AWSインテグレーションがCodeBuildに対応しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の西山( id:tukaelu )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

AWSインテグレーションがCodeBuildに対応しました

AWSインテグレーションの対応サービスにAWS CodeBuildを追加しました。 これによりアプリケーションのビルドにかかる所要時間などに対して閾値を設け、抵触する場合にアラート通知することが可能になります。

取得できるメトリックや注意事項など詳細は以下ヘルプを参照ください。

mackerel.io

レスポンスタイム監視が有効な外形監視のアラート詳細画面のグラフに閾値の線を表示するように改善しました

レスポンスタイムの閾値超過によって発生した外形監視のアラートのグラフ内に、閾値を示す破線を表示するように改善しました。

Mackerelでは監視結果をより視覚的に捉えていただけるよう、今後も改善を進めてまいります。

一部の画面のURLが変更になりました

UIのリニューアルなどに伴い、以下の画面のURLが変更になっています。

画面 変更前のURL 変更後のURL
監視ルール詳細(Monitors) /monitors#monitor={監視ルールID} /monitors/{監視ルールID}
通知チャンネル作成(Channels) /channels?new={通知先サービス名} /channels/-/create#{通知先サービス名}
通知チャンネル編集(Channels) /channels#channel={チャンネルID} /channels/{チャンネルID}

カスタムダッシュボードなどで監視ルールや通知チャンネルへのリンクを貼られている場合、変更前のURL形式ではアクセスができなくなっております。 お手数ですが、新しいURLに置き換えていただくようお願いいたします。

カスタムメトリックのグラフ定義で選択できる単位を追加しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の五十嵐( id:masarasi )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

カスタムメトリックのグラフ定義で選択できる単位を追加しました

グラフ定義の単位で新たに以下が選択できるようになりました。ネットワーク帯域や応答時間などのメトリックを投稿する際にご利用ください。

  • seconds(秒)
  • milliseconds(ミリ秒)
  • bits/sec(ビット毎秒)

なお、これはあくまで表示を変更するための機能であり、選択した単位に応じてメトリックの値は変換されませんのでご注意ください。たとえば元の値が 3000ms(単位: milliseconds)の場合に単位を seconds に変更すると表示は 3000s になります。

また、Mackerel では seconds を標準の時間の単位として開発を行っております。ユーザーのみなさまが新しくプラグイン開発をされる場合は seconds の利用を推奨いたします。

グラフ定義はホスト詳細画面の各カスタムメトリックグラフの右上にある歯車のアイコンから変更ができます。

カスタムメトリックグラフ

グラフ定義画面

グラフの表示期間で 6M(6ヶ月)が選択できるようになりました

これまでグラフコントローラーで選択できるグラフの表示期間は 1M(1ヶ月)の次が 1Y(1年)でしたが、 新たに 6M(6ヶ月)が選択できるようになりました。中期的な傾向を見たい時にご活用ください。

グラフコントローラー

AWS インテグレーションの ElastiCache 連携により取得できるメトリック対象を追加しました

先日以下でお知らせした通り、AWS インテグレーションの ElastiCache 連携により取得できるメトリック対象を追加しました。新たに認証や帯域制限に関するメトリックがご利用いただけます。

mackerel.io

なお、事前にお知らせしていた Redis の GlobalDatastoreReplicationLag については実装を見送ることになりました。現在 ElastiCache 連携で取得できるメトリックについては以下のヘルプをご確認ください。

mackerel.io

Ubuntu 22.04 LTS をサポート対象 OS に追加しました

新たに Ubuntu 22.04 LTS をサポート対象 OS に追加しました。現在の Mackerel の対応環境は以下のヘルプをご確認ください。

mackerel.io

Ubuntu / Debian の新規ホスト登録コマンドで apt-key の警告が表示されないよう対応しました

比較的新しいバージョンの Ubuntu / Debian で新規ホスト登録のコマンドを実行した際、Mackerel エージェントのインストール時に apt-key の警告が表示されていました。apt-key コマンドは現在非推奨となっているため、代替コマンドへの変更を行うことで警告が表示されないよう対応しました。

cgroup v2 を採用している OS で mackerel-plugin-docker によるメトリックの取得ができない不具合を修正しました

cgroup v2 を採用している OS (Debian 11、Ubuntu 22.04 等)において、mackerel-plugin-docker によるメトリックの取得ができない不具合を修正しました。また、本修正に合わせて過去の古い Docker を対象にしたメトリック取得の実装を削除しました。以下のバージョン以降 --method File によるメトリックの取得はサポートされませんので、現在使用されている方でバージョンアップをされる際は設定の見直しをお願いいたします。

  • mackerel-agent-plugins 0.72.0
  • mackerel-agent の Docker イメージ 0.72.14

なお、cgroup v1 と cgroup v2 の OS ではそれぞれ取得できるメトリックが異なります。詳しくは下記の README をご確認ください。

github.com

本修正はユーザーの方からの PR によって修正されました。この場を借りて感謝を申し上げます。

MIRACLE LINUX 8 をサポート対象OSに追加しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦( id:missasan )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

MIRACLE LINUX 8 をサポート対象OSに追加しました

Mackerel の対応環境は、以下ヘルプからも確認いただくことができます。

mackerel.io

AWSインテグレーション - Kinesis Data Firehose のメトリックを追加しました

取得できるメトリックの詳細は、以下ヘルプページをご覧ください。

mackerel.io

docker-mackerel-agent が自動退役に失敗する不具合を修正しました

docker-mackerel-agent v0.72.6 より自動退役に失敗する不具合が発生しておりましたが、v0.72.13 にて修正致しました。

github.com

6月23日(木)午前1:30から5:30ごろまで、Mackerelのドキュメントが閲覧できなくなります

詳細は、以下ブログ記事をご覧ください。

mackerel.io

HipChat のサポートを終了します

Mackerelからの通知先として連携可能なHipChatですが、サービス終了後より一定期間経過したためMackerelでのサポートを終了します。

  • 2022年6月23日(木) 以降に、HipChat連携の機能を停止します。
    • チャンネル設定にてHipChatの新規作成ができなくなります。
    • 登録済みのHipChatチャンネルが一覧に表示されなくなります。
    • 登録済みのHipChatチャンネルのデータ削除を実施します。
  • 設定画面の廃止は設定のデータ削除より事前に行います。
    • 設定画面の廃止以後、設定内容の確認は、機能停止までは APIを用いて確認ができます。

お客様側で、本件に起因する特別な操作は発生致しません。

kcps-mackerel.io にアクセスした際の表示ページを修正しました

これまでログインしていない状態で、https://kcps-mackerel.io/ へアクセスすると、Mackerelの旧ブランドサイトを表示していましたが、ログインページにリダイレクトするように修正しました。今後Mackerelのサービス情報については以下のブランドサイトをご覧ください。

ja.mackerel.io

ホストにインストールされているCA証明書が古い場合に、過去に通信が行えなくなっていたMackerelエージェントからの通信が復活する事象を確認しています ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の五十嵐( id:masarasi )です。今回は不具合修正を含むご案内となります。

ホストにインストールされているCA証明書が古い場合に、過去に通信が行えなくなっていた Mackerel エージェントからの通信が復活する事象を確認しています

ホストにインストールされているCA証明書が古い場合において、過去に通信が行えなくなっていた Mackerel エージェントからサーバーへの通信が確率的に復活し、死活監視アラートが散発的に発生するケースを確認しています。 また有料プランをご利用の場合は、これらのホストがアクティブなホストとしてカウントされることで、ご利用料金が増加する可能性があります。

この現象に該当するホストは、2020年5月および2020年8月に行った証明書更新作業の後に常に通信に失敗するようになっていましたが、直近のサービスの変更で2種類の認証局の証明書を並行稼働するようになったことにより、ふたたび通信に成功するようになったものとみられます。

上記事象の発生を鑑みて、2種類の認証局の証明書での並行稼動は一時中断し、2022年5月9日(月)以降に再度並行稼動を開始します。

このような現象が確認された場合は Mackerel エージェントのログを確認し、x509: certificate signed by unknown authority のようなエラーログが出力されている場合は、お手数ですが下記ヘルプページの通り ca-certificates パッケージの更新や Windows Update の実施をお願いします。

エージェントが「x509: certificate signed by unknown authority」エラーを出力しています

CA証明書が古く、結果として SSL/TLS 通信の確立に失敗するというこの事象は、Mackerel に限らず、そのホストから SSL/TLS 通信を行う全ての場合に起こり得るものとなりますので、ホストのCA証明書は定期的に更新することをおすすめします。

その他ご不明な点などございましたらサポートまでご連絡いただけますと幸いです。

Amazon Aurora MySQL の一部のバージョンで mackerel-plugin-mysql を実行すると panic する不具合を修正しました

ご利用になられている Amazon Aurora MySQL のバージョンが 2.10.x および 3.x の場合に、mackerel-plugin-mysql を実行すると panic する不具合を修正しました。本事象に該当する場合メトリックが正常に取得出来ませんので、同様の事象が発生した場合には公式プラグイン集のアップデートをお願いいたします。

mackerel.io

【再案内】ゴールデンウィーク期間中におけるサポート窓口対応の休業のお知らせ

先日もご案内いたしましたが、Mackerelサポートにお問い合わせいただいた対応につきまして、以下の期間中はお休みをさせていただきます。

ゴールデンウィーク休業期間:2022年4月29日(金)〜2022年5月8日(日)

この期間中にいただいたお問い合わせについては、2022年5月9日(月)以降に順次対応いたします。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

AWSインテグレーションが Amazon DocumentDB に対応しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の西山( id:tukaelu )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

AWSインテグレーションが Amazon DocumentDB に対応しました

AWSインテグレーションの対応サービスにAmazon DocumentDBを追加しました。

取得できるメトリックや注意事項など詳細は以下ヘルプを参照ください。

mackerel.io

RDSのマイクロホストとしてDocumentDBが登録されてしまう不具合を修正しました

AWSインテグレーションにてRDSの連携を有効にされている場合、DocumentDBのインスタンスがRDSのマイクロホストとして登録されてしまう事象が発生しておりました。

こちらは課金対象とはなっておりませんでしたが、RDSのマイクロホストとして登録されてしまったDocumentDBのインスタンスが存在する場合、お手数ですが手動で削除いただきますようお願いいたします。

Aurora MySQLの一部のメトリックが投稿されない不具合を修正しました

以前お知らせしたAWSインテグレーションのRDS連携で、Aurora MySQLの一部のメトリックが投稿されなかった不具合を修正しました。

mackerel.io

これによりRDSにて取得されるメトリックが増加することで、マイクロホストのメトリック数上限の30メトリックを超過し、ご利用料金に影響する場合がございます。 AWSインテグレーションで取得するメトリックは選択いただけますので、必要に応じて以下を参考に調整いただきますようお願いいたします。

mackerel-plugin-linux の不具合を修正しました

サーバーへのログインセッションがない場合、Linux Users(custom.linux.users.users)のメトリックが0として投稿されない不具合がありましたが、0として投稿されるよう修正いたしました。

ゴールデンウィーク期間中におけるサポート窓口対応の休業のお知らせ

Mackerelサポートにお問い合わせいただいた対応につきまして、以下の期間中はお休みをさせていただきます。

ゴールデンウィーク休業期間:2022年4月29日(金)〜2022年5月8日(日)

この期間中にいただいたお問い合わせについては、2022年5月9日(月)以降に順次対応させていただきます。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

式グラフを全画面表示した際の編集画面で補完やハイライトが利用可能になりました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦( id:missasan )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

式グラフを全画面表示した際の編集画面で補完やハイライトが利用可能になりました

式グラフの右上にある全画面表示をクリックして表示される画面から式を編集をクリックすると、式の編集画面が表示されます。 この編集画面で、補完やハイライトなどが利用できるようになりました。

f:id:mackerelio:20220404142947p:plain
「全画面表示」ボタンをクリック

f:id:mackerelio:20220404142818p:plain
右上の「式の編集」をクリックすると補完機能が利用できる編集画面が開きます

また本機能は今後順次、式グラフの全画面表示以外の画面でも利用できるよう対応を進めていく予定です。

  • 式グラフの全画面表示 (本リリースにて対応)
  • 式による監視の新規作成・編集画面
  • グラフボードでの式グラフ新規作成・編集画面
  • カスタムダッシュボードでの式グラフ新規作成・編集画面

AWSインテグレーションのWAF連携により取得できるメトリック対象を追加しました

以下のブログ記事でもお知らせさせていただきました通り、AWSインテグレーション WAFがマネージドルールの監視に対応しました。それに伴い、取得できるメトリックが追加されています。 詳細は、以下ブログ記事をご覧ください。

mackerel.io

ECS タスク定義のヘルスチェックを設定している環境でエージェントが起動しない不具合を修正しました

mackerel-container-agent v0.5.3 にて発生していた、ECS タスク定義のヘルスチェックを設定している環境で、エージェントが起動に失敗するバグを mackerel-container-agent v0.6.0 のリリースにて修正しました。

github.com

AWSのタグを使ったロールの割り当て機能をリリースしました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の五十嵐( id:masarasi )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

AWSのタグを使ったロールの割り当て機能をリリースしました

先日、以下のブログエントリでお知らせした通り、 AWSインテグレーションにAWSのタグに設定された値を使ったロールの割り当て機能をリリースしました。

mackerel.io

当機能は各AWSリソースに mackerel-integration タグを付与しておくと、AWSインテグレーションがメトリックを取得するときに自動でロールを割り当てます。

このリリースで対応したサービスは以下の9つです。

  • EC2
  • ELB
  • ALB
  • NLB
  • RDS
  • Lambda
  • ElastiCache
  • SQS
  • API Gateway

使い方については以下のAWSインテグレーションに関するヘルプをご確認ください。

https://mackerel.io/ja/docs/entry/integrations/aws#resource_tag

また、当機能に関してみなさまが疑問に思われるであろう点について以下に記載しております。これら以外にもご不明な点などがありましたら、サポートチームまでお問い合わせください。
また、ご意見やご要望などもぜひフィードバックしていただけたらと思います。

Q&A

  • デフォルトロールと同時に設定した場合の動作

    mackerel-integration タグの内容を優先するため、デフォルトロールは設定されません(既に割り当てられているサービス・ロールは残ります)。デフォルトロールも割り当てたい場合は、上記の複数ロール設定をご利用ください。

  • デフォルトロールとの使い分け

    mackerel-integration タグによるサービス・ロール設定では、AWS のリソースとそれに紐付けたいサービス・ロールをAWS のリソースのタグとして設定するため、AWS のリソース単位でのサービス・ロールの管理ができます。タグによる設定では、1つのAWSのサービスに複数のサービス・ロールを割り当てるようなより細かな設定が可能なため基本的にはこちらの利用を推奨します。デフォルトロールは、AWSのサービス単位でサービス・ロールを分ける必要がないものに適しています。

  • 既存のホストにタグを設定した場合

    それまで設定していたタグは残したまま、mackerel-integration タグで設定したタグを追加します。

  • タグを設定してもホストにサービス・ロールが反映されない

    ロールの割り当ては、ホストごとに一定間隔で行っているため、反映まで時間を要することがあります。数時間経過しても反映されない場合は、Mackerelのサービス・ロールに利用できない文字が含まれていないかご確認ください。

    また、過去に一度でもmackerel-agentが動作したことのあるホストでは、mackerel-agentが登録したホスト情報を優先するため、mackerel-integration タグを設定していても更新対象になりません。

    Amazon Auroraの場合はクラスタとインスタンスの2つにタグを設定できますが、この機能ではインスタンスのタグを参照します。Aurora Serverlessの場合はクラスタのタグを参照します。

外形監視でリダイレクト時のCookieをサポートしました

外形監視で「レスポンスヘッダに従ってリダイレクトする」オプションを有効にしている場合に、監視対象 URL から払い出された Cookie がリダイレクト先にも保持されるようになりました。なお、当機能変更により一部外形監視の挙動が変わっていることがありますのでご留意ください。

URL 外形監視の仕様につきましては下記のヘルプにも記載しておりますので、この機会にあらためてご覧いただけると幸いです。

mackerel.io

mackerel-container-agentの問題を解消しました

mackerel-container-agent に関する以下の問題を解消しました。

  • mackerel-container-agent の設定を Amazon S3 から読み込むようにしている場合に、 設定の自動再読み込みが行われた際にメトリックが途切れる問題を解消しました。
  • Amazon EKS 上で mackerel-container-agent を利用されているケースにおいて、IRSA(IAM Roles for Service Accounts)を有効にしており、かつ Amazon S3 から設定を読み込むようにしている場合、mackerel-container-agent が起動に失敗する問題を解消しました。

Mackerel では今後もコンテナ関連の機能アップデートを行っていきますので、まだ使ったことがない方はぜひご活用ください!

なお、mackerel-container-agent の使い方については下記のヘルプをご確認ください。みなさまからのご意見やご要望など、フィードバックもお待ちしています!

mackerel.io