AWSインテグレーションで取得するメトリックを選択することができるようにしました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CREの井上(id:a-know)です。まだまだ寒い日が続きますね。

それでは、今回のアップデート内容をお知らせします。今回は盛りだくさんな内容になっていますよ!

AWSインテグレーションで取得するメトリックを選択することができるようにしました

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これまでのAWSインテグレーションでは、ヘルプページに記載のあるメトリック(= Amazon CloudWatch API で取得可能なメトリック)項目については、その全てを自動的に連携する仕様でした。これは、連携するメトリックのことを意識する必要がなかった反面、ホストメトリック数のコントロールができないことにも繋がっていました。

今回のリリースにより、Mackerelへの連携可否をメトリック単位で指定することができるようにしました。 ホストメトリック数のコントロールに課題をお持ちの方は、ぜひご利用ください。

カスタムダッシュボード・数値ウィジェットで表示させる数値の小数点以下桁数を指定できるようにしました

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カスタムダッシュボードで利用可能なウィジェット・数値ウィジェットにおいて、表示させる数値の小数点以下桁数を指定できるようにしました。関数式による計算結果を数値ウィジェットとして表示させているようなケースなどで、特に便利に活用できるかと思います。ぜひご利用ください!

AWSインテグレーションで使用するIAMポリシー例を掲載しました

AWSインテグレーションで使用するIAMポリシー例を、新たにヘルプページに掲載しました。

mackerel.io

連携対象に応じたインラインポリシーを作成される際などにご活用ください。

Microsoft Azure・RedisCache インテグレーションで取得可能なメトリックを追加しました

追加したメトリックは、下記の通りです。

  • Operations Per Second
  • Operations Per Second Shard

Operations Per Second Shard は、シャード対応のプランでのみ取得対象となります。

Windows Server の公式サポート対象を 2012以降 としました

Windows Server 2008 R2 のサポート終了に伴うものとなります。下記ヘルプページも更新していますので、ご確認ください。

mackerel.io

各種OSSのアップデートを実施しました

go-check-plugins

  • [check-log] --exclude を複数指定することで、検出除外条件をAND指定することが可能に

mackerel-agent

  • Google Compute Engine インスタンスで使用した際、custom_identifier を設定するようにしました

mackerel-client-ruby

  • Faraday 1.0 に対応しました。
    • Faraday 0.x をご利用の方はアップデートできませんので、ご注意ください。

CNCF Landscape に Mackerel が掲載されました!

CNCFとは Cloud Native Computing Foundation の略称で、クラウドネイティブを推進する企業やOSSプロジェクトを取りまとめる組織、団体です。

今回 Mackerel が、その CNCF の Cloud Native Interactive Landscape に掲載されました!

landscape.cncf.io

今後、さらに多くのクラウドネイティブ技術の恩恵を Mackerel を通じて皆様に提供していけたら、と考えています。

Mackerel DAY #2 イベントで好評だった「要望ホワイトボード」のイベントを開催します!

昨年末に開催したMackerel Day #2で好評だった、ホワイトボードを使ったご意見募集。そのイベントでは、ホワイトボードの前で参加者のみなさんが、Mackerelスタッフと活発に意見交換をしている様子がとても印象的でした。

一方で、当日いただいたご意見を拾きれなかったな、という感覚もありました。そこで、あらためてMackerelユーザーのみなさんからのリクエストやご意見を募集して、Mackerelスタッフとディスカッションするイベントを開催することになりました!その名も、 Mackerel Day #2 : ホワイトボード おかわり! です!

mackerelio.connpass.com

Mackerelへのご意見・ご要望を通じて監視について考えるイベントです。ぜひご参加ください!

Amazon EventBridge のイベントソースとして Mackerel を選択できるようになりました

こんにちは。Mackerel CREの井上(id:a-know)です。 今週はこれが二度目のブログ記事となりますが、本日はサプライズリリースのお知らせとなります!

実は、昨日あったAWS Black Belt オンラインセミナーの場でも紹介をされたのですが、このたび、Mackerel のアラート通知先として、新たに Amazon EventBridge をサポートしましたことをお知らせします!

Amazon EventBridge のイベントソースとして Mackerel を選択できるようになりました

Amazon EventBridge は、AWSの提供するサーバーレスイベントバスサービスです。

aws.amazon.com

EventBridge では、イベントの取り込みと配信、セキュリティ、承認、エラー処理が自動的に行われるため、イベント駆動型アプリケーションを簡単に構築することができ、またそのフローに Mackerel を組み込むことができるようになります。

ヘルプページも用意していますので、ご確認ください。

mackerel.io

AWSインテグレーションが AWS Batch に対応しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CREの井上(id:a-know)です。

はやくも2020年の1月も下旬に差し掛かりましたが、これが今年初のリリースのお知らせになります。皆様、あけましておめでとうございます。今年も Mackerel をどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、今回のリリース機能をお知らせします。

AWSインテグレーションが AWS Batch に対応しました

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今回のリリースにより、Mackerel が新たに AWS Batch のメトリック取得や監視に対応しました。あるリージョン内の複数のジョブキューの情報を束ねてホストとして管理することができます。課金対象としては 1リージョン = 1マイクロホスト と換算されます(取得されるメトリックの数に応じて、1マイクロホストあたりのメトリック数上限の超過による請求が行われる場合があります)。

対応するヘルプページも用意していますので、ご確認ください。

mackerel.io

アラートを発生日時で絞り込みできるようになりました

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アラート一覧 の絞り込み機能にて、アラートの発生日時でフィルタリングをおこなえるようになりました。

はてな(Mackerel開発チーム)では、2週間おきに、その2週間でのパフォーマンス状況の推移や変化などについてふりかえる場を設けています。例えばそういった場を Mackerel をお使いの皆様にも設けていただき、そういった場で「この2週間で発生したアラートをふりかえってみようか」、といった活動をしようとした場合に、今回リリースのこの機能は役に立つのではないかと考えています。ぜひ、ご利用ください。

チェック監視を紹介するページを新設しました

チェック監視、皆様はもうご利用でしょうか?もしくは、それがどんなものかご存知でしょうか?

mackerel.io

上記ヘルプページのように、うまく活用することで障害状態の検知だけでなく自動復旧などにも応用していただける、非常に便利な機能です。ですがその一方で、Webコンソールからの導線がこれまでなかったため、この機能の存在に気づかれていない方が一定数いた、というのもまた事実でした。

その対策として、チェック監視について紹介するページを新設し、新規監視ルール作成画面からそのページを参照できるよう、アップデートをおこないました。

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チェック監視がどういうものか、というところから応用例まで、もしかしたら知らなかったことが書かれているかもしれません。ぜひ一度、ご覧くださいね(ここからチェック監視設定を新たに設定できるわけではないので、その点はご注意を......)。

オーガニゼーションへのアクセス時に2段階認証を必須にすることができるようになりました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CREの井上(id:a-know)です。昨日はクリスマスでしたね。

今年も例年と同じく、Mackerel のアドベントカレンダーを実施していました。

qiita.com

こちらが先日、25日の記事(僭越ながら私がアンカーを務めさせていただきました)をもって無事完走しました!いずれも参考になる記事ばかりで、私も毎日楽しく拝見しておりました。ご参加いただきましたみなさん、本当にありがとうございました!

それでは、今回のリリース内容をお知らせします。

オーガニゼーションへのアクセス時に2段階認証を必須にすることができるようになりました

オーガニゼーションごとに、そこへのアクセス時に2段階認証が設定されていることを必須とすることができるようになりました。これはオーガニゼーション設定タブより実施することができます。

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セキュリティ向上のための施策として、ぜひご利用ください。

通知チャンネル作成時に Default 通知グループへの追加をおこなうかどうかを選べるようになりました

Mackerelには、通知にまつわる概念として「通知チャンネル」と「通知グループ」という2つのものがあります。「通知チャンネル」は、Mackerelからの通知をおこなう際の設定情報であり、「通知グループ」は1つ以上の通知チャンネルを束ね、通知対象(「サービスAに関する通知」や「死活監視ルールに関する通知」など)の絞り込みをおこなうためのものです。

そして、特別な通知グループとして「Default通知グループ」があります。これはいわば、「そのオーガニゼーションにおいてベースとなる通知グループ」で、新たな通知チャンネルを作成した際、このDefault通知グループには必ず追加されるようになっていました。このことは、主に通知漏れの発生(通知チャンネルを作成しただけで、通知グループへの追加を忘れる、など)を防ぐことに一定の役割を果たしていたと考えています。

一方で、意図しない通知が発生してしまった、といったことや、それを防ぐために、通知チャンネルを作成するたびに Default通知グループから該当チャンネルを除外する、といった手間が発生してしまってもいました。

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今回のリリースにより、通知チャンネルを作成する際に、そのチャンネルをDefault通知グループに追加するかどうかをチェックボックスで指定することができるようになりました。デフォルトではオンになっていますので、これまでの挙動で差し支えがなかった方は、チェックボックスを外さずにチャンネルを追加していただくことでこれまでどおりの挙動となります。

Amazon EKS on AWS Fargateに対応したmackerel-container-agentのアルファ版を公開しました

こちらはすでに個別の記事でもお知らせをしていますが、改めてご紹介します。

mackerel.io

上記の記事にもあるとおり、先日の AWS のイベント、re:Invent で発表された Amazon EKS on AWS Fargate に対応した mackerel-container-agent のアルファ版を公開しています。

アルファ版としてのご提供となりますが、EKS on Fargateのご利用を検討されている場合はぜひお試しください。

2019年12月30日(月)〜 2020年1月3日(金)はサポート窓口の年末年始休業期間です

通常、営業日での対応をさせていただいている Mackerel のサポート窓口ですが、2019年12月30日(月)〜 2020年1月3日(金)は年末年始の休業期間となります。あらかじめご了承ください。

スタンダード / マイクロホストの区別をしやすいように変更しました ほか

こんにちは。CREの西山(id:tukaelu)です。

最近は気温の寒暖差が激しく、皆さん体調を崩されたりはされていないでしょうか。

寒さが増して年末が近づくのを感じているのですが、アドベントカレンダーの季節でもありますね! 先日のお知らせの中でもお伝えしましたが、まだまだ参加していただける方を募集しておりますので、ぜひエントリーいただければと思います!

qiita.com

それでは、今週のアップデート情報とイベントのご案内です。

スタンダード / マイクロホストの区別をしやすいように変更しました

ホスト一覧などの各画面で、スタンダードホストとマイクロホストの区別がわかりやすくなるように、ホスト名の左側などにアイコンを表示するように変更いたしました。

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小さな修正ではありますが、Mackerelがよりお使いいただきやすくなるように継続的に改善して参ります。

12/7 Mackerelハンズオンセミナー @岡山 を開催します

12/7(土)に岡山にてハンズオンセミナーを実施いたします。

mackerelio.connpass.com

講師はCREの井上(id:a-know)が担当、私もサポートとして参加いたします! まだお席に若干の余裕がございますのでお近くの方はぜひご参加ください!

12/23 Mackerel Day #2 @東京 を開催します

もうひとつは先日もお知らせした5周年イベント Mackerel Day #2 のご案内です。

こちらもスタッフ一同、皆さまに楽しんでいただくために鋭意準備を進めております。まだまだご参加いただける方を募集しておりますので、是非こちらのサイトからご登録いただき、遊びにいらしていただければと思います!

mackerelio.connpass.com

グラフボードのタブの並び替えができるようになりました ほか

こんにちは。CREの三浦(id:missasan)です。

やっと朝晩に秋らしい涼しさを感じられるようになってきましたが、まだまだ暖かい日もあるので、衣替えのタイミングに悩みますね。

今週は、グラフボードのタブを自由に移動できる機能や、チェック監視の実行結果メッセージをアクションの環境変数として渡せる機能など、便利機能をリリースしています。また、11月末に開催される Cloud Native Days Kansai 2019 のキーノートでの Mackerelチーム 古川(id:masayoshi)の登壇予定についてもお知らせしています。ぜひ最後までお読みください。

それでは、アップデート情報です。

グラフボードのタブの並び替えができるようになりました

グラフボードのタブにカーソルを合わせると< または > が表示されます。 移動したい方向の矢印をクリックして、タブを移動します。

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グラフボードは、サービスに紐づいたグラフをユーザーが自由に配置できるボードを作成する機能です。 これまではタブの表示は作成順となっていましたが、今回のリリースによって順番を任意に変更できるようになりました。

mackerel.io

チェック監視の実行結果メッセージをアクションの環境変数として渡せるようにしました

mackerel-agent v0.64.0 のリリースにより、チェック監視の実行結果メッセージをアクションの環境変数として利用可能にしました。

この機能のユースケースとして、ログ監視の結果を mkrコマンド を利用してグラフアノテーションに投稿する方法を Pull Request した本人でもある CREの井上(id:a-know)が紹介しています。 こちらも参考にしてみてください!

blog.a-know.me

他にも、これは、というユースケースを思いついた方はぜひブログなどで公開ください!

チェック監視の細かい仕様は以下をご覧ください。

mackerel.io

チェック監視に公式プラグイン集を使用する場合は以下をご覧ください。

mackerel.io

アラートステータスウィジェットが自動更新に対応しました

カスタムダッシュボードのグラフの自動更新を有効にしている場合に、アラートステータスウィジェットのコンテンツも自動更新されるように変更しました。

監視ルール一覧の時刻が作成日か更新日かがわかるようにしました

監視ルール一覧画面で、日付情報にカーソルを合わせると時刻が作成日であるか更新日であるかが表示されるようになりました。

mackerel-plugin-solr で差分メトリックであるはずのものが差分になっていなかった問題を修正しました

mackerel-agent-plugins v0.59.0 のリリースにて、mackerel-plugin-solr のメトリックで差分メトリックである必要があるものが、差分になっていなかった問題を修正しました。

OSSのリリースについて、Pull Request をいただいたユーザーのみなさま、ありがとうございました!

Cloud Native Days Kansai 2019 のキーノートで Mackerelチーム 古川 が登壇します!

cloudnativedays.jp

  • 登壇者:古川 雅大(Masahiro Furukawa) SRE
  • 登壇日時: 2019年11月28日(木) 11:20〜11:40
  • タイトル:MackerelにおけるCloudNativeへの継続的な取り組み 〜オンプレからCloudNativeまで〜
  • 登壇概要:2014年にオンプレ環境からサービスを開始したMackerelは、2017年に全面クラウド移行を実現し、そして2019年現在はCloudNativeを目指しています。 それぞれの移行期における判断基準を紹介しつつ、オンプレのVM運用から始まったMackerelが、どのようにCloudNativeに挑戦しているか、直近のインフラ構成変更や、チーム体制やカルチャーなども含めてお話します。

go-check-plugins をアップデートしました

こんにちは。Mackerelチーム CRE の id:a-know です。今週のアップデート内容をお知らせします。

go-check-plugins をアップデートしました

go-check-plugins を v0.32.0 にアップデートしました。機能的な変更点は以下の通りです。

  • [check-http] --user USER:PASSWORD の形で Basic 認証の認証情報を指定できるようになりました
  • [check-procs] --pattern オプションを複数回指定できるようになりました。利用イメージは以下のようになります。
$ check-procs -p "sshd" -p "bash"
Procs OK:
Found 5 matching processes; cmd /sshd/
Found 2 matching processes; cmd /bash/

コントリビュートいただき、ありがとうございます!

10月23日開催の Mackerel Drink Up #9 Tokyo 、増席しました!

先日もこちらで告知をさせていただきました Mackerel Drink Up #9 Tokyo、好評につき増枠をいたしました!

mackerelio.connpass.com

テーマは「最近のアップデート」です。LT枠もありがたいことにすでに埋まっております。参加枠にはまだ少しだけ空きがありますので、週の真ん中の息抜きとして、ぜひ参加をご検討ください!