こんにちは。Mackerel チーム CRE の西山(id:tukaelu)です。今回のアップデート内容をお知らせします。
- グラフアノテーションの追加がわかりやすくなりました
- 通知チャンネルの一覧でChatworkのAPI Tokenを表示しないようにしました
- mackerel-plugin-dockerでコンテナ再起動時にCPU使用率が一時的に急上昇する問題を修正しました
- URL外形監視のTLSサポートバージョンがTLS1.2以上に変更になりました
- Mackerel Drink Up #11 Tokyo を9月26日(火)に開催します!
グラフアノテーションの追加がわかりやすくなりました
サービスメトリックとロールのグラフに任意の情報を書き残すことができる、グラフアノテーションはご存知でしょうか。
名前は知りつつも、どこから設定できるのか迷ってしまうこともしばしばあったのではないかと思いますが、今回のアップデートでグラフアノテーションが設定可能な位置にカーソルオーバーさせると、以下のようなグラフアノテーションのアイコンを表示するように改善しました。
実際のWebコンソール上では次のように表示がされるので、より設定しやすくなったかと思います!
グラフアノテーションは、グラフをベースに振り返る際などにとても便利な機能です!ヘルプを参考に、ぜひご活用ください。
通知チャンネルの一覧でChatworkのAPI Tokenを表示しないようにしました
通知チャンネルの一覧で、これまでは登録されているChatworkのチャンネルには Room ID と API Token が表示されていましたが、セキュリティの観点から API Token については表示しないように改善しました。
少しでも安心・快適にお使いいただけるよう、引き続き改善を進めてまいります。
mackerel-plugin-dockerでコンテナ再起動時にCPU使用率が一時的に急上昇する問題を修正しました
mackerel-plugin-dockerプラグインの監視対象のDockerコンテナが再起動された際に、実際のCPU使用率と異なりグラフ上でCPU使用率が一時的に急上昇したように表現される問題がありました。 今回の修正 (v0.78.4) で再起動によるカウンタのリセットを検知して、適切なメトリックを取得するように改善しています。
詳しくはプルリクエストをご確認ください。
URL外形監視のTLSサポートバージョンがTLS1.2以上に変更になりました
MackerelのURL外形監視がサポートするTLSのバージョンを1.2以上に変更いたしました。
以前に告知したとおり、TLS1.0およびTLS1.1には深刻な脆弱性が報告されており、2021年3月勧告のRFC 8996で正式に廃止されて使用非推奨となっています。
多くのOSやブラウザにおいても、TLS1.0およびTLS1.1については非推奨の扱いとなっているため、Mackerelでも同様の対応をいたしました。
TLS1.2以上の暗号化通信については、これまでどおりサポートを継続しておりますのでご安心ください。
Mackerel Drink Up #11 Tokyo を9月26日(火)に開催します!
先日にお知らせをしておりましたが、いよいよ来週9月26日(火)に「Mackerel 徹底使いこなし術」をテーマにDrink Up #11を開催します。
Mackerelチームから、実際にMackerelを開発しているアプリケーションエンジニアと、元々SREとして活躍していたCREメンバーの2名が登壇いたします。
イベントにご参加いただくには、Mackerelをご利用いただいている必要がありますが、Freeプランでのご利用でも大歓迎です! Mackerelの導入を検討している、どのようなサービスか少し気になるという方も、ぜひFreeプランにご登録の上でご参加ください。
なお参加のお申込みは、以下のconnpassのページからお願いいたします。