Azureインテグレーションが Azure Load Balancer に対応しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CREの井上(id:a-know)です。今回のアップデート内容をお知らせします。

Azureインテグレーションが Azure Load Balancer に対応しました

Azureインテグレーションでの Azure Load Balancer の各種メトリックの監視が、今回のアップデートによりできるようになりました!

azure.microsoft.com

1リソース = 1マイクロホスト として換算します。監視可能なメトリックは、以下のヘルプページに記載のとおりです。

mackerel.io

Azureをご利用の方の多くが活用されているサービスかと思います。ぜひこれを、サービスの監視にお役立てください!

式グラフを利用する際のURL文字数制限を大幅に緩和しました

Mackerelの式グラフ、みなさんは活用されていますか? 最近 Mackerel の利用を開始された方は、この機能の存在をご存知ないという方もおられるかもしれませんね。

式グラフとは、関数を使ってメトリックに対して様々な計算をおこない、その結果として柔軟なグラフを表示させることができるものです。詳細は下記ヘルプページを参照してください。

mackerel.io

式グラフを利用するには、以下のようにURLのクエリパラメータに式を記述することになるのですが、

https://mackerel.io/orgs/<オーガニゼーション名>/advanced-graph?query=<メトリック>&unit=<単位>&title=<タイトル>

これまで、このURLの文字数に対して2048文字の制限を掛けていました。これを今回、4倍の8192文字にまで緩和しました。

これにより、今まで指定することのできなかった長さの式のグラフでも利用できるようになりました。文字数制限のためにグラフ化を諦めていたものがあれば、ぜひ再挑戦してみてくださいね。

最後に、この式グラフの機能は現時点で実験的機能という位置づけになっていますので、その点だけご注意ください。

Mackerel初のオンラインセミナーを開催します!

このたびMackerel主催のイベントとしては初である、オンライン形式でのセミナーを開催することになりました!

mackerelio.connpass.com

今回は「はじめての Mackerel 〜クラウド監視 入門編〜」と題して、Mackerel のことを基礎から理解していただくためのきっかけとなる場を提供できたら、と考えています。

オンラインセミナーのためのツールには Zoom を使用します。気になった方はぜひお気軽にご参加ください!

AWSインテグレーションが AWS WAF(v1 / v2)に対応しました

こんにちは。Mackerelチーム CREの井上(id:a-know)です。今回のアップデート内容をお知らせします。

AWSインテグレーションが AWS WAF(v1 / v2)に対応しました

今回のアップデートで、AWSインテグレーションにより WAF の各種メトリックを監視することができるようになりました!

aws.amazon.com

1ウェブアクセスコントロールリスト = 1マイクロホスト として換算します。監視可能なメトリックは、以下のヘルプページに記載のとおりです。

mackerel.io

これで、ウェブアプリケーションファイアウォールが処理したリクエストなどに対する監視ができるようになりました。WAFの保護下にあるWebアプリケーションの各種メトリックと合わせて、サービスの監視にお役立てください!

metric rate monitor 監視ルールの閾値として、100% よりも大きな値を登録できないように仕様変更をおこないました

こちらは、事前にお知らせしていたものになります。詳細は以下の事前告知内容をご確認ください。

mackerel.io

Amazon EventBridge や Webhook によるアラート通知の内容に追加をおこないました

Mackerel ではアラートの通知を、EメールやSlackのみならず、Amazon EventBridgeWebhook などでもおこなうことができます。今回、Amazon EventBridge や Webhook による通知の場合に以下の項目についても追加で送信するように変更しました。

  • (EventBridge通知のみ)インスタンスID
    • アラートの対象ホストが Amazon EC2 の場合
  • アラートID

Amazon EventBridge や Webhook は、さまざまな自動化を実現するために利用可能な、非常に便利な機能です。ある障害の発生原因は根本から見直すことが一番ではありますが、それが難しい場合には、その対応内容を自動化することを検討することが推奨されます。これをきっかけにぜひ一度、自動化の余地がないかどうか、確認してみてくださいね。

Windows版 mackerel-agent のインストーラーを64bit版に変更しました

Mackerel の Web コンソール内、新規ホストの登録画面からダウンロードできる Windows版 mackerel-agent のインストーラーを、64bit版に変更しました。インストール先のフォルダが C:\Program Files\Mackerel に変わります。 現在32bit版をご利用の方でも、これを利用することでアップグレードしていただくことが可能です。

以前の 32bit版 mackerel-agent のインストーラーを引き続きご利用になりたい場合には、以下の公式ドキュメントのリンクからダウンロードすることが可能です。

mackerel.io

AWSインテグレーション・ALB連携により取得できるメトリック対象を追加しました

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。アップデート内容をお知らせします。

AWSインテグレーション・ALB連携により取得できるメトリック対象を追加しました

こちらは先日、このブログで前もってお知らせをしていた仕様変更になります。予定通り、本日・14日にリリースしています。リリース内容の詳細については、以下のブログ記事を確認してください。

mackerel.io

【Azureインテグレーション・Cache for Redis】Dimension があるメトリックに対応しました

例えば、Dataloss、AOFなどエラーの詳細なメトリックがこれに該当します。

ドキュメントも更新しています。更新内容の差分はこちらで確認できますので、合わせてご確認ください。

mackerel.io

OSSプロダクトをアップデートしました

以下のOSSプロダクトをアップデートしました。コントリビュートいただきました皆様、本当にありがとうございます!

mackerel-check-plugins v0.34.0

  • [check-redis] 認証が必要な場合に、 --password オプションを利用できるようにしました
  • [check-aws-cloudwatch-logs]
    • API呼び出しで失敗した場合にリトライする回数を --max-retries オプションで設定できるようにしました
    • -p オプションの引数に " を含む場合にエラーとなっていた不具合を修正しました

mkr v0.40.0

  • mkr channels pull が利用可能になりました
    • これを実行すると、ローカルに channels.json ファイルが作成され、利用している API キーに対応するオーガニゼーション設定されているチャンネル情報が出力されます。
    • 出力される内容は、Mackerel の API で取得可能な項目となります。

API で Custom Identifier をクリアできるようにしました

例えば、「Amazon EC2 インスタンス A から、異なるインスタンス B に、それまでのメトリックなどのホスト情報を引き継いだ上で監視を継続したい」といったケースで活用することができます。

ですが、基本的には、インスタンスが異なる場合には Mackerel 上でも異なるホストとして登録し管理することをおすすめします(システムメトリックの情報については、以前のホストの情報もロールグラフで確認することができます)。何らかの事情により、どうしても同一ホストとして監視を継続しなければならない場合などに、ご利用ください。

このAPIの詳細については、以下のドキュメントを参照してください。

mackerel.io

Azureインテグレーションが Azure App Service / Azure Functionsに対応しました

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上(id:a-know)です。本日はビッグリリースのお知らせです!

Azureインテグレーションが Azure App Service / Azure Functionsに対応しました

f:id:mackerelio:20200313094531p:plain

Azure App Service は、Microsoft Azure が提供する PaaS に分類されるサービスで、アプリケーションを手軽に構築、デプロイ、スケーリングすることが可能なプラットフォームサービスです。Microsoft Azure をご利用の方の中で、この Azure App Service を利用されている、という方も多いのではないでしょうか。

azure.microsoft.com

Azure Functions はいわゆる FaaS(Function as a Service)に分類される、サーバーレスコンピューティングを実現するサービスになります。

azure.microsoft.com

今回の Mackerel のリリースにより、これらを Mackerel の監視対象ホストとして連携することが可能になりました!さまざまなインフラ関連リソースを、Mackerel で統合的に管理・監視することを強力にサポートします。ぜひ、ご利用ください!

連携のための設定手順については以下のヘルプを、

mackerel.io

今回の新規追加インテグレーションでの取得メトリックについては、以下のそれぞれのヘルプページをご確認ください。

mackerel.io

mackerel.io

AWSインテグレーションにおいて必要な IAM Policy に関するヘルプを一部修正しました

AWSインテグレーションのドキュメントに記載しているIAM ポリシーに関する記述について、S3 に対する権限に誤りがあったため修正をおこなっています。

mackerel.io

s3:ListBucket という元の記述に対して、 s3:ListAllMyBuckets に修正をおこなっています。ご確認ください。

各種OSSをアップデートしました

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上(id:a-know)です。今週のリリース内容は、各種OSSのアップデートに関するものとなります。今回コントリビュートいただいた皆様、本当にありがとうございます!

mackerel-agent

github.com

  • チェック監視項目やメタデータ投稿設定のうち、以下の項目について、直感的に指定しやすくしました
    • notification_interval
    • check_interval
    • execution_interval
    • 上記設定項目に対して 1h20m (1時間20分)などのように指定できるようにしました。記法については Go の Duration を参照してください。
      • 整数のみを指定した場合は、これまで通りの動作となります。
  • EC2 インスタンスメタデータサービスの v2 に対応しました。
    • EC2 インスタンスメタデータサービス v2 のみが有効な環境でも、EC2インスタンスであることの判定ができます。

container-agent

github.com

  • ベータ版機能として、EKS on Fargate に対応しています。

mackerel-agent-plugins

github.com

  • [varnish] 扱うメトリックを以下の通り追加しました。
    • backend_reuse
    • backend_recycle
    • Transientストレージのメトリック

AWSインテグレーションで取得するメトリックを選択することができるようにしました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CREの井上(id:a-know)です。まだまだ寒い日が続きますね。

それでは、今回のアップデート内容をお知らせします。今回は盛りだくさんな内容になっていますよ!

AWSインテグレーションで取得するメトリックを選択することができるようにしました

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これまでのAWSインテグレーションでは、ヘルプページに記載のあるメトリック(= Amazon CloudWatch API で取得可能なメトリック)項目については、その全てを自動的に連携する仕様でした。これは、連携するメトリックのことを意識する必要がなかった反面、ホストメトリック数のコントロールができないことにも繋がっていました。

今回のリリースにより、Mackerelへの連携可否をメトリック単位で指定することができるようにしました。 ホストメトリック数のコントロールに課題をお持ちの方は、ぜひご利用ください。

カスタムダッシュボード・数値ウィジェットで表示させる数値の小数点以下桁数を指定できるようにしました

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カスタムダッシュボードで利用可能なウィジェット・数値ウィジェットにおいて、表示させる数値の小数点以下桁数を指定できるようにしました。関数式による計算結果を数値ウィジェットとして表示させているようなケースなどで、特に便利に活用できるかと思います。ぜひご利用ください!

AWSインテグレーションで使用するIAMポリシー例を掲載しました

AWSインテグレーションで使用するIAMポリシー例を、新たにヘルプページに掲載しました。

mackerel.io

連携対象に応じたインラインポリシーを作成される際などにご活用ください。

Microsoft Azure・RedisCache インテグレーションで取得可能なメトリックを追加しました

追加したメトリックは、下記の通りです。

  • Operations Per Second
  • Operations Per Second Shard

Operations Per Second Shard は、シャード対応のプランでのみ取得対象となります。

Windows Server の公式サポート対象を 2012以降 としました

Windows Server 2008 R2 のサポート終了に伴うものとなります。下記ヘルプページも更新していますので、ご確認ください。

mackerel.io

各種OSSのアップデートを実施しました

go-check-plugins

  • [check-log] --exclude を複数指定することで、検出除外条件をAND指定することが可能に

mackerel-agent

  • Google Compute Engine インスタンスで使用した際、custom_identifier を設定するようにしました

mackerel-client-ruby

  • Faraday 1.0 に対応しました。
    • Faraday 0.x をご利用の方はアップデートできませんので、ご注意ください。

CNCF Landscape に Mackerel が掲載されました!

CNCFとは Cloud Native Computing Foundation の略称で、クラウドネイティブを推進する企業やOSSプロジェクトを取りまとめる組織、団体です。

今回 Mackerel が、その CNCF の Cloud Native Interactive Landscape に掲載されました!

landscape.cncf.io

今後、さらに多くのクラウドネイティブ技術の恩恵を Mackerel を通じて皆様に提供していけたら、と考えています。

Mackerel DAY #2 イベントで好評だった「要望ホワイトボード」のイベントを開催します!

昨年末に開催したMackerel Day #2で好評だった、ホワイトボードを使ったご意見募集。そのイベントでは、ホワイトボードの前で参加者のみなさんが、Mackerelスタッフと活発に意見交換をしている様子がとても印象的でした。

一方で、当日いただいたご意見を拾きれなかったな、という感覚もありました。そこで、あらためてMackerelユーザーのみなさんからのリクエストやご意見を募集して、Mackerelスタッフとディスカッションするイベントを開催することになりました!その名も、 Mackerel Day #2 : ホワイトボード おかわり! です!

mackerelio.connpass.com

Mackerelへのご意見・ご要望を通じて監視について考えるイベントです。ぜひご参加ください!

Amazon EventBridge のイベントソースとして Mackerel を選択できるようになりました

こんにちは。Mackerel CREの井上(id:a-know)です。 今週はこれが二度目のブログ記事となりますが、本日はサプライズリリースのお知らせとなります!

実は、昨日あったAWS Black Belt オンラインセミナーの場でも紹介をされたのですが、このたび、Mackerel のアラート通知先として、新たに Amazon EventBridge をサポートしましたことをお知らせします!

Amazon EventBridge のイベントソースとして Mackerel を選択できるようになりました

Amazon EventBridge は、AWSの提供するサーバーレスイベントバスサービスです。

aws.amazon.com

EventBridge では、イベントの取り込みと配信、セキュリティ、承認、エラー処理が自動的に行われるため、イベント駆動型アプリケーションを簡単に構築することができ、またそのフローに Mackerel を組み込むことができるようになります。

ヘルプページも用意していますので、ご確認ください。

mackerel.io