AWSインテグレーションが DynamoDB に対応しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

今回はAWSインテグレーションの機能追加があります。みなさん待望の DynamoDB への対応です。

それでは、最新のアップデート情報です。

AWSインテグレーションが DynamoDB に対応しました

取得できるメトリックについては以下ヘルプを参照ください。

mackerel.io

この機能は、 AWSの各種プロダクトのフルマネージド・サービスを提供する cloudpack で、AWSの運用知見が豊富なアイレット株式会社 と共同開発したものです。 アイレット様、開発へのご協力ありがとうございました!

通知チャンネルAPI にて Webhook を登録できるようにしました

これまでのメール通知、Slack に加え、APIを使って Webhook の通知チャンネルを登録できるようにしました。 詳細は、以下通知チャンネルAPI のドキュメントをご覧ください。

mackerel.io

新規ホストの登録画面のWindowsサーバーへのGUIからのインストール手順にAPIキーのクリップボードを追加しました

左サイドメニューから表示できる新規ホストの登録画面にて、WindowsサーバーへのGUIからのインストール手順にAPIキーのクリップボードを追加しました。

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以下の通り、同じ画面からAPIキーをコピーできます。

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Windowsサーバーへのmackerel-agentのインストール方法について、この機能以外にも簡単に作業できるための改善点・アイディアなどがありましたらぜひフィードバックをいただけたら嬉しいです。

システムメトリックに loadavg1、loadavg15 を追加しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

週末はISUCON8が開催されていましたが、Mackerelチームの松木(id:Songmu)と柴崎(id:id:shiba_yu36)がみごと予選を突破しました。本戦が楽しみですね。

それでは、最新のアップデート情報です。

システムメトリックに loadavg1、loadavg15 を追加しました

mackerel-agent v0.57.0 のリリースにより、これまで loadavg5 のみ対応していたloadavgグラフに loadavg1loadavg15 を追加しました。 loadavg5loadavg15 を比較して、CPU負荷が増加しているか減少しているかを確認する際に便利です。 mackere-agentを最新版にアップデートすると、対象のホストにてシステムメトリックが2項目追加されます。

この変更は Windows Server 以外のすべてのプラットフォームに対応しています。

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check-log プラグインでログローテーションの追尾精度が向上しました

go-check-plugins v0.22.1 のリリースで、check-log プラグインでログファイルを追尾する際にinode番号を参照するよう変更しました。 これによりログローテーションされた際のログファイルの追尾精度が向上しました。

check-http で辿るリダイレクトの数を指定できるようになりました

go-check-plugins v0.22.1 のリリースで、オプション --max-redirects にて、辿るリダイレクトの数を指定できるようになりました(デフォルト値は 10 です)。

コントリビュートいただき、ありがとうございました!

AWS ALB、ELB の RequestCount メトリックが null の場合に0を投稿するように変更しました

AWSインテグレーション機能で ALB、ELB のメトリックを取得している環境で、CloudWatch から取得した RequestCount メトリックの値が null だった場合に、0 を投稿するように変更しました。 これにより、値が null であることにより発生していた、アラートが自動でクローズされないという問題が改善されました。

Windows Server 用インストーラのコードサイニング証明書を更新しました

mackerel-agent v0.57.0 のリリースにて、Windows Server 用インストーラのコードサイニング証明書を更新しました。 以前のバージョンのインストーラを利用した場合は、証明書の期限切れが警告されますので、ご注意ください。

【サマーインターン生リリース機能一挙公開!】オーガニゼーション一覧画面を追加しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

今日は、早いもので1ヶ月あった はてなサマーインターン2018 の最終日です。

developer.hatenastaff.com

はてなのサマーインターンでは、期間の後半はインターン生が各チームに配属されて、実際にサービスに組み込まれる機能開発や業務の課題に取り組みます。 Mackerelチームにも2名のインターン生が配属されて、たくさんのタスクに挑戦してくれました。

先日の9/3(月)にご紹介した「API からロールの登録・削除が可能になりました」という箇所もインターン生が実装しリリースされた機能です。

mackerel.io

サマーインターン最終日ということもあり、今日はインターン生が実装した機能一式をどーんとご紹介します。

インターン生をそばで見守っていたMackerelディレクター 粕谷(id:daiksy)からのメッセージです。

Mackerelチームでインターン生を受け入れるのは今年で4回目になります。 今年も例年に負けずにものすごいスピードで開発が進み、会議が終わってGitHubを見ると「え!?この機能もうレビュー依頼になってるの??」と驚く場面がこの期間中何度もありました。

2週間のチームでの開発を終え、今日が今年のインターン最終日です。 インターン生にとっても良い経験になったかと思いますが、我々も同じくらい刺激を受けることができ、とても充実した2週間でした。

ジョインしてからたったこれだけの期間で、これだけたくさんの機能が開発・リリースされるというのは、ほんとうに驚きの2週間でした。

それでは、アップデート情報です。

オーガニゼーション一覧画面を追加しました

以下URLにアクセスすると、自分が所属するオーガニゼーションの一覧を見ることができます。

https://mackerel.io/orgs/

左サイドメニューにて、[オーガニゼーション名]横の[▼]をクリックし、[Organizations]をクリックいただいても同じ画面を見ることができます。

各オーガニゼーションのサービス数、ホスト数、メンバー数、現在発生しているアラート数なども表示されます。 複数のオーガニゼーションに所属している場合に、どのオーガニゼーションでアラートが発生しているかなど全体を俯瞰して確認したいときにお使いいただけます。

サービス・ロールに対してメタデータを投稿できるAPIを追加しました

これまでホストに対してメタデータを登録できましたが、今回の改修により、サービス・ロールに任意の JSON データをメタデータとして登録できるようになりました。 詳細は Mackerel API ドキュメント メタデータ をご覧ください。

IDを指定して監視設定を取得する API を追加しました

対象の監視設定IDを指定して、設定情報を取得できるAPIを追加しました。 指定方法は /api/v0/monitors/<monitorId> です。

詳細は Mackerel API 監視設定 をご覧ください。

通知チャンネルを登録・削除するAPIを追加しました

このAPIは メール通知 と Slack にのみ対応しています。 またこの改修と合わせ、チャンネル一覧取得 API で取得できる情報が、メール通知と Slack の場合はより詳細に取得できるようになりました。

詳細は Mackerel API ドキュメント 通知チャンネル をご覧ください。

アラート一覧画面の絞り込みで複数サービスを選択できるようになりました

アラート一覧画面で、表示するアラートを絞り込む際に、複数のサービスを OR で指定できるようになりました。

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ホスト一覧画面の絞り込みで複数サービスを選択できるようになりました

アラート一覧と同様、ホスト一覧画面で表示を絞り込む際に、複数のサービスを OR で指定できるようになりました。

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インターン生のみなさんお疲れ様でした!

AWSインテグレーションによるEC2連携ホストの自動退役機能を追加しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

今回は、多くのユーザの方々からご要望があったタイトルの機能以外にも、はてなサマーインターン生による追加機能、コントリビューターの方による追加・改善など盛りだくさんの内容です。 ぜひ詳細までお読みください。

それでは、アップデート情報です。

AWSインテグレーションによるEC2連携ホストの自動退役機能を追加しました

AWSインテグレーション機能で連携したEC2ホストを、自動退役できる機能を追加しました。 この機能を有効にすると、インスタンスの削除を行った際に、Mackerel上で自動で退役処理が実行されます。 設定方法は、AWSインテグレーション設定画面にて 自動退役を有効にする にチェックを入れてください。 すでに登録されているAWSインテグレーションの設定では、無効となっています。新規に登録される場合は、デフォルトで有効となります。

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EC2 にのみ設定可能な機能ですので、それ以外のAWSサービスを合わせてご利用の場合は、ご注意ください。

API からロールの登録・削除が可能になりました

APIからロールの登録・削除が行えるようになりました。詳細は以下をご覧ください。

mackerel.io

この機能は、Mackerel開発チームのエンジニアの指導の下、はてなサマーインターン2018に参加しているインターン生が開発した追加機能です! インターン生の中では最速のリリースでした。

developer.hatenastaff.com

Mackerel が公式に提供している golang client である mackerel-client-go も対応しています。

アラートグループの通知にアラート詳細情報を追加しました

Slackなどに投稿される通知内容に、アラートグループに含まれる一部詳細情報が表示されるようになりました。 グループ内の最大3件のアラート詳細が表示されます。 ぜひ通知をオンにして、表示を確認してみてください。

アラートグループはまだまだ新しい機能なので、使い勝手についてのフィードバックやご要望などもぜひお寄せください。

mackerel.io

mackerel-plugin-postgres にて AWS Aurora PostgreSQL が監視できるようになりました

mackerel-agent-plugins v0.51.1 のリリースにて、mackerel-plugin-postgres にて AWS Aurora PostgreSQL をサポートしました。

github.com

check-smtpを追加しました

go-check-plugins v0.22.0 のリリースにて、check-smtp を追加しました。 check-tcpでも smtp の接続を確認する機能がありますが、より smtp に特化した機能となっています。

github.com

Pull Request をくださったコントリビューターのみなさま、ありがとうございました!

メトリックのインクリメンタルサーチの速度が向上しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

アップデート情報です。

メトリックのインクリメンタルサーチの速度が向上しました

監視ルール設定の詳細設定画面で [監視対象] - [メトリック] のテキストボックスにキーワードを入力すると、すべてのメトリックから監視ルールに利用したい該当のメトリックを検索することができます。今回の改修によって、その検索速度が大幅に改善されました。この改善は7/18(水)データベースメンテナンスによって実現が可能になったものです。

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itamae-plugin-recipe-mackerel-agent にて plugin-registry のプラグインを自動インストール可能になりました

itamae-plugin-recipe-mackerel-agent において、 plugin-registry のプラグインを自動的にインストールすることが可能になりました。 この機能の利用にはmkrコマンドのインストールが必要となります。

github.com

itamae-plugin-recipe-mackerel-agent は、itamae で mackerel-agent をインストールするためのレシピを gem としてリリースしたものです。 itamae を使って mackerel-agent のインストールがより手軽になります。

plugin-registry はユーザが作成した便利なプラグインが登録された公式プラグインレジストリです。プラグインレジストリに登録されたプラグインは、mkr plugin install <plugin_name> という形式でインストールできます。

mackerel-plugin-mssql をリリースしました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

今回のリリースでは、Windowsに関する2つのリリースがあります! Windowsユーザーの方はぜひ詳細をご確認ください。

それでは、アップデート情報です。

mackerel-plugin-mssql をリリースしました

Microsoft SQL Server を監視するためのメトリックプラグイン mackerel-plugin-mssql をリリースしました。 このプラグインはWindows用のインストーラー(msiファイル)に同梱されたWindows専用のプラグインです。 ご利用の際は、最新のmsiファイルをダウンロードし、アップデートを実施してください。

プラグインの使い方や詳細については以下 README をご覧ください。

github.com

Windows用のmackerel-agentに自動退役機能を追加しました

Windowsサーバーでシャットダウン処理を実行した際に、自動でMacekrelからの退役処理を行う機能を追加しました。

設定方法は以下のリンクをご覧ください。

mackerel.io

パブリッククラウドの機能を利用してサーバーをシャットダウンする場合などに、正常に自動退役の処理が実行されない場合があります。

  • OS標準のシャットダウンプロセスが実行されない場合
  • 自動退役処理の実行中にネットワーク接続が不可となった場合

など

運用を開始される前に、まずはお使いの環境で想定の通り自動退役が実行されることをご確認ください。

mackerel-plugin-mysql のメトリック値の算出方法を改善しました

mackerel-plugin-mysql の MySQL innodb Transactions メトリックの値の算出方法を改善しました。 この修正は、MySQL5.6.4 以降が対象となります。

Amazon Linux 2 正式版に対応しました ほか

こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

先日、サポートエンジニアNight vol.3 というイベントに同じく CRE の井上(id:a-know)が登壇しました。 サーバー監視サービスならではの技術的に学びの深かった問い合わせケースの紹介もあり、Mackerelのサポートの裏側が垣間見える発表でした。

techplay.jp

それでは、アップデート情報です。

Amazon Linux 2 正式版に対応しました

以下ヘルプページに記載のワンライナーにてインストールいただくことができます。

mackerel.io

正式版への対応に伴い、cookbook-mackerel-agent 3.1.0 をリリースしました。Amazon Linux 2 正式版に Chef 経由で mackerel-agent を導入できます。なお、こちらの cookbook は Chef 14.3.36 以降にてご利用ください。

また、Amazon Linux 2 正式版のリリースに伴い、各種プロビジョニングツールでも Amazon Linux 2 正式版対応のためのアップデートが行われているものがあります。プロビジョニングツール側のアップデート対応なども、必要に応じて行っていただくことをお勧めします。

【8/13(月) 〜 8/15(水)】お盆休みのお知らせ

8/13(月) 〜 8/15(水)の日程で、Mackerelのサポート窓口はお盆休みをいただきます。 この期間中は、サポート窓口の対応(障害の発生など、緊急のものを除きます)をお休みさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。