GW明けの最初の1週間が終わろうとしていますね。
Mackerel開発チームも、GWでリフレッシュしつつ日々の機能開発を続けています。
今週は少し大きな変更をリリースすることができました。
今週のアップデートです。
ユーザー権限が新しくなりました
下記のエントリで告知していました、新しいユーザー権限をリリースしました。
これまで「管理者」「編集者」「閲覧者」であったユーザー権限が、「オーナー」「管理者」「一般ユーザー」「閲覧者」の4種類に変更となります。
サービスやロール、監視設定などは変更できるが、オーガニゼーション全般に関わる操作は抑止されている「一般ユーザー」が新しく追加される権限となります。
それぞれの権限の考え方や従来との差分については、詳しくは上記告知エントリおよび、下記のヘルプをご参照ください。
いくつかのOSサポートを終了します
以前、下記エントリで予告していましたが、以下のOSのサポートを終了しました。
- CentOS5
- Debian6
- Ubuntu12.04
サポートを停止しても、急にmackerel-agentが動かなくなったり、サーバーの監視が停止することなどはありません。また、パッケージリポジトリなどを削除する予定は今のところありません。ただ、今後のアップデートにおいて、mackerel-agentの動作保証ができなくなります。
今後も、各OSのサポート終了日にあわせて、Mackerelでもサポートを終了していく予定です。Mackerelおよびmackerel-agentの対応環境に関しては以下のページを参照下さい。
mkr にservices サブコマンドを追加
mkr 0.16.0をリリースしました。
mkrのサブコマンドに services
が追加され、サービス情報を取得できるようになりました。
$ mkr services [ { "name": "sample service", "roles": [ "sample-role" ] }, { "name": "mackerelio" }, { "name": "personal-server", "roles": [ "App", "DB" ] } ]
具体的な利用例などは、先日のミートアップのLTで発表された資料をご覧ください。
mackerel-agent, mackerel-agent-pluginsなどのその他の更新は下記のとおりです。
- mackerel-agent 0.43.0
- Windows版のIOPS値でアクセス数ではなく転送量を取得していた問題の修正
- HTTP/2 対応
- mackerel-agent-plugins 0.27.1
- 軽微な修正
- mkr 0.16.0
- services サブコマンドの追加