AWSインテグレーションでALB連携時に取得できるメトリックが増えました ほか6件のアップデート

こんにちは、MackerelチームCREの須藤( id:do-su-0805 )です。

2026年最初となる、今回のアップデート内容をお知らせいたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

トレース画面のフィルター条件に「ステータス」で検索できるようになりました

APMでトレースを検索する際のフィルター条件に「ステータス」が増えました。スパン内のステータスを対象に検索できます。 トレース一覧の取得APIでは statusCode というキーを利用した絞り込みができます。

トレースのフィルター条件でステータスを選択できる様子

AWSインテグレーションでALB・NLBの自動退役ができるようになりました

AWSインテグレーションでALB・NLBを連携している場合に、自動退役ができるようになりました。
この機能は、ご利用中のAWSアカウント上で対象となるリソースが削除された場合に、対応するMackerel上のホストを自動で退役するものとなります。
AWSインテグレーションの設定画面で有効にしていただくことで自動退役が利用可能です。

AWSインテグレーション設定画面でのALB・NLBの自動退役設定の様子

自動退役機能については、以下ヘルプをご参照ください。
AWSインテグレーション - Mackerel ヘルプ

AWSインテグレーションでALB連携時に取得できるメトリックが増えました

AWSインテグレーションでALBを連携している際に、以下のメトリックが追加で取得できるようになりました。

  • ConsumedLCUs
    • alb.consumed_lcus.all
  • PeakLCUs
    • alb.peak_lcus.maximum
    • alb.peak_lcus.sum

AWSインテグレーションの設定にて「新規メトリックを自動的に追加する」を有効にしている場合は、自動的に取得が開始されています。 「新規メトリックを自動的に追加する」が無効の場合は、「取得するメトリックを指定する」から対象のメトリックにチェックを入れることで取得されるようになります。

取得できるようになったメトリックの詳細については、AWSインテグレーション - ALB - Mackerel ヘルプや、AWSのドキュメントApplication Load Balancer の CloudWatch メトリクス - ELBをご参照ください。

AWSインテグレーションでECS ClusterおよびLambdaをタグで絞り込んでいる場合に、意図せず退役してしまうことがある不具合を修正しました

AWSインテグレーションにて自動退役を設定した際、対象となるリソースが削除されたときにMackerel上の対応するホストが退役されますが、ECS ClusterおよびLambdaを連携する際にタグによる絞り込み機能を利用している場合の一部ケースにおいて、Mackerel上の対応するホストが退役されてしまうことがある不具合を修正しました。

ホスト詳細画面のカスタムメトリックグラフで、表示期間が確認できるようになりました

ホスト詳細画面に表示されるグラフにおいて、システムメトリックについてはグラフ名の横にメトリックの時刻範囲が表示されているのに対し、カスタムメトリックでは時刻範囲が表示されておらず、不便でした。

これを改善し、カスタムメトリックでもグラフ名横に表示期間を表示し、確認できるようになりました。

カスタムメトリックのグラフで、グラフ名横に表示期間が表示されている様子

【予告】Windows版mackerel-agentにおいて、ネットワークインターフェース情報取得の挙動が変わります

特定のWindows Serverバージョンにおいて、ネットワークインターフェースのデバイスドライバ名に日本語文字が含まれている場合に、メトリックの取得に失敗することがわかりました。 これまで利用していた実装方法に不備があるため発生していたものであり、近日のmackerel-agentのリリースにてこれを修正いたします。
この変更に伴い、既存のWindows版mackerel-agent(バージョン0.85.3以前)を新しいmackerel-agentにアップデートした際に、以下のような影響が発生する可能性があります。

  • 「ホスト詳細情報」に表示されるネットワークの名前が変わることがあります
  • これまで対象外だったネットワークインターフェースがメトリック取得対象になることがあります
  • ネットワークインターフェース名およびメトリック名が変わることがあります

監視ルールなど(式グラフでの利用等を含む)でこれらのメトリックをご利用の場合には、追従して変更が必要になる可能性にご留意ください。

mackerel-labs にプロダクトが追加されました

Mackerelを利用した監視をより便利にするために試験的提供しているプロダクト群である mackerel-labs に以下のプロダクトを追加しました。

  • mackerel-plugin-supervisord
    • Supervisorの監視に利用できるメトリックプラグインです。
  • mackerel-plugin-snmp-table
    • テーブル状になっている SNMP の値を取得し、それぞれをメトリックに変換するメトリックプラグインです。
  • sabatrapd
    • ネットワーク機器からSNMP Trapを受け取り、ホストのチェック監視項目として投稿するミドルウェアです。
  • sabatrafficd
    • ネットワークスイッチなどに対してSNMPで問い合わせを行い、インターフェイスの通信量などの統計情報を取得し、Mackerelに情報を送るプログラムです。

ご利用にあたっては、それぞれのREADMEに従って導入や設定してください。
なお、Mackerel Labsで公開されているソフトウェアは実験的なものであるため、サポートの対象外となります。お問い合わせをいただいても基本的には対応いたしかねますのであらかじめご理解のほどお願いいたします。