チェック監視の結果に応じてコマンドを実行させられるようになりました ほか

通知チャンネル"im.kayac"の停止スケジュールについて - Mackerel ブログ #mackerelio にてお知らせしておりました、通知チャンネル "im.kayac" の停止について、予定通り 10月26日(木)に作業を実施し、Mackerelの通知先として im.kayac の機能を停止しました。

以下のような事柄に関しては、既に実施されなくなっています。

  • 「チャンネル設定」での im.kayac チャンネルの新規作成
  • 登録済みの im.kayac チャンネルの、一覧への表示
  • 登録済みの im.kayac チャンネルに対する、通知の送信

im.kayac と通知先としてご利用だった方は、今一度通知設定の見直しをお願いいたします。

それでは、今週のアップデート情報です。

チェック監視の実行後、その結果をもとに任意のコマンドを実行できるようになりました

テキストログ監視をおこなう check-log や、プロセス監視をおこなう check-procs など、さまざまな観点での監視がおこなえる Mackerel のチェック監視ですが、今週のアップデートにより、チェック監視の実行後、その結果をもとに任意のコマンドを実行できるようになりました。

この機能を利用するためには、以下のように mackerel-agent.conf へ action オプションの追記をおこなう必要があります。

[plugin.checks.log]
command = "check-log -f /path/to/file -p PATTERN"
action = { command = "bash -c '[ \"$MACKEREL_STATUS\" != \"OK\" ]' && ruby /path/to/something.rb", user = "someone" }

環境変数 MACKEREL_STATUS には、直前の commandaction.command ではありません)の実行結果(OK, WARNING, CRITICAL, UNKNOWN のいずれか)がセットされています。上記の例の場合、直前のチェック監視の実行結果が OK でない場合に、 action.command に指定したコマンドを user で指定したユーザーとして実行する。という挙動となります。

「直前のコマンドの "一つ前" のコマンドの実行結果」がセットされる MACKEREL_PREVIOUS_STATUS という環境変数も用意していますので、チェック監視の結果に応じてある程度柔軟に自動オペレーションをおこなわせることもできるかと思います。この機能の詳細については以下のヘルプにも記載していますので、確認してください。

mackerel.io

AWS インテグレーション・SQS でもタグでの絞り込みをおこなえるようになりました

sqs:ListQueueTags アクションをおこなえるよう、ポリシーを付与する必要があります。詳細については以下のヘルプページ内・「タグで絞り込む」も参考にしてください。

mackerel.io

式監視のアラート通知で、通知文章に式そのものが含まれなくなりました

Mackerel の実験的機能である式監視機能ですが、これを用いた監視ルールによるアラート通知内容に、長大な式の内容が含まれないようにしました。

f:id:mackerelio:20171027103054p:plain

メールの本文には今まで通り表示がされます。

その他のリリース

  • Amazon Linux のバージョン 2017.09 に対応しました
  • コマンドラインツール mkr がアップデートされ、新たに metrics コマンドがサポートされました
  • mackerel-check-plugins をアップデートしました
    • check-disk プラグインの修正をおこないました

Pull Request をくださったみなさま、ありがとうございます!!

各種イベントのお知らせ

来たる 10月30日(月)に、株式会社ヌーラボさんの福岡支社で開かれるGeeks Who Drink in Fukuoka -モニタリング勉強会 Edition-に Mackerel チームのCRE・id:Soudai が登壇します!

nulab.connpass.com

そしてその翌日・10月31日(火)にはAWS CloudRoadShow 福岡が開催され、そこでブース出展をいたします!

AWS Cloud Roadshow 2017 福岡 powered by Intel® 広島、大阪、名古屋、福岡の 4 都市を巡る無料クラウドカンファレンス開催! | アマゾン ウェブ サービス

福岡近辺のエンジニアのみなさん、これらのイベントにぜひご参加ください!

AWSインテグレーションが NLB に対応しました ほか

先日もこちらのブログでお伝えしましたが、Mackerelからの通知先として連携可能な im.kayac.com が、2017年10月31日でサービスを終了することに合わせて、Mackerel の通知先としての機能停止も順次おこなっていく予定をしています。

詳細については以下の記事にも記載していますので、該当される方は一度ご確認ください。

mackerel.io

それでは、今週のアップデート情報です。

.io ドメインの不調対策として長くしていた死活監視の間隔を元に戻しました

先週のお知らせでのお伝えしていました、.io ドメインの不調問題への暫定対策として実施していた死活監視の判定間隔の伸長について、予定通り、10月17日(火)に元の仕様に戻す作業を実施しました。

mackerel.io

再び .io ドメインが不調に陥ってしまった際の影響を最小限にするためにも、ご利用のエージェントのアップデートをお願いいたします。エージェントのアップデート内容に関しては、先週の以下の記事をご確認ください。

mackerel.io

AWSインテグレーションが NLB に対応しました

先日公開された AWS Network Load Balancer(NLB) に、Mackerel の AWS インテグレーションも対応しました。

f:id:mackerelio:20171020093246p:plain

ご利用の際には、以下のヘルプページも参照してください。

mackerel.io

グラフへのマウスオーバー時に表示されるガイドが他のグラフにも表示されるようになりました

ホスト詳細画面やサービス詳細画面などにおいて、あるグラフにマウスオーバーした際に表示されるガイドが、同じ画面内の他のグラフにも表示されるようになりました。

f:id:mackerelio:20171020093316p:plain

サーバーリソースの調査などの際に活用いただけるかと思います。

Mackerel 関連 OSS をアップデートしました

mackerel-agent v0.47.0

  • Linux における CPU使用率の計算方法を修正しました
    • cpu.user から guest 使用率を減算するようにしました
  • AzureVM上で、ある特定の状況下で異常終了する問題を修正しました

mackerel-agent-plugins v0.37.0

  • mackerel-plugin-mcrouter を追加しました
    • ただし、パッケージには追加していませんので、ご利用の際には各自でビルドをお願いします。

コントリビュート・issue報告してくださったみなさま、いつもありがとうございます!

学生・若手社会人エンジニア向けの Mackerel 勉強会が開催されます

サポーターズさんが主催している「サポーターズ勉強会」の次回開催のテーマが、「はてなエンジニアが贈るはじめてのMackerel」となっており、現在も参加者を募集しています。

supporterzcolab.com

講師は、Mackerel UG の発起人でもあり、現在ははてなのWebアプリケーションエンジニアでもある id:papix

参加資格は「エンジニア職志望の学生の方(学年不問)」「20代or2010年卒以下の社会人エンジニアの方」で先着順となっていますが、まだ枠に余裕はあるようなので、もし興味をお持ちの方がおられましたら、ぜひご参加いただけたらと思います!

URL外形監視のレスポンスタイム計測の仕様調整を実施しました・ .ioドメイン不調対策として変更していた死活監視の判定間隔を元に戻します ほか

こんにちは。Mackerel チーム CRE の井上(id:a-know)です。

今日はぐっと冷え込んで来ましたね。しばらく天気も雨模様のようです。いろんな場で「サーバーモニタリングはサーバーの健康診断」とよく言っているのですが、自分自身の健康状態にも一段と気をつけなければいけない季節になってきたな、と、私も気を引き締めています。

それでは、今週の Mackerel のアップデート情報をお知らせします。

URL外形監視のレスポンスタイム計測の仕様調整を実施しました

先日こちらのブログでもお知らせをしておりました、URL外形監視のレスポンスタイム計測の仕様調整について、予定通り、昨日・10月12日に実施をしました。

mackerel.io

今回の仕様調整内容は以下の2点です。

  • 外形監視のレスポンスタイム測定にDNSの名前解決時間を含めない
  • HTTPレスポンスが返ってこなかった際にレスポンスタイムを記録しない

レスポンスタイム監視をおこなっている場合、仕様調整前後のメトリックをぜひ一度ご確認いただき、必要に応じて閾値の調整をお願いいたします。

【予告】.ioドメイン不調対策として変更していた死活監視の判定間隔を元に戻します

mackerel.io

上記のエントリにて先日お知らせしておりました .ioドメインの不調とそれに対する Mackerel としての対策ですが、ネガティブキャッシュのTTLより長い間隔に設定していた Mackerel の死活監視の判定間隔を元の間隔(10分未満)に戻す対応を、10月17日(火)に実施する予定をしています。

これは、先日のエージェントのアップデート(.ioドメイン不調対策として mackerel-agent をアップデートしました ほか - Mackerel ブログ #mackerelio)を受けてのものとなります。以前のドメインについても引き続きサポートいたしますが、再び .io ドメインが不調に陥ってしまった際の影響を最小限にするためにも、ご利用のエージェントのアップデートをお願いいたします。

im.kayac のサービス終了に伴う Mackerel 側の対応について

Mackerel がサポートしている通知連携先のひとつである im.kayac.com ですが、2017年10月31日をもってサービスが終了することが決まっています。

im.kayac.com

これに伴い、Mackerel においても、今月中に通知チャンネル先として利用できなくなります。本日のこのお知らせは第一報とし、詳細スケジュールは別途お知らせします。

通知チャンネル/通知グループAPIをリリースしました

通知チャンネル/通知グループに関するAPIをリリースしました!

mackerel.io

mackerel.io

通知設定の自動化などに、ぜひ活用してください!

Mackerel 関連 OSS をアップデートしました

以下の Mackerel 関連 OSS をアップデートしました。コントリビュートいただいたみなさま、ありがとうございました!

mackerel-agent-plugins v0.36.0

  • mackerel-plugin-json を追加しました。
    • json 形式での標準出力を受け付け、カスタムメトリックとして出力できるプラグインです。
  • [aws-dynamodb] グラフ定義を修正しました。
    • 一部のメトリックグラフが意図しない名前のグラフとして表示されていた点の修正で、非互換修正となります。
    • 変更内容については以下の通りです。
    • custom.dynamodb.SystemErrors.SystemErrors.<コマンド名> => custom.dynamodb.SystemErrors.<コマンド名>
    • custom.dynamodb.SuccessfulRequests.SuccessfulRequests.<コマンド名> => custom.dynamodb.SuccessfulRequests.<コマンド名>
    • custom.dynamodb.ThrottledRequests.ThrottledRequests.<コマンド名> => custom.dynamodb.ThrottledRequests.<コマンド名>
    • custom.dynamodb.UserErrors.UserErrors.<コマンド名> => custom.dynamodb.UserErrors.<コマンド名>
  • [unicorn] metric-key-prefix オプションをサポートしました。
  • [aws-elasticsearch] 取得するメトリックの種類・内容を改善しました。

go-check-plugins v0.14.0

  • [check-log] return オプション指定時、対象のファイル名も出力するようにしました。

fluent-plugin-mackerel v1.1.0

  • 依存パッケージ mackerel-client-ruby のバージョンを上げました。
    • これにより、fluent-plugin-mackerel による API リクエスト先が api.mackerelio.com になり、.io ドメインの不調の影響を回避できるようになっています。

今月の Mackerel 関連イベントのお知らせ

ここのところ Mackerel 関連のイベントを数多く開催していますが、まだまだ続きます!

10月27日(金)Mackerel UG 主催・モニタリング勉強会

Mackerel ユーザーの有志の方たちで立ち上げていただいたユーザーグループ、Mackerel UG主催のモニタリング勉強会が、10月27日(金)に LINE さんのオフィスで開催されます!

mackerel-ug.connpass.com

Mackerel UG 主催ではあるのですが、Mackerel のほかにも Zabbix・Prometheus といった OSS 監視ツールについてのお話もありますので、サーバー監視全般について考える良い機会かと思います。

10月31日(火)ブース出展 @ AWS CloudRoadShow 福岡

先日の名古屋に引き続き、AWS CloudRoadShow 福岡にも Mackerel がブース出展します!

AWS Cloud Roadshow 2017 福岡 powered by Intel® 広島、大阪、名古屋、福岡の 4 都市を巡る無料クラウドカンファレンス開催! | アマゾン ウェブ サービス

AWS CloudRoadShow による全国行脚を締めくくるこのイベントに、ぜひお越し下さい!

10月30日(月)Geeks Who Drink in Fukuoka -モニタリング勉強会 Edition- に Mackerel チーム CRE が登壇!

上記 AWS CloudRoadShow 福岡の前日・10月30日(月)には、株式会社ヌーラボさんの福岡支社で開かれるGeeks Who Drink in Fukuoka -モニタリング勉強会 Edition-に Mackerel チームのCRE・id:Soudai が登壇します!

nulab.connpass.com

この勉強会でも、ヌーラボさんの実際のサービス(Backlog)の運用監視やGMOペパボさんからのコンテナ監視の知見などなど、多角的なお話を聞いていただけると思います。まだ参加希望枠に余裕がありますので、ご都合の合う方はぜひご参加ください!

.ioドメイン不調対策として mackerel-agent をアップデートしました ほか

昨日は Mackerel 正式リリース3周年イベントであるMackerel Dayの開催日でした。

mackerelio.connpass.com

豪華登壇陣による大変濃密な発表もあり、また Mackerel 談義に花を咲かせる懇親会もあり、おかげさまで大変な盛況のうちに会は閉幕しました。ご登壇いただいたみなさま、そして参加者のみなさま、本当にありがとうございました。 また別途、開催レポートをこちらのブログにてお伝えできればと思います。

それでは、今週のアップデートです。

.ioドメイン不調対策として mackerel-agent をアップデートしました

以下の記事でもお知らせしておりました .io ドメインの不調とそれにともなう Mackerel の対策ですが、今週、その恒久対策を含んだ形で mackerel-agent をアップデートしています。

mackerel.io

具体的には、エージェントからの Mackerel への API リクエスト先を mackerel.io から api.mackerelio.com に切り替えるような変更をおこなっています。 これを受けて、死活監視の判定間隔の変更などの暫定対応についても、順次本来の状態に戻していく予定です。

mackerel-agent をご利用の皆様は、エージェントのアップデートを実施していただくか、もしくは、設定ファイルの一番上の行に apibase = "https://api.mackerelio.com/" の記述を追加の上、エージェントの再起動を実施してください(KCPS版 Mackerel を除きます)。

Mackerel 関連 OSS をアップデートしました

上記以外の mackerel-agent のアップデート内容も含め、以下に紹介します。

mackerel-agent v0.46.0

  • include_pattern exclude_pattern の指定ができるようになりました。
    • これにより、メトリックプラグインから送信するメトリック種別をフィルタすることができます。
    • 詳細はこちらの PullRequest をご確認ください。

mackerel-agent-plugins v0.35.0

  • [twemproxy] サーバーごとのメトリックをデフォルトで取得しないように変更しました。
    • 以前の挙動が好ましい場合は -enable-each-server-metrics オプションをご利用ください。

mkr v0.21.0

  • Mackerel への API リクエスト先を mackerel.io から api.mackerelio.com に切り替えました

mackerel-client-ruby v0.3.0

  • Mackerel への API リクエスト先を mackerel.io から api.mackerelio.com に切り替えました
  • ホストの検索に customIdentifier が利用できるようにしました
  • メタデータAPIをサポートしました

OpsGenie、PagerDuty において、Mackerel 側のアラートクローズと連動させない設定が可能になりました

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通知チャンネル・OpsGenie、PagerDuty の設定オプションとして、Mackerel のアラートクローズに応じて OpsGenie/PagerDuty 側のアラートクローズをさせるかどうかを指定できるようになりました。 チーム内でのインシデント管理のスタイルに合わせて、活用してください。

不正な通知先が設定されている通知チャンネルがサスペンドされるようになりました

無効なURLが設定されている・通知先となるURLが削除されてしまった、などの理由で一定回数以上通知に失敗した通知チャンネルが自動的にサスペンドされるようになりました。 サスペンドされている間は、通知チャンネル一覧において、以下のように表示されます。

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「サスペンド解除」をクリックすることで、その状態を解除することができます。

f:id:mackerelio:20171006103840p:plain

その他のアップデート内容

  • Lambda インテグレーションにメトリックを追加しました。
    • Iterator Age [ms]
    • Iterator Age [ms] per alias
    • Iterator Age [ms] per version
  • PagerDuty への通知で、通知メッセージが長い時に通知に失敗していた点を修正しました。
  • カメラボタンでのグラフを共有する際、積み上げグラフに表示を切り替えていても、その状態が維持されるようになりました。

mackerel-agent などをアップデートしました & 3周年記念イベント、開催間近! ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上(id:a-know)です。

先週もお伝えしたとおり、今週は Mackerel イベントが目白押しな「Mackerel ウィーク」な一週間でした。

月曜日に開催された Mackerel / NewRelic / Elasticsearch Seminar を皮切りに、

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トップバッターとして登壇した、Mackerelチーム CRE の曽根(id:Soudai

火曜日は大阪にて Mackerel Drink Up #6 Osaka を開催。ここでははてな社員の id:papix が LT を披露しました。

speakerdeck.com

水曜日は名古屋にてAWS CloudRoadShow 2017 名古屋にてブース出展。多くの名古屋のエンジニアのみなさんに Mackerel のご紹介をすることができました。

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名古屋でも元気な、Mackerelチーム CRE の曽根(id:Soudai

素敵な会場をお貸しいただいたリクルートテクノロジーズ様、エムオーテックス様、改めてありがとうございました。また、AWS CloudRoadShow 2017 名古屋 の会場に足を運んでいただいた皆様にも、この場で御礼申し上げます!

それでは、今週のアップデート情報です。

mackerel-agent などをアップデートしました

今週のリリースで mackerel-agent などをアップデートしました。詳細な内容は以下の通りです。

mackerel-agent v0.45.0

  • Go 1.9 でビルドするようにしました。

mackerel-agent-plugins v0.34.0

  • mackerel-plugin-flume, sidekiq をパッケージに含めました。
  • [aws-dynamodb] メトリックの調整をおこないました。
  • [mysql] enable_extended 有効時の拡張メトリックを調整しました。
  • [openldap] メトリックの修正をおこないました。

mackerel-check-plugins v0.13.0

  • [check-log] デフォルトの挙動を以下のように変更しました。
    • 【変更前】初回起動時には、監視対象のログを全て読み込み、チェックする
    • 【変更後】初回起動時には監視対象のログをチェックしない。起動以降に出力されたログを対象にチェックする
    • 以前の挙動が望ましい場合は --check-first オプションを指定することで、従来と同じ挙動になります
  • Go 1.9 でビルドするようにしました。

mkr v0.20.0

  • Go 1.9 でビルドするようにしました。

コントリビュートいただいたユーザーのみなさま、ありがとうございました!

Mackerel正式リリース3周年記念イベント『Mackerel Day』、開催間近!

先週の9月17日をもって、Mackerel は正式リリースから3年が経ちました。Mackerel というサービスがここまで継続し、またその間に数多くの先進的な機能を実装してこられたのも、ひとえに Mackerel をご利用いただいているみなさまのおかげです。

そんな Mackerel の3周年を祝して、またみなさまへの御礼の気持ちも込めて、特別版ミートアップイベント・Mackerel Day を開催いたします!

mackerelio.connpass.com

Mackerel をお使いいただいている DMM.com ラボ様、freee様、GMOペパボ様、メルカリ様(発表順)といった豪華な登壇陣をお招きし、Mackerel のさまざまな使い方・便利な活用事例などを凝縮してお届けします。会場はアマゾンジャパン様に素晴らしい会場をご提供いただきました。ソリューションアーキテクトの酒徳様にもご登壇いただきます。はてなからも、杉山・大野・井上(私です)が登壇させていただきます!

会場には、Mackerel開発チームも全員参加し、懇親会までご一緒します。ユーザー・開発者が一堂に会するこのイベントに、ぜひご参加ください!

8月の大型メンテナンスにともなう並行運用を予定通り終了しました・Amazon SQS インテグレーションをリリースしました ほか

昨日もこちらのブログを通してお知らせいたしましたが、現在断続的に発生している.ioドメインの不調にともなう Mackerel の死活監視のアラート誤報に関して、ユーザーの皆様には大変ご不便をお掛けしております。

以下のブログエントリにて、詳細について記載しております。ご確認がまだの方は、ぜひ一度ご確認ください。

mackerel.io

それでは、今週のアップデート情報です。

8月の大型メンテナンスにともなう並行運用を予定通り終了しました

8月のプラットフォーム移行作業の終了に関するこちらのアナウンスでも以下のようにお知らせしておりましたが、

ただし、今後1ヶ月(2017年9月21日(木)まで)、Mackerelの新旧システムの平行運用を念の為おこなう予定です。その間は、旧システムへ切り戻す可能性がわずかながらございます。IPアドレス制限等の設定をおこなわれている場合には、しばらく両方のIPアドレス帯の設定をお願いいたします。並行運用停止の際には改めて当Blogにてアナウンス致します。

プラットフォーム移行メンテナンス第2弾及び、一連の移行作業の終了お知らせ - Mackerel ブログ #mackerelio

上記の並行運用に関して、予定通り終了しましたことをお伝えします。ご協力いただき誠にありがとうございました。

「Mackerel」が国内初のAWS DevOpsコンピテンシー認定を取得しました

AWSのパートナー制度「AWS パートナーコンピテンシープログラム」における「AWS DevOpsコンピテンシー」認定を、このたび Mackerel が取得しました。

「AWS DevOpsコンピテンシー」への認定は、国内企業発のサービスでは Mackerel が初めてになります。

aws.amazon.com

「サーバー監視」だけでなく、「インフラ管理」、日々動的に変遷するインフラ環境における DevOps の効率化を促進することも Mackerel のビジョンであるため、今回の認定は私たちとしても大変うれしく思っています。

はてなとしてのプレスリリースも配信しています。こちらもぜひご確認ください。

はてなのサーバー監視サービス「Mackerel」が国内初のAWS DevOpsコンピテンシー認定を取得 - プレスリリース - 株式会社はてな

Amazon SQS インテグレーションをリリースしました

AWSインテグレーションによるホスト連携対象として、新たに Amazon SQS に対応しました。

aws.amazon.com

既にヘルプページも公開しています。

mackerel.io

IAM Role には AmazonSQSReadOnlyAccess ポリシーの追加が必要となります。以下のヘルプも参照してください。

mackerel.io

Mackerel のAWSインテグレーションでは、タグを用いて連携対象となるクラウド製品を絞り込むことができますが、Amazon SQS ではキューに対してタグを付与することができないため(AWSの仕様)、この絞り込みをおこなうことができません。ご注意ください。

アラート通知にオーガニゼーション名が含まれるようになりました

slack を始めとした通知先への通知内容に、対象のオーガニゼーション名が含まれるようになりました。

f:id:mackerelio:20170922090119p:plain

複数のオーガニゼーションをまたいで管理をしている方には特に、より便利に利用いただけるようになるかと思います。

「カスタマイズグラフ」「式による監視」で指定する式におけるクオートが不要になりました

関数式により表示するグラフを定義できる「カスタマイズグラフ」や、関数式により導出されたメトリックを対象に監視ルールを作成できる「式による監視」で指定できる"式"において、メトリック名などのクオートが不要になりました。以下に具体例を示します。

  • アップデート以前
    • timeShift(avg(role('example:db', 'loadavg5')), '1w')
  • アップデート以後
    • timeShift(avg(role(example:db, loadavg5)), 1w)

「カスタマイズグラフ」「式による監視」は、いずれもまだ実験的機能なのですが、今回のような改善を重ねていき、より安心・便利に使っていただけるようなものにしていきます。

mackerel-agent-plugins, mkr をアップデートしました

アップデート内容は以下の通りです。コントリビュートいただいた皆様、本当にありがとうございます!

mackerel-agent-plugins v0.33.0

  • mackerel-plugin-nvidia-smi をパッケージに追加しました
  • [accesslog] 対象のログ形式を指定できるようにしました(ltsv or apache
  • mackerel-plugin-flume を追加しました
  • [mysql] handlerstransaction handler グラフを追加しました

mkr v0.19.0

  • [mkr fetch] 多くのホストIDを指定した場合にも対応できるようになりました
  • mackerel-agent.conf の apibase の指定を参照するようになりました
    • 引数として -apibase が指定されていた場合にはそれを優先します
    • なにも指定がなければ、リクエスト先は mackerel.io となります

来週は Mackerel ウィーク! イベントが目白押しです

Mackerel / NewRelic / Elasticsearch Seminar

まずは月曜日・9月25日。リクルートテクノロジーズ様の会場をお借りして、Mackerel / NewRelic / Elasticsearch Seminar を開催します!

mackerelio.connpass.com

現時点で、「ブログ枠」と「一般枠(前日・当日キャンセルしない人用)」がまだお申込み可能となっています。毛色の異なる3プロダクトから見る「モニタリング」について学べる、大変貴重な機会となっております。ぜひお見逃しなく!

Mackerel Drink Up #6 Osaka

そして火曜日・9月26日はMackerel Drink Up #6 Osaka

mackerelio.connpass.com

今回のドリンクアップは関西、エムオーテックス様の会場をお借りしての開催です!Mackerel スタッフも多数参加しますので、直接のコミュニケーションをしたい!という関西圏にお住まいの方は、ぜひご参加ください!

AWS CloudRoadShow 2017 名古屋

そして水曜日・9月27日はAWS CloudRoadShow 2017 名古屋に、Mackerel もブース出展します。

roadshow.awseventsjapan.com

この場にはMackerel チームのCREが二人とも出席します。「Mackerel に興味があるけど何ができるのかいまいちよくわからない」、そういった名古屋近隣の皆様のご来場をお待ちしております!

mackerel-agent-plugins などをアップデートしました ほか

9月も半ばを過ぎ、ようやく季節も秋めいてきましたね。 急に肌寒くなる日も増えてきそうです。みなさん、くれぐれも体調にはお気をつけください。

それでは、今週のアップデート情報をお伝えします。

5分間隔で投稿されたホストメトリックを25時間以上遡って確認できるようになりました

今年の2月に、AWSインテグレーションにより取得可能なEC2カスタムメトリックの粒度と、Mackerelの時系列データの仕様について - Mackerel ブログ #mackerelio でもお知らせしておりましたが、これまでの Mackerel では、毎分間隔で投稿されることを前提としているホストメトリックを5分以上の間隔で投稿した場合、時間の経過に伴う丸め処理により、25時間以上のデータは消失する仕様でした。

これが、今週のアップデートにより、25時間以上のデータも遡って確認できるようになりました。これにより、AWSインテグレーションにより取得されるメトリックのうち5分粒度のデータについても、過去の推移を Mackerel 上で確認できるようになっています。

こちらのお知らせでもお知らせしていた、「新時系列データシステム」の開発成果の一部となります。引き続き改善を進めていきますので、今後のアップデートにご期待ください。

Ansible Galaxy に登録している公式ロールの名称を変更しました

Ansible Galaxy に登録している公式ロールを更新しました。バージョンは 0.7.0 になっています。 これに伴い、ロール名を mackerel から mackerelio に変更しています。今までの名前ではご利用いただけなくなっていますので、ご注意ください。

また今回のバージョンアップにより、check プラグインのオプションを指定できるようになっています。ぜひ活用してください。

mackerel-agent-plugins などをアップデートしました

mackerel-agent-plugins などをアップデートしました。以下に詳細をまとめてお伝えします。

mackerel-agent-plugins v0.32.0

  • [memcached] evicted.reclaimedevicted.nonzero_evictions メトリックを追加しました
  • [accesslog] 長いログをスキャンできるよう調整しました
  • [mysql] 微調整をおこないました
  • [Redis] 微調整をおこないました

mkr v0.18.0

  • create サブコマンドで --customIdentifier オプションにより custom_identifier を指定できるようになりました

cookbook-mackerel-agent

コントリビュートいただいた皆様、ありがとうございました!

AWS Cloud Roadshow 2017 大阪 に Mackerel もブース出展します!

先週もこちらでお知らせしましたが、Mackerel もブース出展をおこなうAWS Cloud Roadshow 2017 大阪 の開催が、来週・9月21日に迫っています!

AWS Cloud Roadshow 2017 大阪 powered by Intel® 広島、大阪、名古屋、福岡の 4 都市を巡る無料クラウドカンファレンス開催! | アマゾン ウェブ サービス

Mackerel について直接質問したい!という方、ぜひお立ち寄りください!