こんにちは。Mackerelチーム CRE の井上( id:a-know )です。今回のアップデート内容をお知らせします。
AWSインテグレーションにより Billing(請求)情報の監視をできるようにしました
2020-11-20 追記
現在、AWS側のBudgetに対して一定以上の長さの名称を設定している場合に、「Mackerelにホスト登録はおこなわれるが、グラフが投稿されない」という事象が発生することを確認しています。
事象の解消に向けて確認・検討を進めておりますので、ご迷惑をおかけいたしますが、ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
追記ここまで
AWSインテグレーションにより Billing(請求)情報の監視をできるようにしました。AWS アカウントに対する請求および予算のメトリックを可視化・監視できます。AWS Organizations を使用して一括請求を行っている場合は、メンバーアカウントごとの請求額もメトリックとして取得されます。1マネジメントアカウント = 1マイクロホストとして換算します。
ホスト名には Account ID が使用されます。また、Budgets の名称がメトリック名の一部として使用されますが、Mackerelのメトリック名称として日本語等は使用不可能な文字であるため、そうした文字列が Budgets の名称として含まれている場合、その文字は以下のようにエンコードされます。
その他、詳細については以下のヘルプページを、
AWSインテグレーションの設定方法については以下のヘルプページを参照してください(既存のIAMロールを利用される場合は、AWSBudgetsReadOnlyAccess
ポリシーの追加設定が必要です)。
さまざまなインフラリソースの状況だけでなく、こうした課金情報についても Mackerel で集約・監視したい、というご要望は以前から根強くいただいていたものでした。今回はそれを受けてのリリースとなります。ぜひご活用ください!
AWSインテグレーション・SQS連携において、キューが1000件以上登録されている場合に対応しました
AWSインテグレーション・SQS連携では、これまでは上限として1000件までしか連携することができませんでしたが、今回のアップデートにより全てを連携することができるようにしました。
この上限に当たるようなユースケースは特殊な例かとは思いますが、もしこれに該当する場合にはぜひご確認ください。