メトリックエクスプローラーにて高カーディナリティなメトリックの探索性を向上しました ほか4件のアップデート

こんにちは!Mackerel チーム CRE の須藤(id:do-su-0805)です。今回のアップデート内容をお知らせいたします。

メトリックエクスプローラーにて高カーディナリティなメトリックの探索性を向上しました

メトリックエクスプローラーは、ラベルによる絞り込みを利用してラベル付きメトリックを探索できる機能です。 従来は、ラベルの絞り込み対象は選択肢として表示されたものが利用可能でしたが、対象のメトリックにおけるラベルのカーディナリティが高い場合に利用したい値が選択肢が表示されず、絞り込めない問題が発生しておりました。

このようなケースでも確認ができるように、2つ目以後の絞り込み条件についてはコンボボックスへ変更し、出力された選択肢以外にも手動での入力が可能になりました。

cpuの選択肢として存在しないcpu2を手動入力後にEnterを押して検索する例
最初の絞り込み条件については、従来どおり表示できた選択肢のみが利用可能です。

トレース・スパンの時刻に関する表示がミリ秒まで含めて示されるようになりました

トレースやスパンの一覧や詳細を確認した際の「発生日」やstartTimeUnixNanoなどの時刻に関する出力が、ミリ秒まで含めて表示されるようになりました。

矢印で示した箇所での時刻表示がミリ秒まで含まれている様子

APMの統計情報をエクスポートした際のファイル名や内容に表示期間が含まれるようになりました

APM機能の「HTTPサーバー」タブや「データベース」タブでは、表示されている内容をエクスポートできます。 しかしながら、ファイルとしてエクスポートした際に、ファイル名や内容にエクスポート対象となる期間が含まれていないため、後で見返してもいつのものかわからないという問題がありました。

この問題を解決するため、以下2点の変更を行いました。

ファイル名については、固定(例:apm-http-server-stats.json)だったものを、対象期間を示す日付サフィックスを追加し、apm-http-server-stats_20260325T000000Z_20260325T235959Z.json のような形に変更します。この例では、2026/3/25 00:00:00(UTC) から、2026/3/25 23:59:59(UTC)が対象になります。

ファイルの内容については、JSON形式でエクスポートする場合に限り、従来は { [{ "route": "POST /query-range", ... }] } のように配列が応答されていましたが、period に期間、stats に従来の配列要素が格納された形に変更されます。

{
  "period": { "from": "2026-03-25T00:00:00.000Z", "to": "2026-03-25T23:59:59.000Z" },
  "stats": [{ "route": "POST /query-range", ... }]
}

なお、TSV形式でクリップボードにコピーしたり、CSV形式あるいはJSON Lines形式でダウンロードした際は、ファイル名のみ変更され、ファイルの出力内容についての変更はありません。

mackerel-container-agentの動作環境として Kubernetes 1.35を追加しました

mackerel-container-agentの動作環境として、Kubernetes 1.35を追加しました。
動作確認としてはAmazon EKS上で実施しております。また、Windowsコンテナについては動作対象外となります。

ご利用方法などは、以下ヘルプをご参照ください。

mackerel.io

【予告】SAML認証を利用したログインセッションの有効期限として、SessionNotOnOrAfterに設定された期限を利用するようにします

SAML認証を利用したログインセッションにおいて、従来は固定で24時間を有効期限として利用しておりました。今後は、IdPから送信される認証レスポンスにSessionNotOnOrAfterが含まれている場合はその期限を、含まれていない場合はデフォルトの24時間を期限として利用するようになります。

SAML認証の利用には上位プランの契約が必要です。上位プランについては、上位オプションプラン - Mackerel(マカレル): 始めやすくて奥深い、可観測性プラットフォームをご覧ください。