以下ブログ記事にてお知らせしておりましたAWSインテグレーション メトリック数の過剰カウントついて、全クラウドインテグレーションに対象を広げ、影響範囲の調査を進めてまいりました。調査が完了しましたので、結果をお知らせさせていただきます。前回のお知らせより、影響範囲が変更となっております。
本件の詳細と今後の対応についてお知らせいたします。
事象
クラウドインテグレーションにて登録された一部ホストにおいて、実際に確認できるメトリックより多くメトリック数がカウントされておりました。 これにより、1ホストあたりのメトリック数上限(スタンダードホスト:200メトリック、マイクロホスト:30メトリック)を超過した場合に、実際の利用に対し多く請求が発生していた可能性がございます。
発生日時
- 2019年2月以降から発生
影響範囲
以下クラウドインテグレーションにて登録されたホスト
- AWSインテグレーション WAF
- AWSインテグレーション Redshift
- AWSインテグレーション Step Functions
- Google Cloud インテグレーション Compute Engine
- Google Cloud インテグレーション App Engine
現在の状況
- 根本対策となる、メトリックが過剰カウントとならないための対応を 2022年4月11日 にリリースいたしました。
- AWSインテグレーション、Azureインテグレーション、Google Cloud インテグレーションにて同様の事象の発生状況について調査が完了しております。
- 全期間において本事象の影響を受けたオーガニゼーションの調査が完了しております。
原因
- 影響範囲に記載のクラウドインテグレーションによるメトリック投稿の際、一部のメトリックを重複して投稿しており、課金処理にてメトリックが重複してカウントされておりました。
今後の対応
- 2022年4月分(2022年5月月初)のご請求に関しては、誠に恐れ入りますが重複分を含む形での請求とさせていただきます。
- 本事象の影響を受けたオーガニゼーションについて、個別での返金対応を進めさせていただきます。
- 返金対応については、今後個別にてご連絡をさせていただきます。
ユーザーの皆様にはご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
今後はさらなるサービス品質向上に努めてまいりますので、引き続きMackerelをご愛顧くださりますよう宜しくお願い申し上げます。