こんにちは。CREの三浦(id:missasan)です。
やっと朝晩に秋らしい涼しさを感じられるようになってきましたが、まだまだ暖かい日もあるので、衣替えのタイミングに悩みますね。
今週は、グラフボードのタブを自由に移動できる機能や、チェック監視の実行結果メッセージをアクションの環境変数として渡せる機能など、便利機能をリリースしています。また、11月末に開催される Cloud Native Days Kansai 2019 のキーノートでの Mackerelチーム 古川(id:masayoshi)の登壇予定についてもお知らせしています。ぜひ最後までお読みください。
それでは、アップデート情報です。
グラフボードのタブの並び替えができるようになりました
グラフボードのタブにカーソルを合わせると<
または >
が表示されます。
移動したい方向の矢印をクリックして、タブを移動します。
グラフボードは、サービスに紐づいたグラフをユーザーが自由に配置できるボードを作成する機能です。 これまではタブの表示は作成順となっていましたが、今回のリリースによって順番を任意に変更できるようになりました。
チェック監視の実行結果メッセージをアクションの環境変数として渡せるようにしました
mackerel-agent v0.64.0 のリリースにより、チェック監視の実行結果メッセージをアクションの環境変数として利用可能にしました。
この機能のユースケースとして、ログ監視の結果を mkrコマンド を利用してグラフアノテーションに投稿する方法を Pull Request した本人でもある CREの井上(id:a-know)が紹介しています。 こちらも参考にしてみてください!
他にも、これは、というユースケースを思いついた方はぜひブログなどで公開ください!
チェック監視の細かい仕様は以下をご覧ください。
チェック監視に公式プラグイン集を使用する場合は以下をご覧ください。
アラートステータスウィジェットが自動更新に対応しました
カスタムダッシュボードのグラフの自動更新を有効にしている場合に、アラートステータスウィジェットのコンテンツも自動更新されるように変更しました。
監視ルール一覧の時刻が作成日か更新日かがわかるようにしました
監視ルール一覧画面で、日付情報にカーソルを合わせると時刻が作成日であるか更新日であるかが表示されるようになりました。
mackerel-plugin-solr で差分メトリックであるはずのものが差分になっていなかった問題を修正しました
mackerel-agent-plugins v0.59.0 のリリースにて、mackerel-plugin-solr のメトリックで差分メトリックである必要があるものが、差分になっていなかった問題を修正しました。
OSSのリリースについて、Pull Request をいただいたユーザーのみなさま、ありがとうございました!
Cloud Native Days Kansai 2019 のキーノートで Mackerelチーム 古川 が登壇します!
- 登壇者:古川 雅大(Masahiro Furukawa) SRE
- 登壇日時: 2019年11月28日(木) 11:20〜11:40
- タイトル:MackerelにおけるCloudNativeへの継続的な取り組み 〜オンプレからCloudNativeまで〜
- 登壇概要:2014年にオンプレ環境からサービスを開始したMackerelは、2017年に全面クラウド移行を実現し、そして2019年現在はCloudNativeを目指しています。 それぞれの移行期における判断基準を紹介しつつ、オンプレのVM運用から始まったMackerelが、どのようにCloudNativeに挑戦しているか、直近のインフラ構成変更や、チーム体制やカルチャーなども含めてお話します。