こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。
Azureインテグレーションが Azure Application Gateway に対応しました
アプリケーションレイヤー(OSIレイヤー7)の負荷分散を実現する Azure のマネージドロードバランサーサービスである Azure Application Gateway の監視を、Azureインテグレーションでおこなっていただけるようになりました!
連携のための設定手順については以下のヘルプを、
Application Gateway インテグレーションで取得できるメトリックについては、以下のヘルプページをご確認ください。
PagerDuty へのアラート通知の際、通知できる内容を拡充しました
Mackerel から PagerDuty へのアラート通知の際に、通知できる内容を拡充しました。追加した項目は以下の通りです。
- 監視ルールのメモ
- 対象メトリックのサムネイル画像
custom_identifier
アラート発生時、PagerDuty を見て確認できる情報が増えた形となります。これを機に PagerDuty のご利用を検討いただいたり、PagerDuty を起点とした障害対応フローについて見直してみてもよいかもしれませんね。
また、上記の対応は Event API v2 のみとなっています。ご注意ください。Mackerel からの PagerDuty へのアラート通知に関する詳細は以下のヘルプページもご参照ください。
Webhook通知のペイロードに監視ルールのメモを含めるようにしました
上記 PagerDuty 通知に対するアップデートと似通っているのですが、Mackerelがサポートしている通知チャンネルのうちのひとつ・Webhook通知において、そのペイロードに監視ルールのメモ memo
を追加しました。
監視ルールのメモには、例えば以下のような情報を記入することができるのではないでしょうか。
- このアラートが発生したときの初動(調査のためのコマンドや、応急処置の内容)について。
- なぜその監視ルールを設定しているか、その理由について。
- 関連ドキュメントのURLなど。
こうした情報もWebhookリクエストに載ることになりますので、うまく活用していただくことでより円滑な対応・障害発生時間の短縮化につなげることもできると思います。ぜひお試しください!