今週はユーザグループ主催によるイベントで行われたLTが話題になっていましたね。
イベントの詳細についてはこのエントリの最後にお知らせしています。
今週のMackerelアップデートです。
AWSインテグレーションで取得対象をタグで絞り込めるようになりました
AWSインテグレーションにて、メトリックの取得対象をタグによって絞り込めるようになりました。
これにより、開発環境で使用しているサービスは取得対象から除外するなど、効率的な管理ができるようになります。
AWSのタグで絞り込むには、各サービスのタグを取得するAPIに対する権限が必要になります。 ポリシーを確認し、以下のアクションを行えるかどうか確認してください。
- elasticloadbalancing:DescribeTags
- rds:ListTagsForResource
- elasticache:ListTagsForResource
これらのAPIにて各製品のARNを指定する時にアカウントIDが必要なため、以下のアクションに対する権限も必要になります。
- 連携ユーザーに対する iam:GetUser
特に、AWS管理ポリシーである AmazonElastiCacheReadOnlyAccess では elasticache:ListTagsForResource アクションを行うことができませんので、ElastiCacheをタグで絞り込む場合はポリシーを付与する必要があります。
ポリシーの付与は、Inline Policiesにて行ってください。
詳しくはヘルプをご覧ください。
【実験的機能】式による監視ができるようになりました
監視ルールに式を指定できるようになりました。
これにより、特定のロールメトリックの平均値や、1週間前の値と現在の値の差分値など、柔軟な値を監視することができます。
- 監視間隔は5分ごとになります
- 監視項目として設定可能な式は、グラフの系列が1本になるものだけになります
- 式よってメトリック値が取得できない・式が複雑すぎてタイムアウトする、などの場合は、ステータスがUnknownとしてアラートが発生します
- 監視項目の上限数は20です
- Trialプラン及び有料プランでのみご利用いただけます
式に使える関数については、以下のヘルプをご覧ください。
式による監視や、式を使用したグラフについては、より簡単に入力ができるような編集機能の改善に取り組む予定でいます。
この機能は実験的機能としての提供となります。
実験的機能を利用するには以下のヘルプをご覧ください。
【事前予告】チェック監視のアラート通知仕様を変更します
チェック監視は現在、ステータスが変わった場合とメッセージが変わった場合にアラートが通知されます。
これを、ステータス変更時にのみ通知を行い、メッセージ変更時はアラート詳細画面を更新するのみ、という仕様に変更しようと考えています。
監視についての仕様の変更となるため、リリース前に事前のお知らせをさせていただきます。
この仕様変更について、ご意見などありましたらぜひフィードバックをお寄せください。
Mackerel UG Meeting Vol.1 が開催されました
先日発足したMackerelユーザグループ主催によるイベントが開催されました。
たいへんな盛り上がりをみせ、LTのスライドが話題になったりもしました。
詳細は以下のレポート記事をご覧ください。