こんにちは。Mackerelチーム CRE の三浦( id:missasan )です。今回のアップデート内容をお知らせします。
- check-mysql の通信を暗号化できるオプションを追加しました
- MySQLのバージョンによって取得できていなかったメトリックを取得できるように修正しました
- Amazon Aurora PostgreSQL互換インターフェースへの対応を行いました
check-mysql の通信を暗号化できるオプションを追加しました
go-check-plugins v0.40.0 にて check-mysql に以下3つのオプションを追加しました。 これらのオプションにより、プラグインとデータベース間の通信を暗号化することができます。
--tls
Enable TLS connection--tls-root-cert
The root certificate used for TLS certificate verification--tls-skip-verify
Disable TLS certificate verification
詳細は以下をご覧ください。
MySQLのバージョンによって取得できていなかったメトリックを取得できるように修正しました
mackerel-agent-plugins v0.68.0 にて mackerel-plugin-mysql でMySQLのバージョンごとの差異によって取得できていなかったメトリックが取得できるよう修正を行いました。
修正点は以下の通りです。
- MySQL 5.7 で、InnoDBのステータス情報の形式が変わっており取得できていなかった
pending log flushes
の行をパースできるようにしました。 - MySQL 5.6、MySQL 5.7、MySQL 8.0 で、InnoDBの非同期IOのステータスが取得できなくなっていたのを修正しました。
Amazon Aurora PostgreSQL互換インターフェースへの対応を行いました
mackerel-agent-plugins v0.68.0 にて mackerel-plugin-postgres にAmazon Aurora PostgreSQL互換インターフェースに対応する変更を行いました。
詳細の変更点については以下をご覧ください。
今回も、コントリビュートいただいた皆様、ありがとうございました!