mackerel-container-agent にて、稀にconnectivityアラートが発生する問題に対処しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

mackerel-container-agent にて、稀にconnectivityアラートが発生する問題に対処しました

github.com

mackerel-container-agent にて、稀に予期せぬタイミングでconnectivityアラートが発報してしまう、という問題があることが判明し、その対処を v0.4.0 で実施しています。 上記の問題に該当すると思われる方は、v0.4.0 の mackerel-container-agent のご利用をご検討ください。

監視ルール「ホスト死活監視」の「アラート発生時のアラートステータス」の選択をAPIからもおこなえるようにしました

監視ルール「ホスト死活監視」の「アラート発生時のアラートステータス」の選択をWebコンソールからおこなえるようになったことについては、先日もこちらのブログでお伝えしたとおりなのですが、これがAPIからもおこなえるようになりました。

該当するAPIのドキュメントは以下です。

mackerel.io

Debian 8 に対する mackerel-agent の公式サポートを終了しました

Debian 8 自体のOSサポート終了に合わせて、Mackerel においても、Debian 8 環境での mackerel-agent の動作等に関する公式サポートを終了しました。

サポートを停止しても、ただちにmackerel-agentが動かなくなったり、サーバーの監視が停止することなどはありませんが、今後のアップデートにおいて、mackerel-agentの動作保証ができなくなります。 ご利用の方は、速やかにOSのアップデート等をご検討ください。

監視ルール「ホスト死活監視」で、アラート発生時のアラートステータスを選択できるようにしました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

監視ルール「ホスト死活監視」で、アラート発生時のアラートステータスを選択できるようにしました

Mackerelで設定可能な監視ルールのうち、エージェント(mackerel-agent)などからのメトリック送信が途切れたことを検知してアラートを発報することができる「ホスト死活監視」ですが、これまでは critical 固定であったアラートステータスを選択できるようにしました。

f:id:mackerelio:20200803160307p:plain

ホスト死活監視は初期状態ですでに設定済みなので、もしかしたらあまり意識したことがない、という方もおられるかもしれませんね。以下のページも合わせて確認することで、復習してみてください。

support.mackerel.io

AWSインテグレーション・RDS連携で取得可能なメトリックを追加しました

これにより、RDS Aurora では最大で52個、Aurora Serverlessでは最大で51個、それ以外では最大で24個のメトリックが取得できるようになっています。 その差分については、以下でご確認ください。データベースエンジンごとで取得に対応しているメトリック・していないメトリックもありますので、ご注意ください。

github.com

各種OSSをアップデートしました

mackerel-agent-plugins(v0.62.0)

mackerel-plugin-linuxにおいて、一部のOS・バージョン(Debian 10 / RHEL 8 / Ubuntu 20.04)で disk stats が取得できなくなっていた点を修正しました。

mackerel-check-plugins(v0.36.0)

check-logにおいて、--file オプションに対する指定(glob 形式)で新たに {} に対応しました。 以下のような指定をすることが可能になります。

command = ["check-log", "--file", "/var/log/{secure,cron}", "-p", "timeout"]

ぜひご利用ください!

クラウドインテグレーションのメトリック追加をおこないました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

クラウドインテグレーションのメトリック追加をおこないました

下記の各マネージドサービスに対するクラウドインテグレーションについて、取得可能なメトリックをそれぞれ追加しています。

Azure SQL Database

価格レベルに応じたメトリックの取得ができるようになりました。各価格レベルで取得できるメトリックについての詳細は、下記ヘルプページを参照してください。

mackerel.io

Amazon CloudFront

Amazon CloudFront が、8つのリアルタイムメトリックを Amazon CloudWatch に追加したことに Mackerel の AWSインテグレーションも対応しました。

aws.amazon.com

追加したのは以下のメトリックです。

  • ErrorRate
    • 401ErrorRate (cloudfront.error_rate.401_error_rate)
    • 403ErrorRate (cloudfront.error_rate.403_error_rate)
    • 404ErrorRate (cloudfront.error_rate.404_error_rate)
    • 502ErrorRate (cloudfront.error_rate.502_error_rate)
    • 503ErrorRate (cloudfront.error_rate.503_error_rate)
    • 504ErrorRate (cloudfront.error_rate.504_error_rate)
  • CacheHitRate
    • CacheHitRate (cloudfront.cache_hit_rate)
  • OriginLatency
    • OriginLatency (cloudfront.origin_latency)

下記ヘルプページも合わせてご確認ください。

mackerel.io

各種OSSをアップデートしました

mackerel-agent-plugins (v0.61.0)

mackerel-plugin-accesslog プラグインにおいて、アクセスログに含まれるフィールドのうち、プラグインが使用しないものに対しては解析エラーを出さないようにしました。

mackerel-check-plugins (v0.35.0)

check-ssl-cert プラグインにおいて、中間証明書の期限も監視するようにしました。

mackerel-client-go

特定条件下において HTTP Keep-Alive しないケースがある不具合を修正しました。

2020年上半期のアップデート内容を一挙ご紹介するオンラインセミナーを開催します!

こちらのブログでもお知らせをしているとおり、Mackerelでは日々アップデートを継続しています。今年もすでに多くのアップデートをおこないました。

今回のイベントでは、2020年上半期のアップデートを紹介しながら、MackerelチームのCREがおすすめ機能をデモも交えてご紹介します!

mackerelio.connpass.com

気づけていなかったアップデートもあるかもしれません。ぜひ参加をご検討ください!

mackerel-plugin-mysql で取得できるメトリックに誤りがあった点を修正しました

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。Mackerelの公式プラグインである mackerel-plugin-mysql に修正をおこないましたので、そのお知らせです。

今回の修正内容について

mackerel-plugin-mysql で取得できるメトリックに、Bytes_sentmysql.traffic.Bytes_sent)と Bytes_receivedmysql.traffic.Bytes_received)があります。すべてのクライアントに対する送受信バイト数を表すメトリックです。

このメトリックに対してプラグインでは、「1. MySQL側で累計値として記録されている該当メトリックを取得」し、「2. その差分を計算してから Mackerel に送信している」のですが、これらのメトリックをMackerelで参照するときの単位は bytes/sec を期待しているため、結果的に実際の60倍の数値(bytes/min の値)が送られる状態となっていました。以下の Pull Request によりこれを是正しました。これまでの値を 1/60 した値が送信されるようになります。

github.com

ご利用の皆様に対応していただく内容について

本日、Mackerelの公式プラグインパッケージである mackerel-agent-plugins をアップデートしています。お使いのパッケージ管理システム(yum or apt)にて mackerel-agent-plugins パッケージをアップデートしてください。

mackerel.io

また、更新後のプラグインによって送信される Bytes_sentmysql.traffic.Bytes_sent)と Bytes_receivedmysql.traffic.Bytes_received)の値は、これまでの 1/60 の値となります。これらのメトリックを対象とした監視ルールを作成している場合には、そちらの閾値も合わせて見直しを実施していただくよう、お願いします。

ご不便をおかけし申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いします。

Azureインテグレーションが Azure Database for MySQL / PostgreSQL に対応しました!

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。連日のお知らせとなりますが、アップデート内容をお知らせします。

Azureインテグレーションが Azure Database for MySQL / PostgreSQL に対応しました

f:id:mackerelio:20200702150259p:plain

Azure のフルマネージドデータベースサービスである Azure Database の監視を、Azureインテグレーションでおこなっていただけるようになりました! MySQL / PostgreSQL の両方をサポートしています。

連携のための設定手順については以下のヘルプを、

mackerel.io

今回の新規追加インテグレーションでの取得メトリックについては、以下のそれぞれのヘルプページをご確認ください。

mackerel.io

mackerel.io

通知チャンネルへのロールメトリックグラフを共有する際、系列の選択状態が反映されるようにしました

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mackerelio/20200603/20200603123042.png

各グラフ右上のカメラマークのアイコンからそのグラフを通知チャンネルに対して共有できる機能が、ロールメトリックグラフを共有する際、系列の選択状態が共有内容に反映されるようにしました。ホストメトリックグラフ、サービスメトリックグラフと同様の挙動となります。ぜひご活用ください!

クレジットカードによりお支払いいただいた内容の領収書がダウンロード可能になりました!

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

クレジットカードによりお支払いいただいた内容の領収書がダウンロード可能になりました

2020年6月ご利用分・2020年7月1日決済分のものから、ご確認いただけます。取得できる領収書は以下のようなものです。

f:id:mackerelio:20200626114953p:plain

この領収書は、証憑としてご利用いただける形式のものとなっておりますので、ぜひご活用ください。

領収書を確認する方法には、以下の2種類があります。

Mackerel Webコンソールから確認する方法

オーガニゼーションのオーナー権限を持つユーザーの方がこちら の画面を開くと、以下のような画面が表示されます。

f:id:mackerelio:20200626115127p:plain

「支払履歴」の欄に領収書へのリンクが表示されますので、こちらからご確認ください。

決済完了メールから確認する方法

毎月の決済が完了した際に自動的に配信している決済完了メールの本文に、以下のようなリンクを追加しています。

また、こちらのリンクより領収書がご覧いただけます。
https://pay.stripe.com/receipts/xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

今後ともMackerelをよろしくお願いいたします。

上記のようなメールの配信は、オーガニゼーションのオーナー権限を持つユーザーの方に対しておこなわれます。それに加えて、別途追加で配信するメールアドレスを任意で登録することができます。オーガニゼーションのメール設定より、以下のように設定を追加してください。

f:id:mackerelio:20200626115402p:plain

注意点

以下のような点についてご注意ください。

  • 以前の決済に対して領収書を発行することはできません。
  • 返金があった場合、領収書は上書きされます。
  • メールで配信される領収書のURLは、URLを知っている人であれば誰でも閲覧可能です。

AWSインテグレーションの設定に関するAPIを公開しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。

AWSインテグレーションの設定に関するAPIを公開しました!

一部の方には待望のアップデートではないでしょうか? APIドキュメントは以下のとおりです。

mackerel.io

連携除外メトリックの指定も含めて、AWSインテグレーションに関する設定が API からもおこなっていただけるようになりました。ぜひご活用ください!

オーガニゼーション一覧ページで、アラート数による並び替えができるようにしました

f:id:mackerelio:20200612183053p:plain

オーガニゼーション一覧ページでは、所属しているオーガニゼーションの一覧を確認することができるのですが、今回のアップデートにより、発生・継続しているアラートの数で並び替えができるようにしました。

たくさんのオーガニゼーションを管理されている方には嬉しいアップデートではないかと思います。ぜひご利用ください。

Webコンソール右上「サポートチームへ連絡」を刷新しました!

f:id:mackerelio:20200612183112p:plain

Webコンソール右上にある「サポートチームへ連絡」ですが、実際にこちらからお問い合わせしてみていただいたことはありますでしょうか?今回、こちらのお問い合わせフォームを刷新しました。

f:id:mackerelio:20200612183127p:plain

新しいお問い合わせフォームではファイルの添付も可能です。お問い合わせ内容に応じて、スクリーンショットや設定ファイルなどを添付の上、ぜひお気軽にお問い合わせください!