こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。
mackerel-agent などの Arm64パッケージを公開しました
apt/yumリポジトリ(v2リポジトリ)で、mackerel-agentや各種プラグインパッケージなどのArm64パッケージの公開を開始しました。
たとえば Amazon EC2 では Arm がサポートされたA1インスタンスがリリースされるなど、ここ最近でにわかに高まりを感じている方もおられるかと思います。ぜひご利用ください。
外形監視でリダイレクトを追跡できるようにしました
Mackerel のWebコンソール上で監視対象のURLを指定するだけで、そのレスポンスのステータスコードやレスポンスタイムを手軽に監視できるURL外形監視。エージェントなどの導入も不要なことから、まずはこの監視から設定される、といった方も少なくないと思います。
Mackerel のURL外形監視の仕様として、これまでは「2xxまたは3xx系の応答はエラーではない正常な応答として認識」「リダイレクトのフォロー(追跡)はおこなわない」というものでしたが、この挙動を、設定によって変更できるようにしています。
詳しくは以下のヘルプページを参照してください。
実行したエージェントインストールスクリプトと、インストール対象のOS種類やバージョンに齟齬があった場合、エラーメッセージを表示するようにしました
例えば、上記は Amazon Linux 2 の環境に対して Amazon Linux 用のインストールスクリプトを実行してしまった場合の表示例です。
こうした齟齬をきっかけとしたサポート窓口宛のお問い合わせが多くあったため、この度このような対応を追加しました。インストール作業の際にはぜひご注意ください。
公式コマンドラインツール mkr
をアップデートしました
Mackerel 公式のコマンドラインツールである、mkr
。みなさんご利用でしょうか?
今回こちらを v0.41.0 にアップデートしました。以下のような点が変更点です。
mkr hosts
実行時に、ホストが一台もなかった際の出力をわかりやすくしました- GitHub Releases で、mkr の armhf パッケージを生成するようにしました
上記コントリビュートをいただきました皆様、ありがとうございました!