データベースパフォーマンス機能がより便利になりました ほか7件のアップデート

こんにちは!Mackerel チーム CRE の戸谷(id:KGA)です。今回のアップデート内容をお知らせいたします。

データベースパフォーマンス機能がより便利になりました

以前に告知していましたデータベースパフォーマンス機能を改修し、表示されているクエリが含まれるトレースに直接遷移できるようになりました。また、実行回数だけでなく、合計実行時間、平均実行時間、95パーセンタイル(近似値)の実行時間も表示するようになっています。サービス全体のクエリを俯瞰して観察したり、トレースを直接確認できます。ぜひご活用ください!

データベースパフォーマンス機能

HTTPサーバーパフォーマンスに関する統計情報が確認できるようになりました

先週もお知らせいたしましたが、HTTPサーバーのルートごとに、レスポンスタイム(平均、95パーセンタイルの近似値)やエラー率、アクセス数が一覧で確認できるようになりました。データベースパフォーマンスと同様に、各項目でソートしたり、トレースに遷移したりできます。

さらにこのたび、ルート毎のレスポンスの合計時間も表示されるようになりました!

HTTPサーバーパフォーマンス機能

mackerel.io

アラートのログを取得できるAPIを追加しました

アラートIDからそのアラートのログを取得するAPIを追加しました。チェック監視の場合は監視結果や監視ルールのメモも含まれます。詳しくは以下のドキュメントをご参照ください。

mackerel.io

KCPS環境でもメールアドレスがバウンス登録された場合にオーナーへ通知されるようになりました

KCPS(KDDIクラウドプラットフォームサービス)環境でもユーザーのメールアドレスがバウンス登録された場合に、オーガニゼーションのオーナーに通知されるようになりました。

詳細な仕様は以前の告知をご参照ください。

mackerel-agentやプラグインなどOSSの更新

mackerel-agentにKeep-Aliveを無効にできるオプションを追加しました

mackerel-agentがAPIサーバーとHTTP通信する祭にKeep-Aliveを無効にできるオプションを追加しました。mackerel-agentの設定ファイルdisable_http_keep_alive = trueと記載することで無効にできます。

mackerel-agent v0.84.0からご利用いただけます。

mackerel-plugin-jvmにグラフ名とラベルを指定できるオプションを追加しました

mackerel-plugin-jvmでグラフ名とラベルをそれぞれ --metric-key, --metric-labelというオプションで指定できるようになりました。詳しくはmackerel-plugin-jvmのヘルプをご参照ください。

mackerel-agent-plugins v0.87.0からご利用いただけます。

こちらはテクニカルサポート担当の五十嵐(id:masarasi)がユーザーからのお問い合わせをきっかけに、はじめてプラグインの機能追加にチャレンジした成果です。プラグインは OSS なのでどなたでも機能追加を行っていただけます。みなさまからのコントリビュートもお待ちしています!

mackerel-client-goをアップデートしました

Mackerel APIのクライアントライブラリであるmackerel-client-goが以下のAPIに対応しました。

いずれもmackerel-client-go v0.35.0からご利用いただけます。

分散トレーシングとOpenTelemetryを題材としたハンズオンを開催しました

はてな東京オフィスにて「わかった気になる分散トレーシング - OpenTelemetryでトレーシングに入門するハンズオン!」を開催しました。環境の構築から実際の手順まで、順を追って資料を読み進めていけばOpenTelemetyやトレーシングの概要、トレーシング機能を使った問題解決まで体験していただけるハンズオンとなっています。ぜひレポートをご覧ください!

mackerel.io