こんにちは。Mackerel チーム CRE 須藤(id:do-su-0805)です。今回のアップデート内容をお知らせします。
- 通知メールの配信停止をメールでお知らせするようになりました
- 各種メモ欄などに記載されたURLがリンクで開けるようになりました
- 監視ルールやアラート画面のページタイトルに含まれる情報が増えました
- グラフをマウスオーバーしたときに、横の線も表示されるようになりました
- AWSインテグレーションのメトリック追加は事後のお知らせになるため、自動追加設定のご確認をお願いいたします
- cloudwatch-logs-aggregatorにてrule作成時の利用方法が変わります
- 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際標準規格「ISO27001」認証を取得しました
通知メールの配信停止をメールでお知らせするようになりました
前回の告知で、アラートやホストの登録・退役などの通知メールの本文末尾に、配信停止リンクを追加した旨をお伝えしましたが、 この機能を利用してメールの配信停止を行った際に、配信停止したことを伝えるメールが送られるようになりました。
アラートメールの配信先にメーリングリストを利用している場合、メーリングリストを購読しているユーザ全員が配信停止を設定できてしまいますが、そのような意図せぬ配信停止が起きてしまった際に気づけるようになっています。
また、List-Unsubscribe
ヘッダーに対応したため、対応したメーラーで確認すると、配信停止ボタンが表示されるようになりました。
Gmailの場合は、以下のように「メーリングリストの登録解除」と表示されます。
各種メモ欄などに記載されたURLがリンクで開けるようになりました
アラート詳細画面や監視ルール一覧、ダッシュボードのメモ欄にURLを記載している場合、いままではクリックしようとしても編集画面になってしまいクリックできませんでしたが、 こちらをクリックできるようになりました。 アラートのクローズ理由や、アラート画面に表示される監視ルールのメモも対象です。
アラートやダッシュボードのメモ欄は、クリックすることで編集することができましたが、今回の変更で「編集」ボタンをクリックして編集するように変わっています。
監視ルールのメモにRunbookのリンクやアラートのメモに障害対応手順のリンクを貼るなどすると、アラート対応などで便利にお使いいただけます。
監視ルールやアラート画面のページタイトルに含まれる情報が増えました
いままで監視ルールやアラートを表示した際のページタイトルに含まれていた情報は、その監視ルールやアラートを指し示すような情報が足りていませんでした。 今回の変更で、監視ルール画面では監視ルール名が、アラート画面では表示時点でのアラートステータスや監視ルール名、監視ルールに合わせた詳細情報が含まれるようになりました。
グラフをマウスオーバーしたときに、横の線も表示されるようになりました
グラフを全画面表示した際やカスタムダッシュボードにてグラフにマウスを合わせた際に、いままでは時間がわかる縦軸線が表示されていましたが、数値もわかるように十字線を表示されるようになりました。
グラフで山が2つある際に、どちらのほうが大きいか比べたいときなど、視覚的に判断したい際に便利になりました。
以下の例では、18:00 ごろの山が、02:00 や 20:00 ごろの山より小さく、ほかの山よりは大きそうであることが分かります。
AWSインテグレーションのメトリック追加は事後のお知らせになるため、自動追加設定のご確認をお願いいたします
以前の告知 でご案内した通り、AWSインテグレーションにて新規メトリックが追加された際に、自動で取得開始するかどうか選択できるようになりました。
いままでは意図せぬ費用増が発生する可能性があったため、AWSインテグレーションにて取得メトリックが増える際には事前に予告したうえで追加しておりましたが、自動で取得開始するかどうかを設定できるようになったため、以後はメトリックを追加後に本告知にてご紹介するようになります。
本機能はデフォルトで有効になっているため、いま一度設定内容が意図したものになっているかご確認をお願いいたします。
ユーザーの皆さまに素早く機能を届けるためのポリシー変更となりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
cloudwatch-logs-aggregatorにてrule作成時の利用方法が変わります
mackerel-monitoring-modules/cloudwatch-logs-aggregatorにて、rule作成時の引数からregionが廃止されました。この変更に伴い、ご利用時はAWS Providerをご自身で宣言いただく必要がございます。
いままでは複数のルールをfor_eachなどを利用して設定する際にエラーになってしまいましたが、この変更によって複数のルールを定義しやすくなりました。
この変更はv0.3.0より反映されます。
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際標準規格「ISO27001」認証を取得しました
サーバー監視に関連した重要な情報を取り扱うサービスとしてMackerelの情報セキュリティ管理への深いコミットメントを証明するため、開発を担当する株式会社はてな テクノロジーソリューション本部第1グループにて取得のための申請を行い、このたび認証されました。
詳しくは、以下をご覧ください。
今後も情報セキュリティ管理体制のさらなる向上を図り、より一層安心してご利用いただけるサービスを提供していきます。