いつもMackerelをご利用いただき、ありがとうございます。
先日、Mackerelではコンテナエージェントをパブリックベータとしてリリースしました。以降、コンテナ環境でご利用いただくケースも増えてまいりました。
Mackerelの従来の料金体系では、すべてのコンポーネントを利用状況に応じて「ホスト」という単位に換算し、ホスト1台分あたり1,800円という設定になっています。このホストという単位は、サーバー1台分という意味合いの強い考え方となっており、昨今のコンテナ環境や、クラウドのマネージドサービスでの利用実態にはあまりマッチしない考え方でした。
そこで、2019年5月より、これまでの「ホスト」という課金単位を、スタンダードホストとマイクロホストという2つの課金単位に分割する、新しい料金制度に改定します。
新しい料金制度への移行に伴う、ユーザー操作や手続きなどは不要です。 2019年5月の利用分から新料金が適用されますので、2019年6月のご請求から新料金となります。
以下、スタンダードホストとマイクロホストの課金単位の詳細について解説します。
スタンダードホスト
これまでの「ホスト」と同様のものです。1スタンダードホストあたり1,800円(税込み) となります。
スタンダードホストとして計算される対象は以下です。
- mackerel-agentがインストールされた物理サーバーまたは仮想サーバー1台につき1スタンダードホスト
- VM系インテグレーション(AWS EC2, AzureVM) 1インスタンスにつき1スタンダードホスト
- ホストメトリック数が200を超える場合、200メトリックごとに1スタンダードホスト
- サービスメトリック数が200メトリックにつき1スタンダードホスト
- 外形監視数が20項目につき1スタンダードホスト
マイクロホスト
新しい課金単位です。1マイクロホストあたり648円(税込み)となります。
マイクロホストとして計算される対象は以下です。
- mackerel-container-agentがサイドカー登録されているPodもしくはタスク1つにつき1マイクロホスト
- スタンダードホストとして計算されるVM系インテグレーション以外のAWS, Azureインテグレーションの1コンポーネントにつき1マイクロホスト
- マイクロホストのホストメトリック数が30を超える場合、30メトリックごとに1マイクロホスト
現在「ホスト」として料金が発生しているマイクロホスト対象分については、2019年5月以降自動的にマイクロホストとして計算されるようになります。
以上となります。
ご不明点などありましたら、support@mackerel.io までお問い合わせください。
引き続きMackerelをよろしくお願いします。