こんにちは。Mackerelチーム CRE の西山( id:tukaelu )です。今回のアップデート内容をお知らせします。
- AWSインテグレーションでIAMロールによる認証利用時の権限チェック頻度を変更しました
- mackerel-plugin-fluentdに -workers オプションを追加しました
- cookbook-mackerel-agent のサポート対象の Chef / Ruby バージョンを変更しました
- お盆期間中におけるサポート窓口対応休業について
AWSインテグレーションでIAMロールによる認証利用時の権限チェック頻度を変更しました
AWSインテグレーションでIAMロールによる認証を利用している環境では、メトリック取得時にIAMロールに不必要に強い権限が付与されていないことをチェックしていますが、この実行頻度を増やす対応を行いました。
こちらは先日以下の記事にてお知らせしておりました、AWSインテグレーションの権限チェックを強化するリリースの一環となります。詳細は以下記事をご覧ください。
また今回の対応により、権限チェックによるログがCloudTrailに出力される頻度の増加とあわせて、UnauthorizedOperationエラーが記録されるようになります。 権限チェックは CreateInternetGateway API を dry-run にて実行しており、Mackerelから実際にリソースを作成するようなことはございませんのでご安心ください。
今回のMackerelの変更に伴い、ユーザーのみなさまにはご不便をおかけいたしますが、セキュリティ強化のため、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
mackerel-plugin-fluentdに -workers オプションを追加しました
Fluentdで複数のワーカーを動作させている場合、ワーカーそれぞれのメトリックが取得できるようになりました(デフォルトは1)。
-workers 2 以上を指定して複数ワーカーを監視される場合、メトリック名にワーカーの名前が追加され、これまでのメトリック名と異なりますのでご注意ください。
詳しくは、プラグインのREADMEをご確認ください。
cookbook-mackerel-agent のサポート対象の Chef / Ruby バージョンを変更しました
これまでは Ruby 2.3 以降、Chef 13.x, 14.x をサポートしていましたがEOLを迎えたため、今後のサポート対象は以下となります。
- Ruby 2.6, 2.7
- Chef 16.x
詳しくは、こちらのリポジトリをご確認ください。
お盆期間中におけるサポート窓口対応休業について
以前のお知らせでもご案内してますが、Mackerel公式サポート窓口対応(Mackerel にログインしている状態でヘッダー右上に表示されている「サポートチームへ連絡」からのお問い合わせや、support@mackerel.io 宛へのお問い合わせ対応)について、以下の期間中はお休みをさせていただきます。
休業期間:2021年8月12日(木)〜 2021年8月13日(金)
この期間中にいただいたお問い合わせについては、2021年8月16日(月)以降に順次対応させていただきます。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。