過去9年のAdvent Calendarエントリーから、「今あらためて読みたい」記事をピックアップ紹介!

こんにちは!Mackerel CREチーム プランナーのid:meymao です。去年クリスマスケーキを予約せず当日にケーキが買えなかったので、今年はしっかりクリスマスケーキの予約をしました。皆さんはもう予約はお済みですか?

年末の風物詩、Mackerel Advent Calendarがスタートする12月1日まで、あと2日。今年で10年目のMackerelは、サービスが開始した2014年から毎年 Mackerel Advent Calendar を続けてきました。過去9年で投稿されたさまざまな記事の中には、今でも読んでタメになる・つい試してみたくなる記事がたくさん!

そこで今回は、過去9年間のエントリーの中から「今あらためて読みたい」記事を中心に、ピックアップしてまとめました。

過去9年間のエントリーから選りすぐりの記事、紹介します!

☝️ ちょっと触ってみて。Mackerel 入門記事

最初にご紹介するのは、id:mattn さんによる「Mackerel を使って10分でメトリクス監視を始める手順」。

qiita.com

Mackerel というと、皆さんこんなイメージをお持ちかもしれません。

  • エージェントを入れないといけない
  • サービス側で色々設定しないといけない
  • 今ある値をグラフにして欲しいだけなのに

こんな風に思っておられるかもしれません。ですが Mackerel は独自のグラフを作るのであれば、大した設定もいらないし、エージェントをインストールする必要もないのです。

本記事では、Mackerelを使ってX(旧Twitter)でフォロワ数の増加をグラフにしています。Mackerelのメトリックは簡単なスクリプトやワンライナーでも投稿することができます。

🧑‍💻 Mackerelでは多くのOSSを公開しています

続いてご紹介するのは、はてなサマーインターン2019 の参加者 id:tomato3713 さんによる、はてなインターン中にmackerel-agnetへ出したPull Requestに関するエントリーです。

tomato3713.hatenablog.com

他にも id:stefafafan さんからも、Pull Requestを出したエントリーを投稿いただいています。

blog.stenyan.jp

Mackerelではmackerel-agent公式プラグイン、その内部で使用しているライブラリ、mkrのようなCLIツールなどをOSSとしてGitHubで公開しています。ご利用いただいている中で見つけたバグの修正や改善提案など直接コントリビュートいただけます。OSSへ参加するはじめの一歩として、記事中でも言及されているように誤字・脱字の修正などから始めてみるのもよいでしょう。

👀 OpenTelemetryのメトリック(ラベル付きメトリック)を使ってみる

id:sfujiwara さんからMackerel Advent Calendar 2023 で Mackerel と連携する外形監視エージェント maprobe に OpenTelemetry metricsを送信する機能を追加したエントリーを投稿いただきました。

sfujiwara.hatenablog.com

Mackerel開発チームの id:inommm からは、OpenTelemetry Collector で PostgreSQL のメトリックを収集し、Mackerel で閲覧できるようにする手順を紹介したエントリーが投稿されています。

inommm.hatenablog.com

Mackerelのメトリックプラグインの出力をOpenTelemetryのメトリックとして投稿したり、既存のOpenTelemetry Collectorを用いてメトリックを投稿する手法を紹介いただいています。

💡 プライベートの「やってみた」アイデアで投稿!

Mackerel に毎日の感情の起伏を記録することで、自分の感情が何をきっかけに動くのか、客観的に判断できないか。 Mackerel Advent Calendar 2018に投稿された id:rin51 さんによる試みは、マネしてやってみたくなる内容です。最近では生成AIが手軽に利用できるようになってきたので生成AIによってSNSの投稿やブログ記事などを分析した結果を投稿してみるのもおもしろいかもしれませんね。

www.area51.gr.jp

id:side_tana さんは引越し後、睡眠の質が低下したことから「夜間に寝室のCO2濃度が高まって、それが悪影響となっているのではないか」という仮説を持ち、寝室のCO2濃度を計測し Mackerel でグラフにしてみたエントリーを投稿されています。

tech-blog.tanatana.info

他にも様々な「やってみた」投稿がありました!どれも試してみたくなるアイデアです。

📣 Mackerelからのメッセージ

Mackerel Advent Calendar では、サービスからのメッセージも発信しています。

最初にご紹介するのは、元Mackerelプロデューサー id:sugiyama88 さんによる「Mackerelが大切にしているエンジニアを”ワクワク”させることについて」。

エンジニアの現場をもっと楽にし、愛着を持って使いこなされながら、Mackerelというサービスが常に進化し続けていることを感じてほしいという想いが綴られています。

mackerel.io

現在は、はてなのEM(エンジニアリングマネージャ)である元Mackerelディレクターのid:daiksy は、Mackerel Advent Calendar 2017で「開発者に会いに行けるサービス」としてのMackerel について書いています。

mackerel.io

Mackerelでは現在でも定期的なイベントの開催を行っています。2024年も複数のイベントを開催、多くの方々にご参加いただきました!

はてな社長 id:chris4403Mackerel Advent Calendar 2021で Mackerel の誕生秘話を公開。 事業のアイデア創出から立ち上げまで、当時の開発合宿の様子が記載されています。

chris4403.hateblo.jp

最後は現Mackerelプロデューサー id:wtatsuru による「SREは意思決定を助けてくれる」です。 SREの考え方について、導入することによって何が嬉しいのか、何が変わっていくのかを語っています。

wtatsuru.hatenadiary.com

🎄 Mackerel Advent Calendar に投稿してみませんか?

この記事では紹介しきれていない記事も含めこの9年間、たくさんの方々に Mackerel Advent Calendar にご参加いただいてきました。誠にありがとうございます!

皆さまの投稿に支えられ今年で10年目を迎えるMackerel Advent Calendar 2024。記事を書くというとハードルを感じがちですが、ちょっとした使ってみた記事や、思考のアウトプットなど、分量やジャンルにとらわれない記事が集まってくることを期待しています!

Mackerelチーム一同、ご参加を心よりお待ちしています🎅

qiita.com

Mackerel Advent Calendar 2024 に投稿された記事の発信を X公式アカウント @mackerelio_jp にて行います。ぜひフォローして更新をチェックしてください!