.com

check-file-ageプラグインの使い方については下記を参照してください。

github.com

なお、Linux環境でcheck-file-ageプラグインを使うには、チェックプラグイン集パッケージをインストールしてください。

mackerel.io

mkr dashboardsで、数値(Value)ウィジェットのフォーマットルールと、グラフウィジェットの補助線の情報をやりとりできるようになりました

MackerelをCLIで操作するmkrコマンドのサブコマンドであるmkr dashboardsを使うと、ダッシュボードのウィジェット設定をJSON形式で読み書きできます。最近のMackerelの新しい機能である、数値(Value)ウィジェットのフォーマットルールおよび、グラフウィジェットの補助線の情報にこれまで未対応でしたが、mkr v0.51.0でこのたび対応いたしました。

github.com

フォーマットルールおよび補助線の出力の構文を以下に示します。

{
  ...
  "widgets": [
      {
        "type": "value",
        ...
        "formatRules": [ ←フォーマットルール情報
          {
            "name": "フォーマットルール名",
            "threshold": 比較値,
            "operator": ">などの演算子"
          }
        ]
      },
      {
        "type": "graph",
        ...
        "referenceLines": [ ←補助線情報
          {
            "label": "ラベル名",
            "value": 閾値
          }
        ]
      },
  ...

なお、formatRulesおよびreferenceLinesは配列で表しますが、現時点では指定できる要素の数は1つのみとなっておりますので、ご注意ください。

AWSインテグレーションによるRDS連携ホストの自動退役に対応しました ほか

こんにちは、Mackerel チーム CRE の須藤 ( id:do-su-0805 ) です。今回のアップデート内容をお知らせします。

AWSインテグレーションによるRDS連携ホストの自動退役に対応しました

AWSインテグレーション機能で連携したホストを自動的に退役させるのはこれまでEC2のみが対象でしたが、このたび新たにRDSも自動退役可能な対象になりました。
この機能を有効にすると、AWS側にて対象のホストを削除した際に、Mackerel上で自動で退役処理が実行されます。 設定方法は、AWSインテグレーション設定画面にて 自動退役を有効にする にチェックを入れてください。

  • すでにAWSインテグレーション設定を使っている場合:RDSの自動退役は無効になっています。有効にしたいときには 自動退役を有効にする にチェックを入れてください。
  • 新たにAWSインテグレーション設定を行った場合:RDSの自動退役は有効になっています。

自動退役設定の様子

詳しい説明については、AWSインテグレーション - Mackerel ヘルプ の「自動退役を設定する」項目をご覧ください。

AWS インテグレーションにて、タグの情報をもとにロールの設定を行える対象サービスを拡充しました

AWSインテグレーションにおいてAWSのタグに基づいてMackerelのロールを自動設定できる対象サービスに、新たにCloudFront、DynamoDB、Elasticsearch Service、S3が加わりました。
mackerel-integration タグをAWS側リソースに付与すると、Mackerelにそのリソースが連携されるときにタグの内容に従ってロールが割り当てられます。
本機能は、AWSインテグレーション設定画面のサービスのうち、右上にタグマークがついているサービスにてご利用いただけます。

タグの値からサービス・ロールを割り当てられるサービス例

詳しい説明については、AWSインテグレーション - Mackerel ヘルプ の「タグの値からサービス・ロールを割り当てる」項目をご覧ください。
また、本機能のリリース時のお知らせにて、ユースケースを想定した Q&A なども掲載しております。併せてご覧ください。

Mackerel コンソールでのAPIキーがマスキングされるようになりました

オーガニゼーションの概要ページやAPIキーのページにて、APIキーをマスキングして表示するように変更しました。
クリップボードへのコピーはこれまで通りマスキングされた状態でも動作します。また、APIキーの内容を確認されたい場合は、表示アイコンを操作することでAPIキーごとに表示/非表示をトグルできます。

APIキーの一覧画面にてマスキングされた様子

APIキーの値がマスキングされたことで、スクリーンショットや画面共有時に使いやすくなりました。社内の情報共有やデモなどにご活用ください。

mkr でメトリック一覧が出せるようになりました

mkr に metric-names コマンドが追加され、ホストやサービスに紐づくメトリックの 名前を一覧することが可能になりました。

ホストに紐づくメトリックの場合、以下のどちらかを実行することで取得できます。

$ mkr metric-names -H <ホストID>
$ mkr metric-names --host <ホストID>

サービスに紐づくメトリックの場合、以下のどちらかを実行することで取得できます。

$ mkr metric-names -s <サービス名>
$ mkr metric-names --service <サービス名>

この機能は、mkr v0.50.0 から利用可能です。アップデートの上、ご利用ください。

こちらは id:sfujiwara さんに コントリビュート いただきました。ありがとうございました!

アクセシビリティの改善を行いました

一部画面にてキーボード操作でもヒントが表示されるようになりました。

Mackerel のコンソールでは、?マークが表示される画面では、?マークにマウスカーソルを当てると機能に関する説明が表示されるようになっています。 この機能をキーボード操作でフォーカスした際にも利用可能なように改善を行いました。

ダッシュボード編集画面チャンネル設定画面通知グループ編集画面、ならびにロール内異常検知設定画面 にて利用可能になりました。

ロール内異常検知設定画面におけるヒント表示の様子

不具合を修正しました

mackerel-plugin-twemproxy にて、 Server Error メトリックと Server Timeout メトリックにて出力されるべきメトリックが入れ替わっていたのを修正しました。

この機能は、mackerel-agent-plugins v0.78.1 から利用可能です。アップデートの上、ご利用ください。

mackerel-agent が Amazon Linux 2023 に対応しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の戸谷( id:KGA )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

mackerel-agent が Amazon Linux 2023 に対応しました

mackerel-agent が、先日GAとなりました Amazon Linux 2023 に対応しました。

こちらのヘルプページに記載のワンライナーやrpmコマンドにてインストールいただくことができます。

mackerel.io

また、新規ホスト登録画面にもコマンドの記載がございますのでご利用ください。

Amazon Linux のインストールコマンド

AWS インテグレーションにより Aurora Serverless v2 インスタンスから取得できるメトリックを追加しました

事前にお知らせしていましたとおり、AWS インテグレーションの RDS 連携により Amazon Aurora Serverless v2 インスタンスから取得できるメトリックを追加しました。

仕様の変更内容や変更による影響など詳しくはこちらのエントリをご覧ください。

mackerel.io

Azure インテグレーションにより Azure SQL Database から取得できるメトリックを一部変更しました

Azure SQL Databse の Premium レベルと Business Critical レベルの SKU でのみ利用できるインメモリ OLTP ストレージのメトリックに関して、これまではメトリックが利用できない SKU の場合にも値を0として投稿していましたが、投稿されないように変更しました。

対象のメトリック Mackerel 上のメトリック名
In-Memory OLTP Storage percentage(xtp_storage_percent) azure.sql_database.xtp_storage.percent

mackerel-plugin-php-apc において PHP 7 以降で APCu からのメトリック取得が失敗する問題を修正しました

こちらの修正は以下のバージョン以降に含まれます。

  • mackerel-agent-plugins v0.78.0

こちらは id:uzulla さんにコントリビュートいただきました。ありがとうございました!

ゴールデンウィーク期間中におけるサポート窓口対応の休業のお知らせ

Mackerel サポートにお問い合わせいただいた対応につきまして、以下の期間中はお休みをさせていただきます。

ゴールデンウィーク休業期間:2023年4月29日(土)〜2023年5月8日(月)

この期間中にいただいたお問い合わせについては、2023年5月9日(火)以降に順次対応させていただきます。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

Webコンソールのデザインをリニューアルしています ほか

こんにちは。Mackerel チーム CRE の五十嵐( id:masarasi )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

Webコンソールのデザインをリニューアルしています

Mackerel のデザインチームでは現在、Web コンソールのデザインリニューアルプロジェクトを進めています。本プロジェクトは、重要な情報を視覚的に把握しやすくし、ユーザーのみなさまによりわかりやすく使っていただくことを目的としています。

既にお気づきのユーザーの方もいらっしゃると思いますが、デザインの変更点についていくつかピックアップしてご紹介します。

ダッシュボードのOverview

Overview などに表示されるアラート一覧では、すべてのアラートに in Progress という赤いラベルが付き、ステータスが Critical か Warning か一目で判別しづらかったのですが、新しいデザインではわかりやすくなっています。

また、アラートの件数やホスト台数の数字は関連する画面へのリンクになっているのですが、それがわかりづらかったため、▶ を付けてただの表示ではなくリンクがそこに存在することを示すデザインにしています。

Before
After

ホスト情報やアラートなどの検索

ホスト詳細画面の上部にあるホスト情報やアラート一覧の検索部分の、背景色や枠などのデザインを統一しました。従来より各項目の境界がわかりやすくなっています。

アラート検索

入力フォーム

設定画面などでフォーカスしている項目がわかりやすくなりました。

監視ルールの入力フォーム

今後もユーザーのみなさまが使いやすいようなデザインにアップデートしていく予定です。これからもどんどん進化していく Mackerel をよろしくお願いします!

数値ウィジェットの値を基準値に応じて強調できるようになりました

カスタムダッシュボードの数値ウィジェットに、新たにフォーマットルールという設定項目が追加されました。ここに設定した基準値に応じて数値ウィジェットの値が強調して表示されます。

一目で変化に気づきやすくなると思いますので、ぜひご活用ください!また、フォーマットルールは API による設定にも対応しています。

ウィジェットの設定画面

強調して表示された例

DNSの応答を監視するcheck-dnsプラグインをリリースしました

ご要望の多かった DNS の応答を監視するためのチェックプラグイン、check-dns をリリースしました!

下記のように名前解決を行いたい FQDN や問い合わせ先の DNS サーバを指定して、名前解決ができるかどうかをチェックできます。

check-dns -H a.root-servers.net -s 8.8.8.8

チェック監視を行う場合は mackerel-agent.conf に下記のように記述します。

[plugin.checks.dns-sample]
command = ["check-dns", "-H", "a.root-servers.net", "-s", "8.8.8.8"]

check-dns プラグインは mackerel-check-plugins v0.44.0 以降に同梱されます。チェックプラグインの パッケージ をアップデートしてご利用ください。

また、check-dns で使用可能なオプションなどについては下記の README をご確認ください。

github.com

mackerel-plugin-mongodbでサポートするMongoDBのバージョンを変更しました

mackerel-plugin-mongodb プラグインがサポートする MongoDB について、先日のアナウンス の通り mackerel-agent-plugins v0.78.0 以降、対象バージョンを以下に変更しました。

  • MongoDB 3.6 以降(4.0、4.2、4.4、5.0、6.0)

サポートバージョンより前のバージョンの MongoDB を監視する場合は、mkr plugin install にて mackerel-plugin-mongodb v1.0.0 をインストールしてご利用ください。 以前のアナウンスの中でも詳しい導入手順を紹介しています。こちらの記事をあわせてご確認ください。

なお、上記の方法でご利用いただく場合のトラブルシューティングなどについては、サポート窓口では対応いたしかねます。

アクセシビリティの改善を行いました

  • モーダルのボタンがフォーカスされる順番が右から左になっていたのを、左からフォーカスされるように改善しました

不具合を修正しました

  • mackerel-plugin-mysql でレプリケーションの情報が取得できない不具合を修正しました。修正版は mackerel-agent-plugins v0.77.0 以降に同梱されます。

監視ルールのメモの文字数上限を拡大しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の武藤( id:kmuto )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

監視ルールのメモの文字数上限を拡大しました

従来は250文字だった監視ルールのメモの文字数上限を、2,048文字に拡大しました。通知の際の情報を、より詳細に記載いただけます。「長いURLを掲載しようとして入れられなかった」などこれまでご不便を感じていた方も、ぜひこの機会にご利用ください。

mackerel-statsdをmackerelio-labsで公開しました

Mackerelは1分単位でメトリックを格納しますが、アプリケーションやサービスによっては1分の中で監視対象の値に大きな変動があることがあります。

この対策の一例として、軽量なStatsDプロトコルでメトリック値を受け取って蓄積し、1分間での値の合計、あるいは1分間での平均値・最小値・最大値をMackerelにメトリックとして投稿する、「mackerel-statsd」というアプリケーションをこのたび公開しました。

github.com

サンプルアプリケーションも収録しています。

StatsDプロトコルはシンプルなプロトコルなので、アプリケーションへの実装も簡単です。ぜひご活用ください。

前回もmackerel-sql-metric-collectorをご紹介いたしましたが、mackerelio-labsのGitHub Organizationでは、Mackerelチームの新しい取り組みから生まれたソフトウェアを公開しています。

github.com

アクセシビリティの改善を行いました

以下の操作について、キーボードでフォーカスできるようになりました。

  • 「外形監視」内:HTTPリクエストヘッダの追加・削除ボタン
  • 「サービス」内:ダウンタイムのポップアップウィンドウ内にある、メニューやボタン

【予告】mackerel-plugin-mongodbでサポートするMongoDBのバージョンを変更します

これまでmackerel-plugin-mongodbは、MongoDB 2.2 〜 4.2のバージョンを動作対象としていました。このたびサポートバージョンの見直しを行い、以下をサポートするように変更いたします。

  • MongoDB 3.6 以降(4.0、4.2、4.4、5.0、6.0)

本変更は、近年リリースされていたMongoDBでプラグインの動作が行えていなかった不具合を修正しました。これにあわせて、下位バージョンのサポートを終了させていただきます。

変更が適用されるバージョン

mackerel-agent-plugins v0.78.0

サポートバージョンより前のバージョンのMongoDBをご利用の方へ

このプラグインはmackerel-agent-pluginsパッケージに含まれていますが、サポートバージョンより前のバージョンのMongoDBを維持するためにパッケージを更新することをためらわれてしまうなど、支障が出ることが想定されます。この対応として、従来のmackerel-plugin-mongodb v1.0.0を mkr plugin install にてインストールできるよう準備しています。サポートバージョンより前のバージョンのMongoDBを利用されている方は、こちらをご利用ください。

mkr plugin install mackerelio/mackerel-plugin-mongodb@v1.0.0

GitHub より個別バイナリをダウンロードできます。

本方法でダウンロードできるプラグインの利用方法やトラブルシューティングについては、サポートの対象外とさせていただきます。

Terraform Provider Mackerelのいくつかの不具合を改善しました

  • ダッシュボードのグラフウィジェットのrangeが未指定の場合、適用時にクラッシュするのを修正しました。
  • ダッシュボードのウィジェットにおいて、1つのみ指定されることを想定しているブロック(rolelayoutなど)を構文上で複数個受け入れてしまっていた問題を修正しました。

Terraform Provider Mackerelについては以下を参照してください。

registry.terraform.io

OSSパッケージのいくつかの不具合を改善しました

  • JSONをメトリック化するプラグイン「mackerel-plugin-json」のLinux版において、新しいglibcに依存していたのを修正し、古いglibcの利用環境でも動作するようにしました。
  • Windowsへのmackerel-agentのインストールが特定の条件下において失敗する問題を修正しました。

【再案内】2023年3月8日(水)にメンテナンスのためシステムを一時停止します

先般お伝えしたとおり、計画的なメンテナンスのため、以下の日程にてMackerelのシステムを一時停止いたします。ご利用の皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

  • 2023年3月8日(水) 14:00〜16:00(JST)
    • 上記作業時間の範囲内で一時的にシステムが停止します。
    • 上記は最長の場合です。メンテナンス終了次第システムは再開します。
    • データベースメンテナンスのため、問題が発生した場合の切り戻しも含めたメンテナンスウィンドウとなります。正常に進行すれば終了予定時間よりも前倒しで終了する見込みです。

詳細については下記の告知をご参照ください。

mackerel.io

カスタムダッシュボードのグラフウィジェットに補助線が引けるようになりました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の西山( id:tukaelu )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

カスタムダッシュボードのグラフウィジェットに補助線が引けるようになりました

カスタムダッシュボードのグラフウィジェットに、任意の固定値で補助線が引けるように対応しました。

過去の実績や予想値など、グラフ上で目安となる値を設定して日々の監視にお役立てください。

なお補助線を設定する際にラベルに入力した内容は、補助線の右側にあるフラッグアイコンにマウスをホバーさせるとポップアップ表示されるので、注釈などを入力しておくと便利です!

mackerel-sql-metric-collectorをmackerelio-labsで公開しました

先日公開した「Mackerelを使ったSLI/SLOによるサービス運用の紹介」の記事の中でも紹介していますが、Amazon Athenaや対応するRDBMSなどで実行したクエリの結果をメトリックとして投稿する mackerel-sql-metric-collector を公開しました!

紹介記事にあるように、AthenaでALBのログからレイテンシを集計してSLI/SLOの監視に役立てるなど、Mackerelでの監視をより強力にしてくれるツールになるかと思いますので、ぜひご活用ください!

またmackerelio-labsのGitHub Organizationでは、Mackerelチームの新しい取り組みから生まれたソフトウェアを公開しています。

github.com

今後も新しいソフトウェアを公開予定ですので、ぜひチェックしていただければと思います!

mackerel-plugin-mysqlが対応するMySQLのバージョンが変更になりました

mackerel-plugin-mysqlプラグインが対応するMySQLについて、先日のアナウンスの通り、対象バージョンが以下に変更となりました。

  • MySQL 5.7以降
  • MySQL 8.0以降

サポートバージョンより前のバージョンのMySQLを監視する場合は、mkr plugin installにてmackerel-plugin-mysql v1.0.0をインストールしてご利用ください。 以前のアナウンスの中でも詳しい導入手順を紹介しています。こちらの記事をあわせてご確認ください。

また上記の方法でご利用いただく場合のトラブルシューティングなどについては、サポート窓口では対応いたしかねます。

check-ssl-certに証明書検証に関するオプションを追加しました

check-ssl-certプラグインで、証明書検証をより柔軟に行うためのオプションを追加しました。

オプション 説明
--ca-file クライアント認証に使用するCA証明書を指定
--cert-file クライアント認証に使用する証明書を指定
--key-file クライアント認証に使用する鍵ファイルを指定
--no-check-certificate 証明書の検証を行わない

apt v1向けのリリースを停止しました

Ubuntu/Debian向けに提供していたapt v1リポジトリ向けのリリースを停止しました。 今後はv1向けにはアップデートを提供しないため、v2リポジトリへの移行をご検討ください。

mackerel-agentでWindowsのOS名が正しく取得できない場合がある問題を修正しました

デスクトップ向けなど一部のWindows OS環境で、OS名が正しく取得できない問題を修正しました。

この修正に伴い、mackerel-agent v0.75.0以降にアップデートするとホスト詳細画面の上部に表示されるOS名が以下のように若干変更となる場合がございます。

修正前 修正後
Windows Server 2022 Datacenter Microsoft Windows Server 2022 Datacenter

アクセシビリティを改善しました

  • 以下の画面のタブをカーソルキーで移動できるように改善しました。
    • サービス設定画面
    • カスタムダッシュボードのMarkdownウィジェット
  • オーガニゼーション一覧で、アラート件数によるソートにフォーカスを当てることで、キーボードから操作可能になりました。

Red Hat Enterprise Linuxおよびその派生の多くのLinuxディストリビューションにエージェントが正式対応しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の武藤( id:kmuto )です。2023年最初となる、今回のアップデート内容をお知らせします。

Red Hat Enterprise Linuxおよびその派生の多くのLinuxディストリビューションにエージェントが正式対応しました

多くのご要望をいただいておりました、Red Hat Enterprise Linuxおよびその派生のLinuxディストリビューションへのMackerelエージェントの対応強化をこのたび行いました。

Red Hat Enterprise Linux 8、9および、以下のRed Hat Enterprise Linux派生ディストリビューションで、Mackerelエージェントのインストール・動作が正式にサポート対象となります。

  • CentOS 7
  • CentOS Stream 8、9
  • MIRACLE LINUX 8、9
  • AlmaLinux 8、9
  • Rocky Linux 8、9

詳細については以下をご覧ください。

mackerel.io

CentOS 8のサポートを終了しました

上記に伴い、CentOS 8のサポートを終了しました。インストール済みのMackerelエージェントは引き続きご利用いただけますが、不具合などが発生してお問い合わせをいただいても、サポートしかねる場合があることをご了承ください。

アクセシビリティの改善を行いました

昨年はMackerelのWebコンソールについてアクセシビリティの改善を多く行ってきましたが、本年もより多くの方々に使いやすくなるよう、改善を進めています。

スクリーンリーダーおよびVoice Overで主画面に簡単にジャンプできるようになりました。また、サイドバーのリンクが現在のページと一致するときには「現在のページ」と読み上げられるようになりました。

各画面において、以下の要素にキーボードでフォーカスできるようになりました。

  • ミュートボタン
  • 所属オーガニゼーション名および切り替えボタン
  • ホストグラフの全画面モニターの表示切り替えボタン
  • 歯車メニュー
  • 各設定開閉ボタン
  • 検索結果の件数表示(「○○ Results」)

このほかにも、いろいろな画面の多数の要素がキーボードでフォーカスできるようになっています。ぜひお試しください。

複数のホストのステータスを一括で更新するAPIが加わりました

新たなAPIの/api/v0/hosts/bulk-update-statusesを使うと、複数のホストのステータスを一括で standbyworkingmaintenancepoweroff のいずれかに設定できます。

詳細は以下をご参照ください。

mackerel.io

MackerelのWebコンソールでの対応については、今しばらくお待ちください。

なお、複数のホストを一括退役するAPIとしては、 /api/v0/hosts/bulk-retire をご利用いただけます。

Terraform Provider Mackerelを利用して、カスタムダッシュボードをIaCで管理できるようになりました

IaCツールのTerraform向けにTerraform Provider Mackerelを以前より提供しておりますが、カスタムダッシュボードもIaCで管理できるようになりました。類似のダッシュボードを複数作る必要があるときも、Terraform経由で管理することで容易に実現できます。

詳細については以下をご覧ください。

registry.terraform.io

mackerel-plugin-accesslogプラグインのレイテンシーメトリックがマイクロ秒時間に対応しました

Webサーバーのアクセスログからメトリックを収集するmackerel-plugin-accesslogにおいて、レイテンシーの出力値を秒単位でなくマイクロ秒単位の精度まで保持してMackerelに送るようになりました(LTSVフォーマット時)。

mackerel-plugin-accesslogの詳細については以下をご覧ください。

mackerel.io

mkrコマンドでホストメトリック一覧を取得できるようになりました

これまでMackerelのあるホストが持つホストメトリック一覧を取得するにはAPIを直接利用する必要がありましたが、mkr v0.48.0にて、-v冗長オプションでこの取得ができるようになりました。

mkr status -v ホストID

例:

 {
    "id": "xxxxxxxx",
 ...
     ],
    "metrics": [
        "cpu.guest.percentage",
        "cpu.idle.percentage",
   ...

APIとしては以下の/api/v0/hosts/<hostId>/metric-namesを利用しています。

mackerel.io

mkrについて詳しくは CLIツール mkr を使う - Mackerel ヘルプ をご覧ください。

【予告】mackerel-plugin-mysqlでサポートするMySQLのバージョンを変更します

これまでmackerel-plugin-mysqlは、MySQL 5.0以降のバージョンを動作対象としていました。このたびサポートバージョンの見直しを行い、以下をサポートするように変更いたします。

  • MySQL 5.7以降
  • MySQL 8.0以降

本変更は、機能開発に注力するための施策です。今後もさらにユーザーの皆さまに新しい価値を届けられるよう努めて参りますので、本変更への対応にご協力をいただけますと幸いです。

変更が適用されるバージョン

mackerel-agent-plugins v0.76.0

サポートバージョンより前のバージョンのMySQLをご利用の方へ

このプラグインはmackerel-agent-pluginsパッケージに含まれていますが、サポートバージョンより前のバージョンのMySQLを維持するためにパッケージを更新することをためらわれてしまうなど、支障が出ることが想定されます。この対応として、従来のmackerel-plugin-mysql v1.0.0を mkr plugin install にてインストールできるよう準備しています。サポートバージョンより前のバージョンのMySQLを利用されている方は、こちらをご利用ください。

mkr plugin install mackerelio/mackerel-plugin-mysql@v1.0.0
  • GitHub より個別バイナリをダウンロードできます。
  • 本方法でダウンロードできるプラグインの利用方法やトラブルシューティングについては、サポートの対象外とさせていただきます。

CircleCIのセキュリティインシデントへの対応について

2023年1月5日、CI/CDサービスの「CircleCI」でセキュリティインシデントが発生し、CircleCIの顧客データの一部が流出しました。セキュリティインシデントの詳細につきましては、CircleCIの公式ニュース記事 (CircleCI セキュリティアラート: CircleCI 内に保存されているシークレットのローテーションをお願いいたします[1月13日更新]) をご参照ください。

弊社では、本インシデントの発生後ただちに調査および認証情報のローテーションを行い、Mackerelを含め弊社のサービスに本インシデント由来の不正なアクセス等は行われておらず安全なことを確認しております。

ただし、MackerelとCircleCIを結び付けてご利用されているお客さまで、MackerelのAPIキーをCircleCIのシークレット情報として格納されている場合は、念のためローテーションいただくことを強くお勧めいたします。