3月23日に、はてな東京オフィスでドリンクアップを開催します。
Mackerel Drink Up #2 Tokyo - connpass
ご好評につき一般参加枠はキャンセル待ちとなってしまっていますが、LT枠はまだ空いているのでぜひご参加ください。
今週のMackerelアップデートです。
埋め込みグラフでオートリロードされるようになりました
Mackerelでは、各グラフで埋め込み用のiframeのリンクを取得することができ、それをMackerel内のダッシュボードや、社内システムのwikiなどに貼り付けることができます。
これまで、このグラフをリロードする場合は、グラフを貼り付けているページそのものをリロードする必要がありました。
今回のアップデートで、iframe内でグラフがオートリロードされるようになります。
特別な設定などは必要なく、現在ご利用中のすべてのiframeのグラフですでに適用されています。 (表示範囲の時刻が指定されている場合はリロードされません)
Org名取得APIの追加
オーガニゼーション用のAPIを新しく追加しました。
これによりオーガニゼーション名がAPIから取得できるようになり、複数オーガニゼーションをご利用の場合の管理が楽になります。
詳しくはヘルプをご覧ください。
mackerel-agentが複数のIPアドレスを取得するようになりました
これまで、1つのNICから1つのIPアドレスのみ取得していましたが、今回のアップデートから、NICに複数のIPアドレスが設定されている場合、すべて取得してMackerelに送信されるようになりました。
送信されたIPアドレスは、ホスト詳細などで確認することができ、APIから取得することもできます。
この機能は mackerel-agent 0.30.0 以降でご利用できます。
mackerel-agentにinit
サブコマンドの追加
mackerel-agentにinit
サブコマンドを追加しました。
下記要領でAPIキーを設定することができます。
mackerel-agent init -apikey=xxxxxxxxxxx [-conf=mackerel-agent.conf]
-conf
で指定されたconfファイルが存在しない場合は新たに作成されます。
この機能は mackerel-agent 0.30.0 以降でご利用できます。
mackerel-plugin-dockerで統計情報をstats APIから取得するようになりました
Dockerの統計情報をstats APIから取得するようになりました。
stats APIに対応していないバージョンの場合は、従来どおりcgroupのファイルシステム経由でメトリックを取得します。
また、-method
オプションでAPI
(stats API)かFile
(cgroupのファイルシステム)かを任意に指定することも可能です。
あわせて、mackerel-agentのDockerイメージも0.30.0へ更新しています( https://hub.docker.com/r/mackerel/mackerel-agent/ )。
詳しくはヘルプも更新していますので、併せてご覧ください。
mackerel-agent, mackerel-agent-pluginのその他の更新は以下のとおりです。
mackerel-agent 0.30.0
- 複数IPアドレスの取得
init
サブコマンドの追加- uptimeの取得を削除 (mackerel-plugin-uptime をご利用ください)
sensu.checks.*
の取得を削除- cpuのflagsの取得を削除
mackerel-agent-plugins 0.19.0
- mackerel-plugin-docker: stats APIを使うように
- mackerel-plugin-mailqの追加
- mackerel-plugin-mysql: capacity メトリックの追加
- mackerel-plugin-redis: capacity メトリックの追加
- mackerel-plugin-plack:
metric-key-prefix
metric-label-prefix
オプションの追加 - mackerel-plugin-jvm: jps, jinfo, jstat のタイムアウト時にハングアップする問題を修正
プルリクエストをくださった皆さん、ありがとうございます!
アラート検索の廃止
現在の検索機能の利用状況などを精査した結果、検索機能の検索対象からアラートを除外しました。 これにより検索の速度が向上しています。
アラート一覧にてアラートの絞り込みが可能となっていますので、アラートの検索はこちらをご利用ください。