こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦( id:missasan )です。今回のアップデート内容をお知らせします。
- mackerel-container-agent が Amazon ECS Anywhere 環境に対応しました(ベータ版機能)
- ECS がタグによるロール割り当てに対応しました
- チェック監視のリクエストが滞留してしまう問題を改善しました
- check-disk が fuse.portal ファイルシステムにアクセスしてエラーになる問題を解消しました
- お盆期間中におけるサポート窓口対応休業について
mackerel-container-agent が Amazon ECS Anywhere 環境に対応しました(ベータ版機能)
mackerel-container-agent v0.7.1 のリリースにて、Amazon ECS Anywhere 環境で、mackerel-container-agent を稼働させることができるようになりました。
ECS がタグによるロール割り当てに対応しました
AWSのタグを使ったロールの割り当て機能に、ECS を対応サービスとして追加しました。
チェック監視のリクエストが滞留してしまう問題を改善しました
mackerel-agent がチェック監視の結果を Mackerel に送る際、一度に大量のリクエストが送られることを防ぐため、未送信のチェック監視結果を保持するキューにリクエストが蓄積している際に、次回の結果の送信が行われるまで30秒間待つなどの処理が行われていました。そのため、チェック監視の設定数が多い環境で、Mackerelのメンテナンス明けに溜まっていたキャッシュを送信する際などに、キューが捌ききれず増え続けてしまう事象が発生していました。
mackerel-agent v0.73.0 のリリースで、一度に送信できるチェック監視結果を増やす、待ち時間を短くするなどのチューニングを行い、リクエストが滞留しないよう改善を行いました。
これはユーザーの方からの PR によるものです。コントリビュートいただきありがとうございました!
check-disk が fuse.portal ファイルシステムにアクセスしてエラーになる問題を解消しました
go-check-plugins v0.42.2 にて、check-disk が fuse.portal ファイルシステムへのアクセスをスキップするよう改修しました。なお、これは GNU Coreutils と同等の動作です。
お盆期間中におけるサポート窓口対応休業について
Mackerel公式サポート窓口対応(Mackerel にログインしている状態でヘッダー右上に表示されている「サポートチームへ連絡」からのお問い合わせや、support@mackerel.io 宛へのお問い合わせ対応)について、以下の期間中はお休みをさせていただきます。
休業期間:2022年8月11日(木)〜 2022年8月16日(火)
この期間中にいただいたお問い合わせについては、2022年8月17日(水)以降に順次対応させていただきます。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。