オーガニゼーションへのアクセス時に2段階認証を必須にすることができるようになりました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CREの井上(id:a-know)です。昨日はクリスマスでしたね。

今年も例年と同じく、Mackerel のアドベントカレンダーを実施していました。

qiita.com

こちらが先日、25日の記事(僭越ながら私がアンカーを務めさせていただきました)をもって無事完走しました!いずれも参考になる記事ばかりで、私も毎日楽しく拝見しておりました。ご参加いただきましたみなさん、本当にありがとうございました!

それでは、今回のリリース内容をお知らせします。

オーガニゼーションへのアクセス時に2段階認証を必須にすることができるようになりました

オーガニゼーションごとに、そこへのアクセス時に2段階認証が設定されていることを必須とすることができるようになりました。これはオーガニゼーション設定タブより実施することができます。

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セキュリティ向上のための施策として、ぜひご利用ください。

通知チャンネル作成時に Default 通知グループへの追加をおこなうかどうかを選べるようになりました

Mackerelには、通知にまつわる概念として「通知チャンネル」と「通知グループ」という2つのものがあります。「通知チャンネル」は、Mackerelからの通知をおこなう際の設定情報であり、「通知グループ」は1つ以上の通知チャンネルを束ね、通知対象(「サービスAに関する通知」や「死活監視ルールに関する通知」など)の絞り込みをおこなうためのものです。

そして、特別な通知グループとして「Default通知グループ」があります。これはいわば、「そのオーガニゼーションにおいてベースとなる通知グループ」で、新たな通知チャンネルを作成した際、このDefault通知グループには必ず追加されるようになっていました。このことは、主に通知漏れの発生(通知チャンネルを作成しただけで、通知グループへの追加を忘れる、など)を防ぐことに一定の役割を果たしていたと考えています。

一方で、意図しない通知が発生してしまった、といったことや、それを防ぐために、通知チャンネルを作成するたびに Default通知グループから該当チャンネルを除外する、といった手間が発生してしまってもいました。

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今回のリリースにより、通知チャンネルを作成する際に、そのチャンネルをDefault通知グループに追加するかどうかをチェックボックスで指定することができるようになりました。デフォルトではオンになっていますので、これまでの挙動で差し支えがなかった方は、チェックボックスを外さずにチャンネルを追加していただくことでこれまでどおりの挙動となります。

Amazon EKS on AWS Fargateに対応したmackerel-container-agentのアルファ版を公開しました

こちらはすでに個別の記事でもお知らせをしていますが、改めてご紹介します。

mackerel.io

上記の記事にもあるとおり、先日の AWS のイベント、re:Invent で発表された Amazon EKS on AWS Fargate に対応した mackerel-container-agent のアルファ版を公開しています。

アルファ版としてのご提供となりますが、EKS on Fargateのご利用を検討されている場合はぜひお試しください。

2019年12月30日(月)〜 2020年1月3日(金)はサポート窓口の年末年始休業期間です

通常、営業日での対応をさせていただいている Mackerel のサポート窓口ですが、2019年12月30日(月)〜 2020年1月3日(金)は年末年始の休業期間となります。あらかじめご了承ください。