Azureインテグレーションが Azure Application Gateway に対応しました! ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

Azureインテグレーションが Azure Application Gateway に対応しました

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アプリケーションレイヤー(OSIレイヤー7)の負荷分散を実現する Azure のマネージドロードバランサーサービスである Azure Application Gateway の監視を、Azureインテグレーションでおこなっていただけるようになりました!

連携のための設定手順については以下のヘルプを、

mackerel.io

Application Gateway インテグレーションで取得できるメトリックについては、以下のヘルプページをご確認ください。

mackerel.io

PagerDuty へのアラート通知の際、通知できる内容を拡充しました

Mackerel から PagerDuty へのアラート通知の際に、通知できる内容を拡充しました。追加した項目は以下の通りです。

  • 監視ルールのメモ
  • 対象メトリックのサムネイル画像
  • custom_identifier

アラート発生時、PagerDuty を見て確認できる情報が増えた形となります。これを機に PagerDuty のご利用を検討いただいたり、PagerDuty を起点とした障害対応フローについて見直してみてもよいかもしれませんね。

また、上記の対応は Event API v2 のみとなっています。ご注意ください。Mackerel からの PagerDuty へのアラート通知に関する詳細は以下のヘルプページもご参照ください。

mackerel.io

Webhook通知のペイロードに監視ルールのメモを含めるようにしました

上記 PagerDuty 通知に対するアップデートと似通っているのですが、Mackerelがサポートしている通知チャンネルのうちのひとつ・Webhook通知において、そのペイロードに監視ルールのメモ memo を追加しました。

監視ルールのメモには、例えば以下のような情報を記入することができるのではないでしょうか。

  • このアラートが発生したときの初動(調査のためのコマンドや、応急処置の内容)について。
  • なぜその監視ルールを設定しているか、その理由について。
  • 関連ドキュメントのURLなど。

こうした情報もWebhookリクエストに載ることになりますので、うまく活用していただくことでより円滑な対応・障害発生時間の短縮化につなげることもできると思います。ぜひお試しください!

mackerel-agent などの Arm64パッケージを公開しました・外形監視でリダイレクトを追跡できるようにしました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

mackerel-agent などの Arm64パッケージを公開しました

apt/yumリポジトリ(v2リポジトリ)で、mackerel-agentや各種プラグインパッケージなどのArm64パッケージの公開を開始しました。

たとえば Amazon EC2 では Arm がサポートされたA1インスタンスがリリースされるなど、ここ最近でにわかに高まりを感じている方もおられるかと思います。ぜひご利用ください。

外形監視でリダイレクトを追跡できるようにしました

Mackerel のWebコンソール上で監視対象のURLを指定するだけで、そのレスポンスのステータスコードやレスポンスタイムを手軽に監視できるURL外形監視。エージェントなどの導入も不要なことから、まずはこの監視から設定される、といった方も少なくないと思います。

mackerel.io

Mackerel のURL外形監視の仕様として、これまでは「2xxまたは3xx系の応答はエラーではない正常な応答として認識」「リダイレクトのフォロー(追跡)はおこなわない」というものでしたが、この挙動を、設定によって変更できるようにしています。

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詳しくは以下のヘルプページを参照してください。

mackerel.io

実行したエージェントインストールスクリプトと、インストール対象のOS種類やバージョンに齟齬があった場合、エラーメッセージを表示するようにしました

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例えば、上記は Amazon Linux 2 の環境に対して Amazon Linux 用のインストールスクリプトを実行してしまった場合の表示例です。

こうした齟齬をきっかけとしたサポート窓口宛のお問い合わせが多くあったため、この度このような対応を追加しました。インストール作業の際にはぜひご注意ください。

公式コマンドラインツール mkr をアップデートしました

Mackerel 公式のコマンドラインツールである、mkr 。みなさんご利用でしょうか?

mackerel.io

今回こちらを v0.41.0 にアップデートしました。以下のような点が変更点です。

  • mkr hosts 実行時に、ホストが一台もなかった際の出力をわかりやすくしました
  • GitHub Releases で、mkr の armhf パッケージを生成するようにしました

上記コントリビュートをいただきました皆様、ありがとうございました!

Azureインテグレーション・SQL Database 連携で取得できるメトリックを追加しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

Azureインテグレーション・SQL Database 連携で取得できるメトリックを追加しました

以下のとおり、Azure SQL Database において5つのメトリックを新たに取得できるようにしました。

  • SQL Server process core percent
    • azure.sql_database.sqlserver_process_core_percent.percent
  • SQL Server process memory percent
    • azure.sql_database.sqlserver_process_memory_percent.percent
  • Tempdb Data File Size
    • azure.sql_database.tempdb_data_size.data_size
  • Tempdb Log File Size
    • azure.sql_database.tempdb_log_size.log_size
  • Tempdb Percent Log Used
    • azure.sql_database.tempdb_log_used_percent.percent

以下のドキュメントも合わせてご確認ください。

mackerel.io

チェック監視結果の投稿時刻や投稿間隔に関連する仕様を変更しました

Mackerel におけるチェック監視は、プラグインを通じてご利用の方も多いと思います。

mackerel.io

このチェック監視の実行結果は、チェック処理をおこなった時間とともに Mackerel に送信され、その結果に応じてアラートの発報がおこなわれますが、これまでは、その時刻がどんなに過去のものでも同様に扱っていました。これを、最大6時間前までの時刻までのものとするよう、仕様を変更しました。

また、チェック監視に関する mackerel-agent のオプションに、最大試行回数である maxCheckAttemps がありますが、これの評価をおこなう保証範囲を6時間以内とするようにも仕様を変更しました。(これまでは1時間以内が保証範囲でした。)

10月28日(水)のイベントに弊社渡辺が登壇します!

アマゾン ウェブサービスジャパン株式会社主催のイベント、「ビジネスにアジリティーをもたらすSaaS+サーバーレス」に、Mackerel のプロダクトマネージャーである渡辺が登壇いたします。

aws-serverless.connpass.com

Mackerel でも先日対応した Amazon EventBridge がテーマのこのイベントで、サーバーレス環境に対して Mackerel をどういう形で活用していただけるか、EventBridge の活用を中心にお話をさせていただきます。ぜひご登録ください!

AWSインテグレーション・DynamoDB連携で取得できるメトリックを追加しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

AWSインテグレーション・DynamoDB連携で取得できるメトリックを追加しました

以下のとおり、DynamoDB におけるトランザクション競合に関するメトリックを2つ、追加しています。これは、CloudWatch API のメトリックサポートに追従する形となります。

  • TransactionConflict
    • dynamodb.transaction_conflict.item_level
    • dynamodb.transaction_conflict.request_level

AWSインテグレーション・API Gateway連携で、API名称に非ASCII文字が含まれていた場合に対応しました

連携対象である API Gateway の名称に非ASCII文字が含まれていた場合、これまでの Mackerel では連携することができませんでしたが、今回のリリースにより、名称に含まれる文字を以下のように置き換えた上で、連携できるようにしました。

  • 非ASCII文字が含まれていてなおかつASCII文字も存在する場合、非ASCII文字を - に変換します。
  • 非ASCII文字のみで構成されている場合は、API ID を設定します。

下記ヘルプページも合わせてご確認ください。

mackerel.io

各OSSをリリースしました

変更内容は以下のとおりです。

mackerel-check-plugins

  • [check-http] -m ( --method ) 、 -d--body )オプションなどを新規追加しています。詳細はこちらを確認してください。
  • [check-load] --percpu オプションを使用した場合にメトリック値とコマンドの出力結果が異なっていた点を修正しました。

コントリビュートいただきました皆様、ありがとうございました!

mackerel-check-plugins については、下記のヘルプページもご参照ください。

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Google Cloud インテグレーションをリリースしました!

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。実は先週・17日は、Mackerel を正式リリースしてから満6年となる、記念すべき日でした。

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それを祝して......というわけではないのですが、今回は大型リリースのお知らせになります。

待望の Google Cloud インテグレーションをリリースいたしました!本日より、ご利用可能です!

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Google Cloud インテグレーションをリリースしました

Google Cloud インテグレーションは、オーガニゼーション詳細ページ内、「Google Cloud インテグレーション」タブから設定することができます。

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Google Cloud インテグレーションをご利用いただくには、サービスアカウントの設定が必要となります。詳細は下記ヘルプページを参照してください。

mackerel.io

本日のリリースのタイミングでは、以下の Google Cloud Platform の下記3サービスについて、連携・監視することが可能です。

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それぞれのサービスで連携・監視することができるメトリックについては、以下のヘルプページを参照してください。

mackerel.io

mackerel.io

mackerel.io

今後も順次、対応サービスの拡充を進めていきます。それにあたり、ご利用の皆様からのご意見・ご要望・フィードバックは大変重要であると考えており、大いに参考とさせていただきながら開発を進めていきます。以下のお問い合わせフォームから、ぜひお気軽にご意見の方、お寄せください!

support.mackerel.io

AWSインテグレーション・ElastiCache連携により取得できるメトリック対象を追加しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

AWSインテグレーション・ElastiCache連携により取得できるメトリック対象を追加しました

こちらは先日、このブログで前もってお知らせをしていた仕様変更になります。予定通り、本日・7日にリリースしています。リリース内容の詳細については、以下のブログ記事を確認してください。

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Webhook通知のペイロードに通知対象のグラフ画像URLを含めるようにしました

Mackerelで検知・オープンされたアラートは、通知チャンネルを設定することで、さまざまなチャットサービスやインシデント管理ツールに連携させることができます。 Webhook 通知も、Mackerelがサポートしている通知チャンネルのうちのひとつです。

mackerel.io

これは、検知したアラートに関するJSON形式の詳細情報をペイロードとして、任意のURLに対してPOSTリクエストをおこなえる仕組みです。

今回のアップデートにより、このペイロードにグラフ画像URL imageUrl を含めるようにしました。Webhook通知チャンネルを用いて通知の受信をカスタマイズされている場合に、その内容をよりリッチなものにしていただけるようになりましたので、ぜひご活用ください!

mackerel-container-agent にて、稀にconnectivityアラートが発生する問題に対処しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

mackerel-container-agent にて、稀にconnectivityアラートが発生する問題に対処しました

github.com

mackerel-container-agent にて、稀に予期せぬタイミングでconnectivityアラートが発報してしまう、という問題があることが判明し、その対処を v0.4.0 で実施しています。 上記の問題に該当すると思われる方は、v0.4.0 の mackerel-container-agent のご利用をご検討ください。

監視ルール「ホスト死活監視」の「アラート発生時のアラートステータス」の選択をAPIからもおこなえるようにしました

監視ルール「ホスト死活監視」の「アラート発生時のアラートステータス」の選択をWebコンソールからおこなえるようになったことについては、先日もこちらのブログでお伝えしたとおりなのですが、これがAPIからもおこなえるようになりました。

該当するAPIのドキュメントは以下です。

mackerel.io

Debian 8 に対する mackerel-agent の公式サポートを終了しました

Debian 8 自体のOSサポート終了に合わせて、Mackerel においても、Debian 8 環境での mackerel-agent の動作等に関する公式サポートを終了しました。

サポートを停止しても、ただちにmackerel-agentが動かなくなったり、サーバーの監視が停止することなどはありませんが、今後のアップデートにおいて、mackerel-agentの動作保証ができなくなります。 ご利用の方は、速やかにOSのアップデート等をご検討ください。