AWS インテグレーションが EC2 に対応しました・mackerel-agent 0.34.0 リリース ほか

こんにちは、Mackerel セールスエンジニアの id:a-know です。

今週から、はてなサマーインターン2016 が始まりました!15日に開催されたインターン歓迎会には私も参加して皆さんの自己紹介を聞いていたのですが、いやはや、「優秀」という言葉では言い表せないほど素晴らしい方々が参加してくれているんだな、と改めて実感しました。私も負けていられませんね!

Mackerel チームにもインターン生が配属される予定です。こちらの告知で皆さんにお届けできるような機能の実装を期待しつつ、今週のリリース情報をお知らせします。

AWS インテグレーションが EC2 に対応しました

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mackerelio/20160818/20160818185328.png?1471514025

AWSインテグレーションで EC2 のメトリックを収集できるようになりました。これにより、mackerel-agent を導入せずとも EC2 インスタンスの監視ができます。

mackerel-agentがインテグレーション対象のEC2に導入されている場合でも、Mackerel上でホスト情報は自動的に統合され、同一ホストとして登録されます。課金対象ホストとして重複カウントされることはありません。

ただし、バージョン0.34.0 以降の最新の mackerel-agent をご利用いただく必要があります。

EC2の場合、AWSインテグレーションで簡易的な監視をおこない、より詳細な監視をおこないたい場合に、mackerel-agentを導入するのがおすすめです。

設定方法に関しての詳細は、以下ヘルプページもご覧ください。

mackerel.io

AWSインテグレーションでは、引き続き対応製品を拡張していく予定です。

mackerel-agent 0.34.0 リリース

  • custom_identifier によるホスト識別の際のリトライ回数を抑制
  • スリープからの復帰時に checker が大量に呼び出される問題を修正
  • チェック監視によるメッセージを1024文字で切り詰めるように
  • その他、細かい修正を行いました。

Mackerel Hands-On Seminar 募集開始のお知らせ

「Mackerel Hands-On Seminar」と題して、サーバー監視の必要性から、Mackerelでの監視設定・アラート対応を実践形式で学んで頂けるハンズオンセミナーの募集を開始いたしました。

mackerelio.connpass.com

講師は私、id:a-know が務めさせて頂きます。

サーバー監視に関する一般的な基礎から、Mackerel を用いた実際の監視設定、アラート対応までを体験していただける内容を予定していますので、抽選ではありますが、ぜひご応募下さい!

ログイン時に2段階認証を利用できるようになりました・mackerel-agent 0.33.0 リリース

こんにちは! Mackerel セールスエンジニアの id:a-know です。こちらのブログでは初めて書かせて頂きます!

昨日は、今年から導入された祝日・山の日でしたね。みなさんはどのように過ごされましたでしょうか。私は趣味の開発に手を付けたものの落とし穴にはまってしまい、気がついたら夜・・・という一日でした。

今日もお休みを取って4連休、という方も多そうですね!お休みの方もそうでない方も、夏の暑さにだけは気をつけて、楽しい週末を過ごして頂ければと思います。

ログイン時に2段階認証を利用できるようになりました

ご利用の Mackerel アカウントで2段階認証を有効にできるようになりました。これによりサインインの際、ユーザー名とパスワードに加えデバイスからの認証コードを必要とするように設定できます。

Mackerel ログイン後の画面・右上のユーザーメニュー内「アカウント設定」から、設定が可能です。

より詳細な説明は、下記ヘルプも合わせてご確認下さい。

mackerel.io

より多くのお客様に安心してお使い頂けるよう、Mackerel は今後もこうしたセキュリティ面での増強を継続して行ってまいります。

mackerel-agent 0.33.0 リリース

  • AWS EC2 上で動作させた際、 custom_identifier を自動で埋めて情報を送信するように

AWS インテグレーションを試してTシャツ・ポロシャツをプレゼント!キャンペーン継続中です

こちらは先週から引き続きとなるお知らせですが、下記キャンペーンを実施中です。

mackerel.io

トライアルプランで簡単にお試し頂けますので、ぜひ試用してみていただき、そのご意見・ご感想とともにご応募ください!

サービスメトリックグラフにメモが書けるようになりました・cookbook-mackerel-agent 1.2.1リリース

先日、オープンソースカンファレンス Kyoto に出展させていただきました。

会場の京都リサーチパークは、はてな創業の地でもあります。

思い出の場所で、多くの方とご挨拶させていただきました。

今週のアップデートです。

サービスメトリックグラフにメモが書けるようになりました

サービスメトリックグラフにも、ロールグラフと同様メモを設定できるようになりました。

サービスメトリックグラフはagentを用いずに様々な手段でグラフを描画できるため、グラフタイトルだけでは具体的にどのような値を示しているグラフなのかがわかりづらい場合があると思います。

メモ機能をご利用いただくことで、サービスメトリックグラフの値の詳細をわかりやすくメンバーと共有することができます。

cookbook-mackerel-agent 1.2.1をリリースしました

cookbook-mackerel-agent 1.2.1をリリースしました。

mackerel-agent Cookbook - Chef Supermarket

mackerel-agentのAmazon Linux対応版をcookbookからインストールできます。

mackerel.io

Tシャツ・ポロシャツプレゼントキャンペーン実施中

mackerel.io

AWSインテグレーションのご利用について、アンケートをお願いしています。

抽選でTシャツやポロシャツのプレゼントもありますのでぜひご応募ください!

将来予測機能による監視・グラフ範囲をURLに反映されるように ほか

7月24日(日) に開催された JTF2016 にて、Mackerel開発チームディレクターのid:Songmu が「Mackerelの技術の全て。これまでの道のりと更なる発展に向けて」というタイトルで登壇しました。

当日は多くの方にご来場いただきました。どうもありがとうございました。

登壇資料はこちらに公開されています。

Mackerelの技術の全て。これまでの道のりと更なる発展に向けて

今週のアップデート情報です。

将来予測による監視ができるようになりました

式による監視機能で使える関数に、線形回帰関数を追加しました。

これにより、将来予測による監視を設定することができるようになります。

例として、ファイルシステムの空き容量が枯渇するまでの残り日数を監視してみましょう。

線形回帰した値が閾値になるまでの秒数を取得するtimeLeftForecast()を使います。

実際に監視するための式の一例は以下のようになります。

scale(timeLeftForecast(host('host_id', 'filesystem.drive.used'),'3mo', 2000000000000), 1/86400)

上記は、「指定したホストのfilesystem.drive.usedメトリックの3ヶ月間の値を用いて線形回帰した値が、2TBに達するまでの日数」を得るための式となります。

式をひとつずつ分解して解説していきます。

まず、host('host_id', 'filesystem.drive.used') によって、指定したホストのfilesystem.drive.used メトリックが得られます。

これにtimeLeftForecast()を適用します。timeLeftForecast()の引数はそれぞれ、"metrics", "duration", "threshold"となり、上記の例では指定したホスト3ヶ月間の値を用いて線形回帰した値が、2000000000000byte(2TB)に達するまでの秒数が得られることになります。

最後に、得られたファイルシステム枯渇までの秒数を、scale()関数を用いて日数に換算しています。

このように、式による監視機能を用いることで、取得したメトリックに対して様々な視点から監視を行うことができます。

詳しくは以下のヘルプをご覧ください。

mackerel.io

式による監視は、実験的機能としての提供となります。

実験的機能を利用するには、以下のヘルプをご覧ください。

mackerel.io

グラフを見ながら式を編集できるようになりました

式による監視の設定画面、カスタマイズしたグラフのパーマリンクの2箇所で、式を編集するエディタを追加しました。

入力した式がリアルタイムでグラフに反映され、式を書く際の試行錯誤がしやすくなります。

式による監視については前述のヘルプを、カスタマイズしたグラフについては以下のヘルプをご覧ください。

mackerel.io

グラフの範囲操作がURLに反映されるようになりました

グラフの表示範囲をスライダーなどで調整した際に、グラフの表示範囲がURLに反映されるようになりました。

これにより、画面上で表示範囲を調整したグラフを共有しやすくなります。

メンバー招待時に閲覧のみユーザを指定できるようになりました

先週リリースした閲覧のみのユーザ設定機能ですが、これまではすでにメンバーとして参加しているユーザに対して切り替えることができるだけでした。

今回のアップデートで、あらかじめ招待を送る段階で閲覧のみのメンバーかどうか指定できるようになりました。

閲覧のみ可能なメンバーを設定できるようになりました ほか

7月24日(日) に開催される JTF2016 にて、Mackerel開発チームディレクターのid:Songmu が「Mackerelの技術の全て。これまでの道のりと更なる発展に向けて」というタイトルで登壇します。

当日はブースも出展していますので、ぜひお立ち寄りください!

今週のアップデート情報です。

閲覧のみ可能なメンバーを設定できるようになりました

オーガニゼーションのメンバー設定 (https://mackerel.io/my?tab=members)にて、Mackerelの各画面の閲覧のみが可能なメンバーの設定ができるようになりました。

「権限変更」ボタンにより切替えができます。

現在は、すでにメンバーになっているユーザに対してのみ操作が可能ですが、最初から閲覧のみのメンバーとして招待できるようにする、などの機能拡張は随時行っていく予定です。

新メンバー id:a-know がJoin!

今週、Mackerel開発チームにセールスエンジニアとして新しいメンバーが加わりました!!

株式会社はてなに入社しました - えいのうにっき

Mackerelチームが出展しているイベントや、ミートアップなどでお見かけした際はぜひお声がけください。

本人からコメントをもらっています。

7/16付で Mackerel セールスエンジニアとして入社しました、井上(id:a-know)です! 個人的にも愛用しており、大好きなプロダクトである Mackerel を、この手で・皆様にお届けできること、大変嬉しく思います! 入社二日目から早速、多くのお客様にお会いさせて頂いています!この記事をご覧頂いている皆様にもどんどんお目にかかりたいと思っておりますので、どうぞよろしくおねがいします!

今後ともよろしくお願いします!

カスタマイズしたグラフでoffset関数を追加・agentのプラグインにて実行ユーザが指定できるように

7月24日に July Tech Festa 2016 というイベントが開催されます。

はてなもスポンサーとなっており、当日はディレクタのSongmuも登壇する予定です。

ご来場の際はぜひお声がけください。

今週のアップデートです。

カスタマイズしたグラフでoffset関数を追加

カスタマイズしたグラフに使える関数にoffsetを追加しました。

offsetは指定したメトリックに定数を加算する関数です。

たとえば 10,000から10,100 までのような大きな値のわずかな範囲で上下するグラフの差分を際立たせたい場合があります。 そのようなときに、offset(metric, -10000)とすることで基準点となる10000を除いたグラフを描画することができます。

カスタマイズしたグラフについて、詳しくは下記のヘルプを参照してください。

mackerel.io

mackerel-agentのプラグインにて実行ユーザを指定できるように

mackerel-agent 0.32.1 をリリースしました。

プラグイン実行時のユーザを指定できるようになりました。

[plugin.metrics.example]
command = "/path/to/example"
notification_interval = 10
user = "mackerelio"

のように指定することで、プラグインが指定したユーザで実行されます。

mysqlプラグイン-metric-key-prefix オプション対応

mackerel-agent-plugins 0.21.2 をリリースしました。

mackerel-plugin-mysql にて-metric-key-prefixを指定できるようになりました。 これにより、1台のサーバに複数のmysqlが稼働している場合に、-metric-key-prefix を用いてそれぞれ別のメトリックとしてグラフ描画されるようになります。

mackerel-agent-plugins のその他の変更は下記のとおりです。

  • mackerel-plugin-mysql: -metric-key-prefix オプション対応
  • いくつかのpluginのREADMEを修正

チェック監視の実行間隔を指定できるようになりました

7月になりました。

2016年もまだまだあと半年あります。後半もMackerelの機能開発は続きます!

今週のアップデートです。

チェック監視の実行間隔を指定できるようになりました

mackerel-agent 0.32.0 をリリースしました。

configファイルの設定項目に check_interval を追加し、これまで1分間隔だったチェック監視の実行間隔を任意に指定できるようになります。

以下のようにチェック監視のconfig設定に追記してください。

[plugin.checks.ssh]
command = "ruby /path/to/check-ssh.rb"
notification_interval = 60
max_check_attempts = 3
check_interval = 5

check_intervalの初期値は1(分) で、設定可能な値は1~60となります。範囲外の値が設定された場合は、1以下の場合は1、60以上の場合は60として扱われます。

チェック監視について、詳しくはヘルプをご覧ください。

mackerel.io

グラフ定義に#ワイルドカードを含む場合の表示仕様が変わりました

グラフ定義にワイルドカード#を含んだ場合、その部分は下の画像のようにグラフ表示時にグループ名として扱われます。

このとき、実際に送られてきたメトリックのグループが1種類しかない場合、これまではグループとして表示されませんでした。

今回のアップデートで、メトリックのグループが1種類でもグループ名が表示されるようになります。

カスタムメトリック名とワイルドカードについては以下のヘルプをご覧ください。

mackerel.io