mackerel-container-agent のアップデートを行いました

こんにちは。CREの西山(id:tukaelu)です。

相変わらずジメジメした日が続きますね。

早くも私の自宅のエアコンが稼働し始めたのですが、湿度が下がらないため併せて除湿機も稼働させています。 私は室温と湿度をMackerelでモニタリングしているのですが、電気代が気になり電気の使用量も監視しようかと思い始めた今日この頃です。

さて、今週のリリース内容は mackerel-container-agent に関するお知らせとなります!

mackerel-plugin-json を同梱しました

mackerel-plugin-json は公式プラグインとしては同梱されてはいないのですが、今回 mackerel-container-agent の同梱プラグインとして追加いたしました。

「入門監視」でも取り上げられていた「Healthエンドポイントパターン」のようなモニタリングに関する情報をJSON形式でレスポンスするエンドポイントの監視する際にとても有用なプラグインとなっております。

特にコンテナの運用・監視においてご活用をいただくシーンがたくさんあるかと思いますので、是非ご利用ください!

設定ファイルのURLがS3指定の際に、リージョンを解決出来るようになりました

環境変数 AWS_DEFAULT_REGION が未設定の場合、コンテナエージェントで s3:// による外部設定ファイル指定をするとリージョンが解決できずエラーとなってしまう不具合を修正しました。

設定ファイルを定期的に読み込む設定ができるようになりました

mackerel-container-agent の環境変数に MACKEREL_AGENT_CONFIG_POLLING_DURATION_MINUTES を設定いただくことで、分単位で設定ファイルがリロードされるようになりました。

マニュアルでも解説しておりますので、こちらも参考にしてください!!

mackerel.io

CloudNative Days Tokyo 2019(7月22日〜23日)に出展しています!

本日から二日間(7月22日 〜 23日)、虎ノ門ヒルズフォーラムで開催される CloudNative Days Tokyo 2019 に出展しております。

cloudnativedays.jp

本日 16:40 〜 17:20 に RoomH にて、Mackerel チーム SRE 今井(id:hayajo_77)より、「Mackerelチームのコンテナエージェント開発における戦略とこれから」というタイトルで登壇させていただきます!!

また、5F にある Exhibition AREA にてCREがデモ環境とノベルティをご用意してお待ちしていますので、参加される方は、ぜひ Mackerel ブースに足を運んでください!

お待ちしております!!

チャンネル設定画面をサイドメニューから直接開けるようになりました

こんにちは。CREの井上(id:a-know)です。梅雨の季節ですね。暑く、ジメジメとした日が続いていますが、みなさんは夏バテなどされていないでしょうか。

ついつい冷たい食べ物を食べたくなってしまいますが、それは夏バテのバロメーターでもあるそうですよ。冷たい食べ物・飲み物をどれくらい飲食しているかを "監視" できるといいかもしれませんね。笑

さて、今週のリリース内容をお知らせします。

チャンネル設定画面をサイドメニューから直接開けるようになりました

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ご覧のとおり、サイドメニューに新たな項目 Channels を追加しました。ここからチャンネル設定画面を直接開くことができます。すでに気づいていたという方もおられるかもしれませんが、ご活用ください!

mackerel-plugin-aws-batch プラグインで取得できるメトリックを追加しました

github.com

mackerel-plugin-aws-batch プラグインで取得できるメトリックとして、 SUCCEEDED FAILED のメトリックを追加しています。

こちらのプラグインは mkr plugin install コマンドでインストールできます。詳しくは以下のヘルプページも参照してください。

mackerel.io

CloudNative Days Tokyo 2019(7月22日〜23日)に登壇&ブース出展します!

cloudnativedays.jp

先日もこちらのブログでお知らせをしていましたが、改めて。7月22日(月) 〜 23日(火) の二日間、虎ノ門ヒルズフォーラムで開催される CloudNative Days Tokyo 2019 にて、登壇&ブース出展します。いよいよ来週です!

mackerel.io

登壇については、Mackerel チーム SRE 今井(id:hayajo_77)より、「Mackerelチームのコンテナエージェント開発における戦略とこれから」というタイトルで、Mackerelのコンテナ環境への対応の概要や、その際に考慮したことなどについてお話をさせていただきます。

ブース出展については、5F にある Exhibition AREA にブースを展開し、私を含めたCREがデモ環境を用意してお待ちしています。ステッカーや新ノベルティグッズのコースターもありますので、それ目当てにお越しいただいても構いません!笑

会場で多くのユーザーのみなさまにお会いできることを心より楽しみにしています!

macOS のダークモードに合わせ自動でテーマを切り替える設定を追加しました ほか

Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

7月になりました。まだ雨の日が続いていますが、夏がもうすぐそこまできていますね。

今月は、はてなでは2019年度期末の月にあたるので、Mackerel チームでも来期に向けてロードマップや公式イベントなど、長期的な計画をいろいろと練り直したり整えたりしているところです。 ユーザーのみなさまにご報告できる形になりましたら、ブログやその他SNSなどで発信していければと思っています。

さて、今週のアップデート情報です。

macOS のダークモードに合わせ自動でテーマを切り替える設定を追加しました

macOS Mojave の 外観モード(ダークモード / ライトモード)に合わせて自動でテーマを切り替える設定を追加しました。テーマの自動切り替えの有効化・無効化は、アカウント設定のユーザーインターフェースから設定可能です。

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なお、本機能は外観モードに対応したOS・ブラウザでのみ有効です。

最近 Mackerel を使いはじめたばかりで、そもそもテーマが切り替えられることに気づいていなかったという方もおられるかもしれませんので、ご紹介します。Mackerel のダークモードに当たるテーマは「映画に出てくるハッカーモード」という謳い文句で 2015年4月1日 のエイプリルフール企画としてリリースされた後に、好評を得て正式化されたものです。そのハッカーモードが、macOSの外観モード設定に合わせ自動で切り替えられるようになったというのが今回のリリースです。 ぜひ当時のブログもご覧ください。

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mackerel-client-ruby で HTTP エラー時に発生する例外を変更しました

mackerel-client-ruby v0.8.0 にて HTTP エラー時に発生する例外を変更しました。また、一部のステータスコードを受け取った場合に正しく例外を送出できていなかったことに対応しました。

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AWSインテグレーションが EFS に対応しました ほか

こんにちは!はじめまして、5月にMackerelチームにCREとしてJoinした西山(id:tukaelu)です。

時代が平成から令和に変わりあっという間に1ヶ月が経ちましたが、私もMackerelチームにJoinして1ヶ月となり、はじめてのリリース告知をさせていただきます!今後イベント等でもお会いすることがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします!

そして、先週 6月12日(水)〜14日(金)の三日間、幕張メッセで開催された AWS Summit Tokyo 2019 に出展いたしました。

今年は幕張メッセということで昨年よりも会場が広く、非常に多くのご来場者で賑わっておりました。 Mackerel ブースにもたくさんの方にお越しいただき、誠にありがとうございました!

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エンジニアの渡辺(id:wtatsuru)がミニセッションを担当し、たくさんの方にお立ち寄りいただきました。

来週 6月27日(木)は、グランフロント大阪で開催される AWS Summit Osaka 2019 に出展予定です。参加される方はぜひ、 Mackerel ブースにお立ち寄りください!

それでは、今週のアップデート情報です。

Amazon Elastic File System インテグレーションをリリースしました

AWSインテグレーションが Amazon Elastic File System に対応しました!

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インテグレーションの設定をした場合、1ファイルシステム = 1マイクロホストとして Mackerel に登録され、メトリック数は最大で28個となります。

mackerel-plugin-jvm で JAVA_HOME をデフォルトの探索先となるように変更しました

mackerel-plugin-jvm で 環境変数に JAVA_HOME が設定されていた場合、 JAVA_HOME 以下 ( $JAVA_HOME/bin/jps など ) をデフォルトで探索するように変更しました。

github.com

JAVA_HOME が未設定の場合は、従来どおり /usr/bin 以下 ( /usr/bin/jps など ) が使用されますが、 /usr/bin 以外を指定されている場合は、 JAVA_HOME を設定することでコマンドオプションの指定の簡略化ができます。

また今回のアップデートは非互換なアップデートとなるため、ご利用いただいているお客様は環境変数への JAVA_HOME の設定有無にご注意いただき、アップデートを実施いただくようお願いいたします。

支払履歴の請求額でホストの内訳を確認できるようになりました

オーガニゼーションのプランタブから確認できるクレジットカードの支払履歴で、5月分以降の支払いについてスタンダードホスト / マイクロホストの内訳を表示するようにしました。

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Amazon Elasticsearch Service インテグレーションでバージョンの表示に対応しました

AWS インテグレーションで連係している ElasticsearchService のホスト情報に Elasticsearch のバージョンを表示するようにしました。

ansible-mackerel-agent v0.8.4 をリリースしました

  • mkr コマンドをインストールするタスクを追加しました
  • チェックプラグインのインストールタスクで action の指定をサポートしました

AWS Step Functions インテグレーションをリリースしました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CREの井上(id:a-know)です。

暑いですね!先週くらいから、Mackerel Tシャツや Mackerel ポロシャツをヘビーローテーションで着回している毎日です。このままの勢いで夏本番を迎えるんでしょうか?ちょっと心配な私です。

さて、今週のアップデート情報をお知らせします。

AWS Step Functions インテグレーションをリリースしました

AWSインテグレーションの連携対象として、AWS Step Functions に対応しました!

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インテグレーション設定した場合、1ステートマシン = 1マイクロホストとして Mackerel に登録されます(マイクロホストのリリースについてはこちらを参照してください)。メトリック数は 7 + 9 × (アクティビティ数) + 8 × (Lambdaファンクション数) となります。

AWS Step Functions は、はてながサービス提供している「はてなブログ」のバックエンドでも利用をしており、このインテグレーションの対応については社内でも喜びの声が上がっています。Mackerel ユーザーのみなさまも、ぜひお使いください!

ロール内異常検知・学習に失敗した際の理由を表示するようにしました

先日、パブリックベータ版としてトライアルを開始したロール内異常検知機能ですが、みなさまお使いいただけていますでしょうか?

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機械学習アルゴリズムを用いているということで、特定の条件下ではその学習に失敗する場合があったのですが、今日のアップデートにより、なぜその学習が失敗したかがわかるようになりました。

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ロール内異常検知機能は、そのワークロード特性などを把握しきれていないサービスに対して有効にするケースや、監視ルール設定をより万全なものにするためのきっかけとして、大変好評いただいている機能です。非常に簡単に設定することができますので、まだお試しでない方は、ぜひこの機会に設定してみてください!

AWSインテグレーションにおける "混乱した代理" 問題に対処しました

AWSインテグレーションの設定IAM roleのExternal IDをランダムに発行するようになりました。

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これにより、"混乱した代理" 問題 を解決し、連携しているロールのセキュリティーが向上します。 既に設定済みのAWSインテグレーション設定に関しても、External IDを発行して設定していただくことで、セキュリティーを向上させることができます。

ヘルプページにおける設定方法の記述も更新していますので、こちらも再度確認してみてください。

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EOL に伴い、Ubuntu 14.04 LTS に対する公式サポートを終了しました

今年の4月30日にサポート終了を迎えたことに伴い、Mackerel でも、Ubuntu 14.04 LTS に対する公式サポートを終了しました。

現在公式サポート対象となっている環境については、以下のヘルプページをご確認ください。

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その他のアップデート内容

今日のアップデート内容は盛り沢山のため、その他のアップデート内容については以下にリストアップする形でお知らせします。

  • クレジットカード情報の入力方法を変更しました。
    • カード番号の入力がわかりやすく、またこれまでよりもセキュアなものにしました。
  • プラン画面において、メトリック数を超過しているスタンダードホストとマイクロホストがそれぞれ別に確認ができるように変更しました。

Hatena Design Hour #7 にて、Mackerel 担当デザイナーが登壇します

はてなが主催するWebデザイナー向けイベント、Hatena Design Hour #7にて、Mackerel を担当しているデザイナー2人が登壇します。

デザイナーイベント「Hatena Design Hour #7」を開催します #hatenadesign - Hatena Design Group

それぞれ、「Mackerelのダッシュボードリニューアル」「Mackerelのコンテナ用エージェントのキャラクターができるまで」というテーマでお話しします。そのデザインや使い勝手の良さについては、大変好評いただいている Mackerel を支える2人のデザイナーの話を直接聞けるチャンスはあまりありませんので、興味のある方はぜひご参加ください!

監視ルールの種類をパネル表示するようにしました

Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

今週のアップデート情報です。

監視ルールの種類をパネル表示するようにしました

新規監視ルール作成画面を新しくしました。作成可能な監視ルールの種類がパネル表示され、見やすくなりました。

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Mackerelのさまざまな監視ルール

Mackerelでは、取得したメトリックを元にした閾値監視、ホスト死活監視が可能な他に、URL外形監視や、式による監視などさまざまな監視ルールがあります。2019年3月にはロール内異常検知もリリースされ、項目も横並びのタブ表示するには不向きな数になってきたので、今回のような変更を行いました。

URL外形監視では、公開されたURLに対してHTTP/HTTPSアクセスをして、レスポンスコードやレスポンスタイム、レスポンスボディに含まれる文字列監視、さらにはSSL証明書の期限監視などを実施できます。

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式による監視では、ファイルシステム容量が不足するまでの日数の監視、前週との差分監視など、メトリックを元にカスタマイズした監視が可能です。

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ロール内異常検知は、まだオープンβ版としてのリリースですが、ユーザーのみなさんからのフィードバックなどをもとに、日々正式リリースに向け細かいチューニングを行っています。

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まだ試したことがない監視ルールがあれば、これを機会に一度どのようなことができるのかお試しください。 使ってみたいが使い方が不明、使いにくい点があるなどお困りのことがあればぜひサポート窓口までお問い合わせください。

監視・通知の設定に関する詳しい情報は以下ヘルプページをご覧ください。

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mackerel-plugin-mysql に debug オプションを追加しました ほか

Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

5月から、Mackerelチームに新しいCREメンバー 西山(id:tukaelu)がJOINしました!CREの活動もさらにパワーアップする予定です。 新メンバーも、これからブログやテクニカルサポート、お打ち合わせの場などでお目にかかることもあるかと思います。今後ともMackerel CREチームをよろしくお願いいたします!

井上(id:a-know)と2人でCREについてお話させていただいたHatena Developer Blogの記事もぜひご覧ください。 developer.hatenastaff.com

それでは、今週のアップデート情報です。

mackerel-plugin-mysql に debug オプションを追加しました

mackerel-agent-plugins v0.55.2 にて、mackerel-plugin-mysql に -debug オプションを追加しました。接続エラーの診断などに利用できます。

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check-logs および check-aws-cloudwatch-logs でのstateファイルの取り扱いがより安全になりました

go-check-plugins v0.30.0 にて、check-logs および check-aws-cloudwatch-logs でのstateファイルの取り扱いがより安全になりました。

check-logs

github.com

check-aws-cloudwatch-logs

github.com

check-log の挙動については、以下のエントリーで詳しくご紹介しています。

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mkr wrap コマンドで detail オプションを使用した際の出力が長い場合に先頭だけでなく末尾も出力するよう変更しました

mkr v0.37.0 にて、wrapサブコマンドで --detailオプションを使用した際、コマンドの出力結果の文字数が多い場合に、先頭だけでなく末尾も(合わせて1024文字)出力するよう変更しました。これまでは、先頭のみを出力していましたが、出力の末尾にエラー原因についての記述がある場合があるため、先頭末尾、両方を含めるようにしました。

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