AWSインテグレーションがECSに対応しました ほか

Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

先日、2019年2月にMackerel コンテナエージェント のパブリックベータ版がリリースされました。 コンテナ監視への関心が高まっている中、AWSインテグレーションが ECS に対応しました。この機能によって、ECSのクラスターやサービスのメトリックも Mackerel 上で統合して確認することができます。ぜひ、コンテナエージェントと合わせてご活用ください。

また、今週は多数のOSSアップデートがあります。コントリビューターのみなさま、ありがとうございました!

それでは、今週のアップデート情報です。

AWSインテグレーションがECSに対応しました

取得できるメトリック詳細、および課金のカウント方法は以下ヘルプページを参照ください。

mackerel.io

[go-check-plugins] check-ping を追加しました

go-check-plugins v0.29.0 にて check-ping を追加しました。check-ping -H 127.0.0.1 -n 5 -w 100のように指定して実行できます。 このプラグインをご利用いただくと、Mackerelエージェントがインストールできないネットワーク機器などに対しても死活監視を実施できます。

詳しい設定方法は以下、README を参照ください。

github.com

[go-check-plugins] check-ntservice で除外するサービス名を指定できるオプションを追加しました

go-check-plugins v0.29.0 にて check-ntservice に除外するサービス名を指定できるオプション --exclude-service を追加しました。

github.com

[go-check-plugins] check-ntpoffset に NTP 上位 stratum と正しく同期されているかをチェックするオプションを追加しました

go-check-plugins v0.29.0 にて check-ntpoffset に NTP 上位 stratum と正しく同期されているかをチェックするオプション --check-stratum を追加しました。

github.com

[go-check-plugins] check-http で http proxy を指定するオプションを追加しました

go-check-plugins v0.29.0 にて check-http に http proxy を指定するオプション --proxy を追加しました。これまでも、環境変数にて指定できましたが、コマンドラインオプションで表現できるため、より使いやすくなりました。

github.com

[mkr] mkr monitors がサービスメトリックの途切れ監視の閾値設定に対応しました

mkr v0.36.0 にて mkr monitors コマンドがサービスメトリックの途切れ監視の閾値設定に対応しました。

github.com

4月23日(火)〜4月25日(木)ガートナー コンファレンス 2019 に出展します!

4月23日(火)〜4月25日(木)に八芳園本館にて開催される「ガートナー ITインフラストラクチャ、オペレーション&クラウド戦略コンファレンス 2019」に出展いたします。

会場にお越しの際は、ぜひMackerelブースまで足をお運びください。

gartner-em.jp

開催概要

サービスメトリックの送信が途切れたことを監視できるようになりました ほか

Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

これまでユーザーのみなさまからのご要望も多かった、サービスメトリックの途切れ監視機能がリリースされました。

サービスメトリックは、Mackerelエージェントを介さずにAPIを使ってメトリック投稿ができるので、いろいろなケースに活用をいただいています。このリリースで、気づいたらメトリック投稿が止まっていたというようなことがないよう、サービスメトリックが途切れた際に検知ができるようになりました。

それでは、今週のアップデート情報です。

サービスメトリックの送信が途切れたことを監視できるようになりました

Mackerelでは、サービスメトリックAPIを利用して、外部サービスやアプリケーションから、特定のサーバーとは直接紐付かないメトリックを投稿し、可視化することができます。 投稿方法には、直接APIを叩いたり、fluentdでサービスメトリックを投稿する方法などがあります。

サービスメトリックの途切れ監視は、このサービスメトリックを投稿する処理がなんらかの理由で途切れていることを検知する仕組みです。

これまでもユーザーの方より、サービスメトリックの投稿に利用していた fluentd が停止しておりサービスメトリックが送られていなかったが、このことに気がつくのに数日間かかった、などのお問い合わせをいただいておりました。途切れ監視を設定いただくことで、そのような状況を検知できるようになりました。

設定方法

監視ルールの設定画面で、サービスメトリック監視タブから、またはすでに設定されているサービスメトリック監視ルールの編集画面にて設定することが可能です。

f:id:mackerelio:20190322182126p:plain

グラフボードの式グラフで凡例を表示するよう変更しました

サービス詳細画面から作成できるグラフボードに式グラフを表示した際に、以下のようにグラフ下部に凡例が表示されるよう変更しました。

f:id:mackerelio:20190325142134p:plain

mkr v0.35.1 をリリースしました

こんにちは。Mackerelチーム CREの id:a-know です。

だいぶ暖かくなってきましたね。私の通勤経路にある桜の木にも、ちらほらと花がつきはじめる様子が目に見えてわかるようになってきました。それでは、今週のリリース内容をお知らせします。

mkr v0.35.1 をリリースしました

Mackerel のコマンドラインツール、mkr のバージョン 0.35.0 に以下のようなバグが含まれていた点を 0.35.1 で修正をしました。

  • hosts サブコマンドの --status オプションへの指定内容が反映されない。

手元のPCにインストールされているものや、定期的に実行しているスクリプトで利用しているような mkr のバージョンについて、念の為、ご確認いただけたらと思います。

github.com

ロール内異常検知をリリースしました ほか

Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

先週末は、たくさんの方にMeetupにお越しいただきありがとうございました!楽しんでいただけましたでしょうか。開催レポートももうすぐ公開予定ですので、こちらも楽しみにお待ちください。

先週はついに、機械学習を用いたロール内異常検知もリリースしました。5月に予定されている正式リリースまでの期間は無料キャンペーンとして、ロール内異常検知の機能を無料でお試しいただけます。ぜひご利用いただき、さまざまなフィードバックをお寄せください!

それでは、今週のアップデート情報です。

ロール内異常検知をリリースしました(無料キャンペーン中)

機械学習を用いた、ロール内異常検知の機能(ベータ版)をリリースしました! 以下に使い方についてもまとめています。ぜひご覧ください。

mackerel.io

より詳細なヘルプは以下をご覧ください。

mackerel.io

無料キャンペーンを実施します!

ベータ版での提供期間中は、ロール内異常検知の機能を無料(追加料金なし)でお使いいただけます。(ロール内異常検知は「Standard」「Trial」プラン向けの機能です。)ぜひ、無料期間中にさまざまな環境でロール内異常検知の機能をお試しください。 新機能に関する、みなさまからのたくさんのフィードバックをお待ちしています!

なお、5月に予定の正式リリース以降、ロール内異常検知の設定を有効にしている環境については、自動で有料へと切り替えとなります。

ヘルプなどMackerelのドキュメントをオープンソースとして公開しました

ヘルプやMackerelのドキュメントをオープンソースとして公開しました。

github.com

以下のような、ヘルプやFAQについて修正箇所がある場合は、pull request を受け付けています。 日本語のみや日本語での pull request も可能です。

mackerel.io

みなさまからの pull request お待ちしています!

check-log プラグインがログの読み込みタイムアウトに対応しました

go-check-plugins v0.28.0 にて、check-log プラグインがログの読み込みタイムアウトに対応しました。 これまでは、ログの読み込み中にタイムアウトが発生すると、エラーになる場合がありましたが、この改善により途中でタイムアウトが発生した場合でもログを正常に扱えるようになりました。

なお、Mackerelエージェント設定ファイル内のcommand設定が配列指定となっていない場合(文字列指定の場合)、環境によってはタイムアウトを正常にハンドリングできない可能性がありますため、command設定を配列指定とすることを推奨いたします。

3月12日(火) クラウドポータル x SIOS Coati x Mackerel 運用監視ソリューションセミナー開催!

東京にて、株式会社はてな、サイオステクノロジー株式会社、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の3社が合同でセミナーを開催します。

AWSの導入はしたけど、運用に課題がでてきた、そんな企業様の声を多く聞きます。運用そして監視をできるだけ自動化させて、AWSを確実に軌道にのせる運用管理ツールを一気にご紹介! はなてのMackerel、サイオステクノロジーのSIOS Coati、ソニーネットワークコミュニケーションズのマネージドクラウドポータルで実現するAWS運用管理のベストプラクティスを分かりやすく解説するセミナーです。

開催概要

  • 開催日時:2019年03月12日(火) 15:00~17:30 (14:30 受付開始)
  • 場所:秋葉原UDX 4F Next-2 (秋葉原駅徒歩2分) [MAP]
  • 受講料:無料
  • 共催:サイオステクノロジー株式会社、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社、株式会社はてな

お申し込みはこちらから

www.bit-drive.ne.jp

3月15日(金)実践DevOpsハンズオン 〜AWSとMackerelで構築する安心・安全なDevOps環境〜 開催!

3月15日(金)渋谷ヒカリエにて、クラスメソッド株式会社、株式会社はてな 2社の共同ハンズオンセミナーを開催します。

AWSパートナー制度においてDevOpsコンピテンシーの認定を取得したはてな(Mackerel)とクラスメソッドが、ハンズオンを通じてMackerelとAWS Codeシリーズを組み合わせたCI/CDパイプライン環境の構築方法を解説いたします。 この機会に、モニタリングとCI/CDパイプラインを組み合わせた最新のDevOps環境をぜひ体験してみてください。

開催概要

  • 開催日時:2019年3月15日(金) 14:00~16:30 (13:30 受付開始)
  • 場所:渋谷ヒカリエ11階スカイロビー Hikarieカンファレンス Room C [MAP]
  • 定員:20名
  • 受講料:無料
  • 共催:クラスメソッド株式会社、株式会社はてな

お申し込みはこちらから

go.pardot.com

mkr wrap コマンドで cron などのバッチジョブを監視できるようにしました ほか

Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

いよいよ、Mackerel Meetup #13 Tokyo が今週末3月1日(金)に迫りました。LT枠も増枠しています。まだ1名枠空きがありますので、ぜひご応募ください!一般枠もまだ空きがあります。今週金曜日は、Meetupで乾杯しましょう!

mackerelio.connpass.com

それでは、今週のアップデート情報です。

mkr wrap コマンドで cron などのバッチジョブを監視できるようにしました

mkr v0.35.0 にて、mkr wrap コマンドで cron などのバッチジョブを監視できるようにしました。 % mkr wrap -- /path/to/your-batch ... のようにしてコマンドを実行すると、コマンドがゼロ以外を返して終了した場合に、Mackerel上にアラートを発生させます。

詳細は、以下ヘルプページをご覧ください。

mackerel.io

mkr check run コマンドで check プラグインの動作を確認できるようにしました

mkr v0.35.0 にて、mkr check run コマンドで mackerel-agent.conf に指定されている check プラグインの設定および動作を確認できるようになりました。

% mkr checks run のようにコマンドを実行すると、以下のような結果が表示されます。

ok 7 - load
  ---
  command: ['check-load -w 2,2,2 -c 5,5,5']
  status: OK
  stdout: 'LOAD OK: load average: 0.06, 0.03, 0.05'

チェックに失敗した場合ゼロ以外で終了します。

mackerel-plugin-mongodb に source オプションを追加しました

mackerel-agent-plugins v0.55.0 にて、mackerel-plugin-mongodb に -source オプションを追加しました。plugin実行時に -source=<authenticationDatabase> を指定することで、ユーザー認証時に指定したデータベースを選択できるようになりました。

github.com

mackerel-plugin-php-fpmに socket オプションを追加しました

mackerel-agent-plugins v0.55.0 にて、mackerel-plugin-php-fpmに -socket オプションを追加しました。このオプションによって、UNIXドメインソケットやTCPサービスを経由してメトリックを取得できます。

オプションの詳細な利用方法は、以下READMEをご覧ください。 github.com

AWSインテグレーション Redshift にメトリックを追加しました

AWSインテグレーション Redshift に QueriesCompletedPerSecondなど、新しいメトリックを追加しました。

取得できるメトリックの詳細は、以下ヘルプページをご覧ください。 mackerel.io

コントリビューターのみなさま、ありがとうございました!

Mackerelコンテナエージェント(パブリックベータ)を公開しました ほか

Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

ついにユーザーのみなさま待望のMackerelコンテナエージェント(パブリックベータ)を公開しました!

また、3月1日(金)にサイボウズ様東京オフィスにて Mackerel Meetup #13 Tokyo も開催予定です。コンテナの監視・運用の話題が豊富となる予定です。開発の裏話や、Mackerelコンテナエージェントを活用する際のノウハウなどが聞ける機会ですので、ぜひみなさまご参加ください!

それでは、今週のアップデート情報です。

Mackerelコンテナエージェント(パブリックベータ)を公開しました

コンテナオーケストレーションプラットフォームを対象にコンテナの監視を行う、Mackerelコンテナエージェントを公開しました。現時点で、以下のコンテナオーケストレーションプラットフォームを対象としています。

  • Amazon ECS
  • AWS Fargate
  • Kubernetes

タスク / Podのサイドカーとして実行し、コンテナごとのCPU、メモリ、ネットワークインターフェースのメトリックをシステムメトリックとして投稿します。 また、取得したメトリックを元に、監視ルールの設定画面にて割合監視を設定することもできます。

Mackerelコンテナエージェントの仕様、セットアップ方法など詳細は、以下ヘルプをご覧ください。

mackerel.io

Mackerelコンテナエージェントは、正式リリースに向け活発に開発を行う段階です。ぜひお試しいただき、たくさんのご意見をお寄せください。 予告なく非互換修正を行うことはございませんが、ご要望に応じて、事前告知をした上で変更を行う可能性があります。

Amazon ECS / AWS Fargate の場合は 1タスク につき 1ホスト、Kubernetes の場合は 1Pod につき 1ホスト としてカウントします。 ホスト台数は過去一ヶ月分の移動平均での算出となります。 詳しくはFAQ・ホスト数の計算方法についてをご覧ください。

※コンテナエージェントによる登録ホストの課金体系は今後変更する予定です。

3月1日(金) Mackerel Meetup #13 Tokyo を開催します!

サイボウズ様東京オフィスのセミナールームをお借りして、 Mackerel Meetup #13 Tokyo を開催します。 Mackerelコンテナエージェントを開発した今井(id:hayajo_77)の発表も予定しています。エージェントの仕様や特徴、その他、設計思想や実装方法などについても解説します。

以下よりお申し込みください。

mackerelio.connpass.com

開催概要

Microsoft Teams を通知チャンネルに追加しました

Mackerelチーム CRE の三浦(id:missasan)です。

今回は、Microsoft Teams をチームのコミュニケーションに活用されているという方々に耳寄りなリリース情報です。

以前から、運用で使っている Microsoft Teams のチャンネルにアラートを通知したいというお声は多く寄せられていました。 今回のリリースで、標準機能として Microsoft Teams への通知をサポートしました。導入もしやすくアラートの内容も見やすくなっています。 ぜひご活用ください!

それでは、今週のアップデート情報です。

Microsoft Teams を通知チャンネルに追加しました

これまで、Microsoft Teams にアラートの通知を連携しようとした場合、Microsoft Teams にて発行したメールアドレス宛てにメール通知するという対応をいただいていました。 この方法でも連携はできていましたが、一部描画が崩れるなど使いにくいというフィードバックをいただいておりました。今回リリースで標準機能として Microsoft Teams への通知を連携することが可能となりました。 描画崩れなど視認性についての問題も解消されています。

設定は、通知チャンネル設定画面にて実施いただけます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mackerelio/20190207/20190207161154.png

アラートが発生した際は以下のように表示されます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mackerelio/20190207/20190207172325.png

詳細はヘルプをご覧ください。 mackerel.io

ご活用いただいたご感想・フィードバックをお待ちしております。