カスタマイズしたグラフでoffset関数を追加・agentのプラグインにて実行ユーザが指定できるように

7月24日に July Tech Festa 2016 というイベントが開催されます。

はてなもスポンサーとなっており、当日はディレクタのSongmuも登壇する予定です。

ご来場の際はぜひお声がけください。

今週のアップデートです。

カスタマイズしたグラフでoffset関数を追加

カスタマイズしたグラフに使える関数にoffsetを追加しました。

offsetは指定したメトリックに定数を加算する関数です。

たとえば 10,000から10,100 までのような大きな値のわずかな範囲で上下するグラフの差分を際立たせたい場合があります。 そのようなときに、offset(metric, -10000)とすることで基準点となる10000を除いたグラフを描画することができます。

カスタマイズしたグラフについて、詳しくは下記のヘルプを参照してください。

mackerel.io

mackerel-agentのプラグインにて実行ユーザを指定できるように

mackerel-agent 0.32.1 をリリースしました。

プラグイン実行時のユーザを指定できるようになりました。

[plugin.metrics.example]
command = "/path/to/example"
notification_interval = 10
user = "mackerelio"

のように指定することで、プラグインが指定したユーザで実行されます。

mysqlプラグイン-metric-key-prefix オプション対応

mackerel-agent-plugins 0.21.2 をリリースしました。

mackerel-plugin-mysql にて-metric-key-prefixを指定できるようになりました。 これにより、1台のサーバに複数のmysqlが稼働している場合に、-metric-key-prefix を用いてそれぞれ別のメトリックとしてグラフ描画されるようになります。

mackerel-agent-plugins のその他の変更は下記のとおりです。

  • mackerel-plugin-mysql: -metric-key-prefix オプション対応
  • いくつかのpluginのREADMEを修正

チェック監視の実行間隔を指定できるようになりました

7月になりました。

2016年もまだまだあと半年あります。後半もMackerelの機能開発は続きます!

今週のアップデートです。

チェック監視の実行間隔を指定できるようになりました

mackerel-agent 0.32.0 をリリースしました。

configファイルの設定項目に check_interval を追加し、これまで1分間隔だったチェック監視の実行間隔を任意に指定できるようになります。

以下のようにチェック監視のconfig設定に追記してください。

[plugin.checks.ssh]
command = "ruby /path/to/check-ssh.rb"
notification_interval = 60
max_check_attempts = 3
check_interval = 5

check_intervalの初期値は1(分) で、設定可能な値は1~60となります。範囲外の値が設定された場合は、1以下の場合は1、60以上の場合は60として扱われます。

チェック監視について、詳しくはヘルプをご覧ください。

mackerel.io

グラフ定義に#ワイルドカードを含む場合の表示仕様が変わりました

グラフ定義にワイルドカード#を含んだ場合、その部分は下の画像のようにグラフ表示時にグループ名として扱われます。

このとき、実際に送られてきたメトリックのグループが1種類しかない場合、これまではグループとして表示されませんでした。

今回のアップデートで、メトリックのグループが1種類でもグループ名が表示されるようになります。

カスタムメトリック名とワイルドカードについては以下のヘルプをご覧ください。

mackerel.io

連続リリース100週目!ダッシュボード生成ツールをリリースしました・ユーザーグループ発足

Mackerelでは毎週リリースを継続していて、年末年始とGW以外、欠かさず新機能のリリースを続けています。

今週で、その連続期間が100週に達しました!!

これもユーザの皆さんのご支援やフィードバックの賜物です。

引き続き機能改善を続けてまいりますので、よろしくおねがいします。

ダッシュボード生成ツールをリリースしました

mkr 0.11.1 をリリースしました。

mkrでは定義ファイルからカスタムダッシュボードを自動生成する dashboardsサブコマンドを新しく追加しました。

ダッシュボードに貼り付けたいホストやグラフの定義をYAMLで記述すると、それを元にmkrがカスタムダッシュボード用のmarkdownを生成し、ダッシュボードAPIを使ってMackerelに登録します。

詳しくは以下のヘルプをご覧ください。

mackerel.io

aws-ec2-ebs のグラフ定義が変わります

mackerel-agent-plugins 0.20.2 をリリースしました。

aws-ec2-ebsのメトリック名にワイルドカードを使うようになりました。 これにより、以前のバージョンとメトリック名の互換がなくなりますのでご注意ください。

mkrと mackerel-agent-plugins の更新内容のまとめは以下となります。

mkr 0.11.1

  • ダッシュボード生成ツールの追加
  • update コマンドにロール情報を上書きする -o オプションの追加

mackerel-agent-plugins 0.20.2

Mackerelユーザーグループ発足のお知らせ

ミートアップでもお伝えしていましたが、Mackerelユーザの皆さんが発起人となり、ユーザーグループが発足しました。

それに伴い、新しくブログが開設されました。

Mackerel User Groupのブログを開設しました! & いくつかのおしらせ - Mackerel User Group

また、ユーザーグループによるイベントも企画されています。

Mackerel User Group Meeting Vol.1 - connpass

ユーザーグループ用のSlackチームも運用がはじまっており、下記URLよりどなたでもご参加できます。

https://mackerel-ug-slackin.herokuapp.com/

ぜひご参加いただき、意見交換などにご利用ください。