AWSインテグレーション・RDS連携が Amazon Aurora に対応しました ほか

今日は7月7日、七夕ですね。今日の夜は夜空を見上げてみるのも良いかもしれません。

また今週は台風が日本列島に上陸した週でもありました。これからますます台風シーズンへと突入していくと思いますので、気をつけたいところですね。

それでは今週のアップデート情報です。

AWSインテグレーション・RDS連携が Amazon Aurora に対応しました

AWSインテグレーションによるRDS連携のメトリック取得対象として、新たに Amazon Aurora に対応しました。

aws.amazon.com

その登場以来、多くのユーザーのみなさんからご要望いただいていた機能のリリースとなります。お待たせしました!

取得できるメトリック項目については以下のヘルプページにも記載していますので、確認してみてください。

mackerel.io

Mackerel Drink Up #5 Tokyo を開催します!

普段から Mackerel をご利用いただいているユーザーの方々をお招きして、おいしいお食事を召し上がっていただきながら、Mackerelスタッフや他社ユーザーの方と交流いただける公式イベント、Mackerel Drink Up #5 Tokyo を、7月19日(水)に開催します!

mackerelio.connpass.com

セールスエンジニアである私をはじめとして、ディレクター、プロデューサーといったメンバーもその場に参加する予定です。Mackerelについて踏み込んだ質問ができるよい機会だと思いますので、ぜひご参加ください!

mackerel-agent-plugins, fluent-plugin-mackerel をアップデートしました

こんにちは。Mackerel セールスエンジニアの id:a-know こと井上です。

早いもので明日から7月、一年も半分を折り返すことになります。天候の方もようやく?、この時季らしい蒸し蒸しとした感じになってきましたね。食べ物が傷みやすい時期でもありますので、どうか皆様お気をつけて。

それでは、今週のアップデート情報です。

mackerel-agent-plugins をアップデートしました

mackerel-agent-plugins のアップデートをおこない、バージョンが 0.28.1 となりました。内容も盛り沢山ですので、そのトピックを以下にお伝えします。

mackerel-plugin-accesslog を追加しました

mackerel-agent-plugins パッケージに mackerel-plugin-accesslog が追加されました。これを使用することで、Apache ログ形式もしくは LTSV 形式で出力されたアクセスログをステータスコードごとに分類・集計し、その内訳を可視化することができます。

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fluentdでサービスメトリックを投稿する - Mackerel ヘルプ の中でも「Nginxのアクセスログからステータスコードごとにリクエスト数をサービスメトリックに投稿する」という使用例として紹介している、fluentd と fluent-plugin-mackerel を組み合わせて実現していたような集計が、このプラグインを使うことで簡単に実現することができます。ぜひ、お試しください。

mackerel-plugin-postgres が PostgreSQL 9.6 に対応しました

mackerel-plugin-postgres にもアップデートを実施し、PostgreSQL 9.6 に対応しました。ご要望をいただいていた皆様、お待たせしました。

その他のアップデート内容

  • [postgres] metric-key-prefix オプションをサポートしました
  • [aws-dynamodb] パッケージに追加しました
  • その他、微調整をおこないました

fluent-plugin-mackerel をアップデートしました

fluent-plugin-mackerel もアップデートをおこない、バージョンが 1.0.0 となりました。

github.com

アップデート内容としては、fluentd の v0.14.x 系への対応となります。つまり、それ以前の fluentd バージョンでは fluent-plugin-mackerel の最新版はご利用いただけませんので、fluentd のバージョンを上げていただくか、fluentd-plugin-mackerel のバージョンを 0.1.3 に固定しての利用をお願いします。

mackerel-agent-pluginsfluent-plugin-mackerel に対してコントリビュートをしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

Azure インテグレーションをリリースしました

こんにちは。セールスエンジニアの井上(id:a-know)です。

私が普段働いている東京も、既に梅雨入りをしてしばらく経つのですが、例年と比べてそれほど雨の日は多くなく、曇りの日が多い気がします。 最近知ったのですが、このような梅雨のことを、天気予報の用語で「陰性の梅雨」と呼ぶらしいですね。

陰性の梅雨の場合、気温が低めになることも特徴のようです。暑がりな私は、過ごしやすくなるのならそれでもいいのかな、と思ってしまいました。

それでは、今週のアップデート情報です。

Azure インテグレーションをリリースしました

Mackerel Meetup #9でも開発を宣言しておりました Azure インテグレーションがリリースされました。

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Mackerel は通常、エージェントソフトウェア(mackerel-agent)をインストールすることでメトリックの収集・監視をおこなう、push型のサーバー監視サービスなのですが、クラウドプラットフォームマネージドなサービスについては、このエージェントをインストールすることができません。

そんなサービスに関する情報も Mackerel に集約するための機能が Mackerel のインテグレーション機能であり、今回その対象として Azure SQL Database に新たに対応した形となります。もちろん、この対象は今後順次拡大させていく予定です。

azure.microsoft.com

Azure のクラウド製品1台が、Mackerelで1ホストとして登録され、Mackerel の課金対象のホスト数としてカウントされます。 また、5分ごとに取得対象となるメトリックの数だけ Azure の API をコールして値を取得します。そのため Azure Monitor API 利用の料金が発生する場合がありますので、ご注意ください。

Azure インテグレーションにより取得されたメトリックは、エージェントで取得するホストメトリックと同様に扱われ、監視設定も可能です。

Azure インテグレーションの設定はここからおこなうことができます。 また設定の手順に関しては詳細なヘルプも用意していますので、ぜひ合わせて参照してください(本機能は Trial プランと Standard プランのみで利用可能です)。

mackerel.io

check-log によるログ監視で AND 条件が指定しやすくなりました ほか

先週・5月31日(水)から 6月2日(金)の日程で、AWS Summit Tokyo 2017 にブース出展をおこなっていました。

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三日間にわたって大変に盛況で、非常に多くのお客様におこしいただきました! Mackerel ブースに足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

それでは、今週のアップデート情報です。

check-log によるログ監視で AND 条件が指定しやすくなりました

go-check-plugins v0.10.4 がリリースされ、check-log プラグインを用いてのログ監視で AND 条件が指定しやすくなりました。

--pattern オプションを複数指定することができるようになり、その場合には AND 条件(指定された全てのパターンを満たすログ出力行のみ検出)として扱われるようになりました。

以下の設定例は、 “PRODUCTION” と “FATAL” という2つの文字列が含まれるログ出力行が出現した場合にアラートを発生させる場合のものです。

[plugin.checks.access_log]
command = "check-log --file /var/log/access.log --pattern PRODUCTION --pattern FATAL"

以下のヘルプにも記載していますので、合わせて確認してください。

mackerel.io

AWS インテグレーションにより連携された ELB のメトリック仕様を変更しました

みなさんもご存知かと思いますが、Mackerel の AWS インテグレーション機能は、Amazon CloudWatch の API を利用することで実現しています。

AWS の ELB(CLB / ALB)の、HTTPステータス毎のレスポンス数に関するメトリック (例: HTTP Code ELB Count) を CloudWatch API で取得すると、4xx や 5xx などのレスポンスが一件も発生していない時刻ではメトリック点そのものが存在しないレスポンスが得られます。

Mackerel の AWSインテグレーションも CloudWatch API のレスポンスに従っていたのですが、メトリック点が存在しないと監視が始まらないという Mackerel の仕様と相性が悪く、複数のお客様からお問い合わせを頂いておりました。この度のリリースより、ELB のHTTPステータス毎のレスポンス数に関するメトリックについては、メトリック点がない場合は 0 として登録するようになりました。

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これにより、グラフをより直感的に確認してもらえるようになったほか、過去に一度も 4xx や 5xx のレスポンスが発生していなかった場合には監視対象メトリックとして選択することができなかった問題も解消されました。

mackerel-agent-plugins などをアップデートしました

上記の go-check-plugins に加え、以下のものもアップデートを実施しています。

mackerel-agent-plugins v0.27.2

  • AWS Kinesis Firehose を追加しました
  • [mackerel-plugin-php-opcache] 微調整を実施しました
  • [aws-rds] 微調整を実施しました
  • Go 1.8 でビルドをおこなうようにしました

mkr v0.10.4

  • 微調整を実施しました

Pull Request をくださった皆様、コントリビュートありがとうございました!

AWSインテグレーションによる Lambda function の連携対象をタグで絞りこめるようになりました

こんにちは。Mackerel セールスエンジニアの id:a-know です。

現在 Mackerel は、AWS Summit Tokyo 2017 にブース出展をしている真っ只中です! 本日は最終日となりますが、既にこの二日間で大変多くの方々に来訪いただいています。誠にありがとうございます!

会期も残すところ数時間ですが、最後の最後まで一人でも多くの方に Mackerel をご紹介したいと思います!

それでは、今週のアップデート内容です。

AWSインテグレーションによる Lambda function の連携対象をタグで絞りこめるようになりました

先日、AWS Lambda にもタグがサポートされたことはみなさんの記憶にも新しいかと思いますが、このたび Mackerel でも、AWSインテグレーションによる Lambda function の連携対象をタグで絞りこめるようになりました。

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AWSインテグレーションでの Lambda function 連携の詳細については、以下のヘルプも参照してください。

mackerel.io

カスタマーサクセスイベントに Mackerel のサポート担当が登壇します

イベント開催直前での案内になってしまうのですが、6月5日(月)に株式会社グッドパッチ様で開催される「カスタマーサクセスナイト vol.3」に、Mackerel のカスタマーサポート担当でもある私・井上が登壇します。

csnight.connpass.com

今回のイベントの主旨は、「エンジニア向け SaaS のカスタマーサクセス」がテーマとなっています。私は肩書こそ「セールスエンジニア」ですが、「Mackerel の利用を通じていかに日々のサーバー運用業務を効率化していただくことができるか」ということは常に考えながらお客様とのやりとりをしています。その考え方はカスタマーサクセスにも通じるものがあると考えており、それについて部分的にでもこの場でお話できればと考えています。興味がおありの方はぜひご参加いただけたらと思います。

APIキーが使用されていない期間を表示するようにしました

今日、私のいる東京は雨模様です。最近雨の日が増えたような気がして、「梅雨入りしたのかな?」などと思ったのですが、それはまだ沖縄の方だけのようですね。ちょっと気がはやってしまいました。

それでは、今週のアップデート情報です。

APIキーが使用されていない期間を表示するようにしました

Mackerel では、デフォルトの APIキーに加えて、追加で APIキーを作成することができます。 読み取り専用のキーも発行できるのでとても便利なのですが、実はもう使われていないキーが残ってしまったり、継続的に使われているキーを誤って削除してしまわないか心配、というケースもあるかと思います。

今週のアップデートで、各 APIキーごとに、そのキーが使用されていない期間を表示するようにしました。

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APIキー文字列の下に表示されます。使用されていない期間が二日以内の場合は表示されません。

APIキーの管理に、ぜひ活用してみてください。

【再告知】AWS Summit Tokyo 2017 にブース出展します

先週もお知らせしましたが、来週から開催される AWS Summit Tokyo 2017 にブース出展を行います。

AWS Summit Tokyo 2017 |AWS

出展期間は 5月31日(水)~ 6月2日(金)です。セールスエンジニアを始めとしたセールスメンバーに加え、Mackerel を開発しているアプリケーションエンジニアもその場でみなさんをお出迎えします。

多くの方に来ていただけたら嬉しいです!

招待 API をリリースしました・チェック監視で自動復旧しないアラートを作れるようになりました ほか

こんにちは。Mackerel セールスエンジニアの id:a-know です。

先日衣替えをしたのですが、特に朝や夜はまだまだ長袖が手放せない気温ですね。でも、今がちょうど過ごしやすい時期なのかもしれません。

それでは、今週のアップデート情報です。

招待 API をリリースしました

オーガニゼーションへの他のユーザーアカウントの招待を、APIでおこなえるようになりました。

mackerel.io

メールアドレスと権限を指定しリクエストすることで、オーガニゼーションへの招待を作成することが可能です。

大勢の新メンバーを向かい入れる場合や、入社フローに組み込んで自動化を推進する場合などにご利用ください。

チェック監視で自動復旧しないアラートを作れるようになりました

mackerel-agent.conf に prevent_alert_auto_close オプションを指定することで、そのチェック監視によりオープンされたアラートが自動close(復旧)されないようになります。

以下に設定例を示します。

[plugin.checks.log]
command = "check-log --file=/path/to/file --pattern=CRITICAL"
prevent_alert_auto_close = true

このオプションを指定したチェック監視により作られたアラートは、自動close(復旧)されなくなります。

例えばログ監視など、問題とする文字列が検出されなくなった場合でも、アラートをオープンにさせたままにすることができます。監視の対象や種類に応じて、使い分けていただければと思います。

このオプションは、 max_check_attempts と併用した場合、 max_check_attempts は常に 1 として扱われます のでご注意下さい。

Mackerel でのチェック監視については、以下のヘルプページも参照して下さい。

mackerel.io

【予告】URL外形監視のレスポンスチェックの挙動を変更します

先日もこちらのブログでお知らせしておりましたが、現在の Mackerel のURL外形監視機能では、レスポンスが3xx系だった場合のレスポンスボディのチェックは実施しておりません。

mackerel.io

このレスポンスボディのチェックを行うようにする仕様変更を、来週中に実施します。

3xx系のリダイレクトレスポンスが返される URL に対して、「レスポンスボディのチェック」を設定した状態での外形監視を行っている場合は、上記仕様変更後はアラートが上がることが予想されますため、早急に見直しを実施していただくよう、お願いします。

AWS Summit Tokyo 2017 にブース出展します

再来週から開催される AWS Summit Tokyo 2017 に、Mackerel もブース出展を行います。

AWS Summit Tokyo 2017 |AWS

5月31日(水)~ 6月2日(金)の日程で出展を行い、その場にはセールスメンバーに加えてエンジニアも帯同を予定しています。

Mackerel の技術的な話を聞いてみたい!という方も、ぜひ会場にお越し下さい!