Azureインテグレーション・SQL Database 連携で取得できるメトリックを追加しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

Azureインテグレーション・SQL Database 連携で取得できるメトリックを追加しました

以下のとおり、Azure SQL Database において5つのメトリックを新たに取得できるようにしました。

  • SQL Server process core percent
    • azure.sql_database.sqlserver_process_core_percent.percent
  • SQL Server process memory percent
    • azure.sql_database.sqlserver_process_memory_percent.percent
  • Tempdb Data File Size
    • azure.sql_database.tempdb_data_size.data_size
  • Tempdb Log File Size
    • azure.sql_database.tempdb_log_size.log_size
  • Tempdb Percent Log Used
    • azure.sql_database.tempdb_log_used_percent.percent

以下のドキュメントも合わせてご確認ください。

mackerel.io

チェック監視結果の投稿時刻や投稿間隔に関連する仕様を変更しました

Mackerel におけるチェック監視は、プラグインを通じてご利用の方も多いと思います。

mackerel.io

このチェック監視の実行結果は、チェック処理をおこなった時間とともに Mackerel に送信され、その結果に応じてアラートの発報がおこなわれますが、これまでは、その時刻がどんなに過去のものでも同様に扱っていました。これを、最大6時間前までの時刻までのものとするよう、仕様を変更しました。

また、チェック監視に関する mackerel-agent のオプションに、最大試行回数である maxCheckAttemps がありますが、これの評価をおこなう保証範囲を6時間以内とするようにも仕様を変更しました。(これまでは1時間以内が保証範囲でした。)

10月28日(水)のイベントに弊社渡辺が登壇します!

アマゾン ウェブサービスジャパン株式会社主催のイベント、「ビジネスにアジリティーをもたらすSaaS+サーバーレス」に、Mackerel のプロダクトマネージャーである渡辺が登壇いたします。

aws-serverless.connpass.com

Mackerel でも先日対応した Amazon EventBridge がテーマのこのイベントで、サーバーレス環境に対して Mackerel をどういう形で活用していただけるか、EventBridge の活用を中心にお話をさせていただきます。ぜひご登録ください!

AWSインテグレーション・DynamoDB連携で取得できるメトリックを追加しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

AWSインテグレーション・DynamoDB連携で取得できるメトリックを追加しました

以下のとおり、DynamoDB におけるトランザクション競合に関するメトリックを2つ、追加しています。これは、CloudWatch API のメトリックサポートに追従する形となります。

  • TransactionConflict
    • dynamodb.transaction_conflict.item_level
    • dynamodb.transaction_conflict.request_level

AWSインテグレーション・API Gateway連携で、API名称に非ASCII文字が含まれていた場合に対応しました

連携対象である API Gateway の名称に非ASCII文字が含まれていた場合、これまでの Mackerel では連携することができませんでしたが、今回のリリースにより、名称に含まれる文字を以下のように置き換えた上で、連携できるようにしました。

  • 非ASCII文字が含まれていてなおかつASCII文字も存在する場合、非ASCII文字を - に変換します。
  • 非ASCII文字のみで構成されている場合は、API ID を設定します。

下記ヘルプページも合わせてご確認ください。

mackerel.io

各OSSをリリースしました

変更内容は以下のとおりです。

mackerel-check-plugins

  • [check-http] -m ( --method ) 、 -d--body )オプションなどを新規追加しています。詳細はこちらを確認してください。
  • [check-load] --percpu オプションを使用した場合にメトリック値とコマンドの出力結果が異なっていた点を修正しました。

コントリビュートいただきました皆様、ありがとうございました!

mackerel-check-plugins については、下記のヘルプページもご参照ください。

mackerel.io

Google Cloud インテグレーションをリリースしました!

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。実は先週・17日は、Mackerel を正式リリースしてから満6年となる、記念すべき日でした。

mackerel.io

それを祝して......というわけではないのですが、今回は大型リリースのお知らせになります。

待望の Google Cloud インテグレーションをリリースいたしました!本日より、ご利用可能です!

mackerel.io

Google Cloud インテグレーションをリリースしました

Google Cloud インテグレーションは、オーガニゼーション詳細ページ内、「Google Cloud インテグレーション」タブから設定することができます。

f:id:mackerelio:20200924123849p:plain

Google Cloud インテグレーションをご利用いただくには、サービスアカウントの設定が必要となります。詳細は下記ヘルプページを参照してください。

mackerel.io

本日のリリースのタイミングでは、以下の Google Cloud Platform の下記3サービスについて、連携・監視することが可能です。

f:id:mackerelio:20200924123913p:plain

それぞれのサービスで連携・監視することができるメトリックについては、以下のヘルプページを参照してください。

mackerel.io

mackerel.io

mackerel.io

今後も順次、対応サービスの拡充を進めていきます。それにあたり、ご利用の皆様からのご意見・ご要望・フィードバックは大変重要であると考えており、大いに参考とさせていただきながら開発を進めていきます。以下のお問い合わせフォームから、ぜひお気軽にご意見の方、お寄せください!

support.mackerel.io

AWSインテグレーション・ElastiCache連携により取得できるメトリック対象を追加しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

AWSインテグレーション・ElastiCache連携により取得できるメトリック対象を追加しました

こちらは先日、このブログで前もってお知らせをしていた仕様変更になります。予定通り、本日・7日にリリースしています。リリース内容の詳細については、以下のブログ記事を確認してください。

mackerel.io

Webhook通知のペイロードに通知対象のグラフ画像URLを含めるようにしました

Mackerelで検知・オープンされたアラートは、通知チャンネルを設定することで、さまざまなチャットサービスやインシデント管理ツールに連携させることができます。 Webhook 通知も、Mackerelがサポートしている通知チャンネルのうちのひとつです。

mackerel.io

これは、検知したアラートに関するJSON形式の詳細情報をペイロードとして、任意のURLに対してPOSTリクエストをおこなえる仕組みです。

今回のアップデートにより、このペイロードにグラフ画像URL imageUrl を含めるようにしました。Webhook通知チャンネルを用いて通知の受信をカスタマイズされている場合に、その内容をよりリッチなものにしていただけるようになりましたので、ぜひご活用ください!

mackerel-container-agent にて、稀にconnectivityアラートが発生する問題に対処しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

mackerel-container-agent にて、稀にconnectivityアラートが発生する問題に対処しました

github.com

mackerel-container-agent にて、稀に予期せぬタイミングでconnectivityアラートが発報してしまう、という問題があることが判明し、その対処を v0.4.0 で実施しています。 上記の問題に該当すると思われる方は、v0.4.0 の mackerel-container-agent のご利用をご検討ください。

監視ルール「ホスト死活監視」の「アラート発生時のアラートステータス」の選択をAPIからもおこなえるようにしました

監視ルール「ホスト死活監視」の「アラート発生時のアラートステータス」の選択をWebコンソールからおこなえるようになったことについては、先日もこちらのブログでお伝えしたとおりなのですが、これがAPIからもおこなえるようになりました。

該当するAPIのドキュメントは以下です。

mackerel.io

Debian 8 に対する mackerel-agent の公式サポートを終了しました

Debian 8 自体のOSサポート終了に合わせて、Mackerel においても、Debian 8 環境での mackerel-agent の動作等に関する公式サポートを終了しました。

サポートを停止しても、ただちにmackerel-agentが動かなくなったり、サーバーの監視が停止することなどはありませんが、今後のアップデートにおいて、mackerel-agentの動作保証ができなくなります。 ご利用の方は、速やかにOSのアップデート等をご検討ください。

監視ルール「ホスト死活監視」で、アラート発生時のアラートステータスを選択できるようにしました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

監視ルール「ホスト死活監視」で、アラート発生時のアラートステータスを選択できるようにしました

Mackerelで設定可能な監視ルールのうち、エージェント(mackerel-agent)などからのメトリック送信が途切れたことを検知してアラートを発報することができる「ホスト死活監視」ですが、これまでは critical 固定であったアラートステータスを選択できるようにしました。

f:id:mackerelio:20200803160307p:plain

ホスト死活監視は初期状態ですでに設定済みなので、もしかしたらあまり意識したことがない、という方もおられるかもしれませんね。以下のページも合わせて確認することで、復習してみてください。

support.mackerel.io

AWSインテグレーション・RDS連携で取得可能なメトリックを追加しました

これにより、RDS Aurora では最大で52個、Aurora Serverlessでは最大で51個、それ以外では最大で24個のメトリックが取得できるようになっています。 その差分については、以下でご確認ください。データベースエンジンごとで取得に対応しているメトリック・していないメトリックもありますので、ご注意ください。

github.com

各種OSSをアップデートしました

mackerel-agent-plugins(v0.62.0)

mackerel-plugin-linuxにおいて、一部のOS・バージョン(Debian 10 / RHEL 8 / Ubuntu 20.04)で disk stats が取得できなくなっていた点を修正しました。

mackerel-check-plugins(v0.36.0)

check-logにおいて、--file オプションに対する指定(glob 形式)で新たに {} に対応しました。 以下のような指定をすることが可能になります。

command = ["check-log", "--file", "/var/log/{secure,cron}", "-p", "timeout"]

ぜひご利用ください!

クラウドインテグレーションのメトリック追加をおこないました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

クラウドインテグレーションのメトリック追加をおこないました

下記の各マネージドサービスに対するクラウドインテグレーションについて、取得可能なメトリックをそれぞれ追加しています。

Azure SQL Database

価格レベルに応じたメトリックの取得ができるようになりました。各価格レベルで取得できるメトリックについての詳細は、下記ヘルプページを参照してください。

mackerel.io

Amazon CloudFront

Amazon CloudFront が、8つのリアルタイムメトリックを Amazon CloudWatch に追加したことに Mackerel の AWSインテグレーションも対応しました。

aws.amazon.com

追加したのは以下のメトリックです。

  • ErrorRate
    • 401ErrorRate (cloudfront.error_rate.401_error_rate)
    • 403ErrorRate (cloudfront.error_rate.403_error_rate)
    • 404ErrorRate (cloudfront.error_rate.404_error_rate)
    • 502ErrorRate (cloudfront.error_rate.502_error_rate)
    • 503ErrorRate (cloudfront.error_rate.503_error_rate)
    • 504ErrorRate (cloudfront.error_rate.504_error_rate)
  • CacheHitRate
    • CacheHitRate (cloudfront.cache_hit_rate)
  • OriginLatency
    • OriginLatency (cloudfront.origin_latency)

下記ヘルプページも合わせてご確認ください。

mackerel.io

各種OSSをアップデートしました

mackerel-agent-plugins (v0.61.0)

mackerel-plugin-accesslog プラグインにおいて、アクセスログに含まれるフィールドのうち、プラグインが使用しないものに対しては解析エラーを出さないようにしました。

mackerel-check-plugins (v0.35.0)

check-ssl-cert プラグインにおいて、中間証明書の期限も監視するようにしました。

mackerel-client-go

特定条件下において HTTP Keep-Alive しないケースがある不具合を修正しました。

2020年上半期のアップデート内容を一挙ご紹介するオンラインセミナーを開催します!

こちらのブログでもお知らせをしているとおり、Mackerelでは日々アップデートを継続しています。今年もすでに多くのアップデートをおこないました。

今回のイベントでは、2020年上半期のアップデートを紹介しながら、MackerelチームのCREがおすすめ機能をデモも交えてご紹介します!

mackerelio.connpass.com

気づけていなかったアップデートもあるかもしれません。ぜひ参加をご検討ください!