こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。
AWSインテグレーション・NLB連携により取得できるメトリック対象を追加しました
今回のアップデートにより、AWSインテグレーション・NLB連携により取得するメトリック対象を追加しました。対象は以下のような、NLBでのTLS終端に関するメトリックです。
- Processed Bytes
nlb.bytes.tcp
nlb.bytes.tls
nlb.bytes.udp
- Established Active Flow
nlb.established_active_flow.tcp
nlb.established_active_flow.tls
nlb.established_active_flow.udp
- Consumed LCUs
nlb.consumed_lcus.all
nlb.consumed_lcus.tcp
nlb.consumed_lcus.tls
nlb.consumed_lcus.udp
- New Flow
nlb.new_flow.tcp
nlb.new_flow.tls
nlb.new_flow.udp
- TLS Negotiation Error
nlb.tls_negotiation_error.target
nlb.tls_negotiation_error.client
このアップデートにより、取得されるメトリック数の最大数も 6 + 2 × (ターゲットグループ数)
個 から 21 + 2 × (ターゲットグループ数)
個 へと増加しています。そのため、ターゲットグループの数によっては、30メトリックを超過し追加でマイクロホスト換算される場合があります(FAQ・プラン上限超過時のホスト台数換算について - Mackerel ヘルプ)。
AWSインテグレーションにより取得するメトリックは、設定により自由に選択することができます。デフォルトでは取得するようになっていますので、必要に応じて適宜コントロールするようにしてください。
AWSインテグレーション・API Gateway連携が HTTP API に対応しました
AWS の提供するサービス、 Amazon API Gateway で HTTP API が利用可能(GA)になったことは、みなさんの記憶にも新しいかと思います。
今回のアップデートにより、Protocol-Type が HTTP
である API Gateway リソースも監視できるようにしました。これまでは REST
と WebSocket
に対応していましたので、これで現在存在する全ての Protocol-Type に対応したことになります。
連携可能なメトリックについては、以下のドキュメントをご確認ください。
通知チャンネルへのサービスメトリックグラフを共有する際、系列の選択状態が反映されるようにしました
各グラフ右上のカメラマークのアイコンから、そのグラフを通知チャンネルに対して共有できる機能は、みなさん活用されていますでしょうか?
今回のアップデートにより、サービスメトリックグラフを共有する際、系列の選択状態が共有内容に反映されるようにしました。
システムメトリックやカスタムメトリックに対してはすでに対応していたのですが、今回あらたにサービスメトリックグラフに対しても、同様の操作をおこなっていただけるようにしました。「ねぇねぇ、このグラフなんだけど......」といった、ちょっとしたコミュニケーションにぜひご活用ください!
今夏対応予定のGCPインテグレーションへのご要望を受付中です!
先日、以下のようなお知らせをいたしました!
Mackerel をご利用いただいている方、ご利用を検討中の方のご意見を最大限に反映させていただきたく、ご要望を募っております。ぜひお気軽に、アンケートにお答えください!
......ちなみに私は、GCPサービスの中では Google App Engine の大ファンなので、Mackerel でも対応したら嬉しいな、と思っています!(笑)