
こんにちは。Mackerel チーム CRE の戸谷(
id:KGA)です。今回のアップデート内容をお知らせします。
- 退役したホストのアラートクローズ時に、OK 通知が送信されるようになりました
- クエリグラフの全画面表示で、表示期間を変更しても系列の選択が保持されるようになりました
- Ubuntu 26.04 LTS (Resolute Raccoon) をサポート対象 OS に追加しました
- 各種プラグインのアップデート
- フロントエンドとバックエンドをトレースでつなぐ方法を解説した記事を公開しました
退役したホストのアラートクローズ時に、OK 通知が送信されるようになりました
先日のお知らせで予告した通り、ホストの退役に伴ってアラートがクローズされた際にも、OK通知が送信されるようになりました。
これまでは、ホストが退役するとそのホストでオープンしていたアラートは自動的にクローズされる一方で、その際に OK 通知は送信されない仕様でした。今回のアップデートにより、退役によるアラートのクローズ時にも OK 通知が送信されるようになり、退役によってアラートがクローズされたことを通知で把握できるようになりました。
本変更に伴い、これまでよりも通知の件数が増える可能性がありますので、あらかじめご承知おきください。
クエリグラフの全画面表示で、表示期間を変更しても系列の選択が保持されるようになりました
ラベル付きメトリックのクエリグラフを全画面表示し、特定の系列だけを選択して表示している状態で表示期間を変更すると、これまでは系列の選択が解除され、すべての系列が表示される動作になっていました。そのため、注目したい系列に絞って表示期間を前後に動かしながら確認したい場合に、期間を変更するたびに系列を選び直す必要がありました。
今回のアップデートにより、表示期間を変更しても系列の選択状態がそのまま保持されるようになりました。これにより、見たい系列に絞ったまま、期間を移動させてグラフを確認できるようになりました。

Ubuntu 26.04 LTS (Resolute Raccoon) をサポート対象 OS に追加しました
mackerel-agent のサポート対象 OS に、新たに Ubuntu 26.04 LTS (Resolute Raccoon) を追加しました。現在の Mackerel の対応環境はヘルプページをご確認ください。
各種プラグインのアップデート
プラグインのリリースを行いましたのでお知らせします。
mackerel-plugin-nginx で TLS 証明書の検証をスキップできるようになりました
mackerel-plugin-nginx に -tls-skip-verify オプションを追加しました。nginx が HTTPS のみでステータスを公開しており、かつ自己署名証明書などを利用している場合、これまではメトリック取得時に証明書の検証に失敗することがありました。本オプションを指定することで、証明書の検証をスキップしてメトリックを取得できるようになります。
本アップデートは、Mackerel ユーザーの
id:sfujiwara さんにコントリビュートいただきました。ありがとうございます!
mackerel-agent-plugins v0.91.0 より利用可能です。
mackerel-plugin-aws-ec2-ebs で CloudWatch の GetMetricData API を利用できるようになりました
mackerel-plugin-aws-ec2-ebs に -use-get-metric-data オプションを追加しました。本オプションを指定すると、メトリックの取得に使用する CloudWatch の API が GetMetricStatistics から GetMetricData に変わります。複数のメトリックをまとめて取得できるため、CloudWatch の API 利用に伴うコストの削減が期待できます。なお、本オプションを利用する際は、IAM ポリシーで cloudwatch:GetMetricData の権限を許可してください。
mackerel-agent-plugins v0.91.0 より利用可能です。
mackerel-plugin-mongodb の動作対象バージョンを変更しました
先日予告した通り、mackerel-plugin-mongodb の動作対象を MongoDB 4.2 以上に変更しました。バージョン 4.1 以前の MongoDB をご利用の場合は、プラグインを更新すると動作しなくなる可能性があるのでご注意ください。
フロントエンドとバックエンドをトレースでつなぐ方法を解説した記事を公開しました
Mackerel APM と OpenTelemetry を使って、フロントエンドとバックエンドを 1 つのトレースで一気通貫に見る方法を解説した記事を公開しました。ユーザーの操作に紐づくコンテキストの伝搬と属性による集計を活用することで、ソースコードを細かく読み解かなくてもパフォーマンスのボトルネックを特定できるプロセスを、ISUCON9 の予選問題を題材にご紹介しています。ぜひご覧ください。