AWSインテグレーションが AWS WAF(v1 / v2)に対応しました

こんにちは。Mackerelチーム CREの井上(id:a-know)です。今回のアップデート内容をお知らせします。

AWSインテグレーションが AWS WAF(v1 / v2)に対応しました

今回のアップデートで、AWSインテグレーションにより WAF の各種メトリックを監視することができるようになりました!

aws.amazon.com

1ウェブアクセスコントロールリスト = 1マイクロホスト として換算します。監視可能なメトリックは、以下のヘルプページに記載のとおりです。

mackerel.io

これで、ウェブアプリケーションファイアウォールが処理したリクエストなどに対する監視ができるようになりました。WAFの保護下にあるWebアプリケーションの各種メトリックと合わせて、サービスの監視にお役立てください!

metric rate monitor 監視ルールの閾値として、100% よりも大きな値を登録できないように仕様変更をおこないました

こちらは、事前にお知らせしていたものになります。詳細は以下の事前告知内容をご確認ください。

mackerel.io

Amazon EventBridge や Webhook によるアラート通知の内容に追加をおこないました

Mackerel ではアラートの通知を、EメールやSlackのみならず、Amazon EventBridgeWebhook などでもおこなうことができます。今回、Amazon EventBridge や Webhook による通知の場合に以下の項目についても追加で送信するように変更しました。

  • (EventBridge通知のみ)インスタンスID
    • アラートの対象ホストが Amazon EC2 の場合
  • アラートID

Amazon EventBridge や Webhook は、さまざまな自動化を実現するために利用可能な、非常に便利な機能です。ある障害の発生原因は根本から見直すことが一番ではありますが、それが難しい場合には、その対応内容を自動化することを検討することが推奨されます。これをきっかけにぜひ一度、自動化の余地がないかどうか、確認してみてくださいね。

Windows版 mackerel-agent のインストーラーを64bit版に変更しました

Mackerel の Web コンソール内、新規ホストの登録画面からダウンロードできる Windows版 mackerel-agent のインストーラーを、64bit版に変更しました。インストール先のフォルダが C:\Program Files\Mackerel に変わります。 現在32bit版をご利用の方でも、これを利用することでアップグレードしていただくことが可能です。

以前の 32bit版 mackerel-agent のインストーラーを引き続きご利用になりたい場合には、以下の公式ドキュメントのリンクからダウンロードすることが可能です。

mackerel.io